表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編ごちゃまぜ

うちの○○がヤンデレだった件について

作者: しきみ彰

 わたしの名前は物見星香(ものみせいか)

 ちょっとしたことができる以外は、どこにでもいる普通の女子高生だ。


 これは、そんな我が家に彼がきたときの話。


「こんにちは、星香。これからよろしくね」


 そう言って彼は、わたしに囁きかける。

 彼はとても優しかった。


「星香、おかえり」


 そう言って玄関先にはいつもいて、わたしが疲れて帰ってきたらうんと甘やかしてくれる。

 温かくて優しい彼が、わたしは大好きだった。

 だから、気付けなかったの。


「おはよう、星香」


 今日も朝、一緒に起きて階段を降りる。

 まさか、そのとき。




 彼がわたしのことを滑らせる(・・・・)なんて。





 階段から滑り落ちたわたしを見て、彼は嬉しそうに言う。


「これも星香が悪いんだよ?

 俺はこんなにも君と一緒にいたいのに……いつもあいつに浮気ばかりするから」


 でも君は、家の中じゃ俺と離れられないよね?


 その通りだった。全て、彼の計画通りだったのだ。

 わたしは彼の温もりの虜になっていた。


 そして今日も、彼は朝わたしの足元で言う。


「おはよう、星香」


 物見星香。花の女子高校生。

 物の声が聞こえる以外は、至極普通の女の子。




 我が家に来たスリッパは、ヤンデレです……。

タイトル:擬人化してみた。


ヤンデレな○○→スリッパ

彼のセリフのあいつ→ローファー(笑)


※これは作者の実話に基づくフィクションです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ