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紫世界の魔王様  作者: 阿野根の作者
紫世界の子供達
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紫世界の子供達3(五十嵐玲夜)

ナミちゃんから来月の温泉宿決めたからちゃんと休みとるようにいわれたよ。

楽しみだな~。

ゆりカップル宣言したから可愛いよせてあげてブラ買おうかな。

そういう関係ならないだろうけど。


「ナミちゃん~♪」

ひいひいお祖母ちゃんのところに寄ったついでに

ナミちゃんのとこ寄った。

「玲、珍しいな。」

にこりとしてナミちゃんが言った。

隣は守護対象者かな?

「どなたですの?」

可愛い女の子がナミちゃんを見上げて言った。

「オレの幼馴染みで彼女です。」

う~ん、ゆりカップルだけどね。

「え!そんな方がいたんですの?」

その女の子は言った。

この子ナミちゃんの事が好きなのかな?

「ナミちゃんも罪作りだね。」

私は腕を組んで言った。

「オレは玲と恋人同士だからな。」

本当にあんなに可愛いのに関係無いみたいだね。

あの子胸あるねー、巨乳じゃん。

うらやましいな。

「いいな、胸大きくて。」

私は呟いた。


ナミちゃんが女の子をきっちり家まで送るのを待った。

「お茶でも、いかがですか?」

巨乳の女の子が言った。

「いえ、今日は、もう時間ですので上がらせてもらいます。」

ナミちゃんがそっけなく言った。

「梅山さん、あとはよろしくお願いします。」

ナミちゃんは先輩らしき人に言った。

「わかった、全く、忠告無視しやがって...だが、本当に玲さんは美人だな。」

梅山さんは言った。

「ありがとうございます♪」

嬉しいな、胸無いけどね。

「見ないでください、減ります。」

ナミちゃんがおもしろい事を言った。

胸は減るかな?

「減るわけねーだろーったく。」

梅山さんが言った。

「梅山さん、では、お先に失礼します。」

ナミちゃんは梅山さんから私を隠す位置に立った。

「お前なぁ~。」

何か梅山さんが頭抱えてるよ。


梅山さんと別れてナミちゃんと歩いてる。

なんか腰抱かれてるし歩きづらいなぁ。

「ナミちゃん、歩きづらいよ。」

私は言った。

「そうか?じゃあ抱き上げようか?」

ナミちゃんがおもしろいコト言った。

「.....別に良いよ。」

そんな恥ずかしい事嫌だよ。

「来月の休みは取れたのか?」

ナミちゃんが言った。

「うん、取れたよ。」

私が言った。

「桜狼亭を予約したよ。」

ナミちゃんが言った。

ええ?あの人気の宿よく取れたね。

「よく、取れたね、予約。」

ニコニコしちゃったよ。

「リサおじさんのつてかな?」

ああ、リサおじさんって元ブルー・ルリーナの王子だったよね。

「わーい、リサおじさん、ありがとう。」

私は思わず言った。

「オレにお礼言えよ。」

ナミちゃんが言った。

「うん、ありがとう♪」

私は言った。

「身体で返してもらうからな。」

ナミちゃんが妖しく笑った。

マッサージでもしろってことかな?

「お手柔らかにお願いします。」

私、筋力無いもん。

「ま、理性と相談で。」

ナミちゃんが言った。

なんで理性と相談するんだろう?

「そういえば、あの守護対象者のお嬢様、巨乳だねぇ。うらやましいな。」

私もあの半分で良いからほしいな。

「また胸か?玲はそのままで魅力的なのに。」

ナミちゃんが言った。

「う~ん、好きな男の子に中学校の時告白したら、俺、おっぱい星人だから、胸が小さい子は対象外って言われた以来トラウマでさ。」

以来、胸オッキーナとかムネプリンとか試しまくってます。

「そのアホはヤミ討ちした。」

ナミちゃんが言った。

だから余計に避けられたのか。

「まあ、いいや、来月楽しみにしてるね。」

そういって微笑んだらナミちゃんにキスされた。


ゆりカップル宣言したからいいけどさ。

本当にナミちゃんって最近、美青年だよね。

ナミちゃん、女の子なんだから、

間違えないようにしないとね。

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