幕間 とある光の精霊王(仮)の観察(闇の精霊王マーナ)
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阿野根の作者
あたち、最近、闇の精霊王になったマーナなの~、苑夜の背中から力いっぱいもらったらなれたのつおいんだよ~。
小さい闇の精霊たちが闇の領域である森の奥で変なヒトがいるから何とかしてって言われたの、だからきたの~。
「クレハ...........あ.....らし.....会いたい....で.....も、あったら.........。」
森の奥に紫色の短い髪をした、紫色の目の光の塊.....じゃない、光の塊がいたの、光の塊に良くにてるの~、しゃがんでどうしたの?
「大丈夫なの~?調子悪いの~?」
わたちはちかづこうとしたの~。
「く、来るな!....近づくな、闇.....闇の精霊王か?.....女は近づくな。」
何で、女の子は近づいちゃいけないの~。
でも、興奮させるとあぶないから少し離れて観察するの~。
「い、いったか.....精霊王なんてヤバイものが
何で、ここに.......しかも女........子どもができたらどうする。」
子どもなんて、光の塊モドキと作らないの。
「親父が、いつも女に積極的だったのが........何かわかった、この、子どもを作りたい衝動、女見ると........ダメだ、オレには、クレハがいるのに.......だから、お袋と結婚シナカッタノカ..........オレと兄ちゃんがいるのに。」
荒い息なの~、苦しそうなの~。
「なん........とか....なって........何とか押さえ込んでいられるのは、明正和次元での神力修行のおかげか.....。」
苦しそうなの~、死にそうなの?
「何で、オレなんだろうね、兄ちゃんの方が真面目で努力家で.....ああ、兄ちゃんじゃダメだな.......クレハに会いたい、宇水の師匠なら何とかしてくれるかな。」
宇水の師匠って誰なの?
あ、風の下級精霊が近づいたの........光の塊モドキに力が触れただけで、子どもが出来たの........生まれたの......二人になったの~。
「ヤバイ!また、やっちまった......どうすりゃいいんだ。」
光の塊の関係者っぽいの苑夜に言ってこの領域から出ていってもらうの~。
「なんて、名前言うの?」
わたちが近づくと、彼は後退り言ったの。
途中で止まって聞いたの。
「名前、言うの、苑夜に助けてと頼むの。」
わたちがそう言うと光の塊モドキは少しホッとしたようなの~。
「オレは、ラームヘルト......闇の魔王に....宇水の師匠に助けを...頼んでもらってくれ。」
わかった、ラームヘルトなの?
「わかったの、すぐいいに行くの。」
苑夜に言うの~。
「...........たの......。」
ついに、光の塊モドキはぐったりしてきたの。
「死んじゃいやなの~。」
わたちは言ったの、死にそうなの。
「し、死なんから速くいけ!」
わかったの~、すぐに行くの~。
わたちは苑夜と光の塊がいる、光のお家に飛んだの.......本当は闇の精霊王だから、あんまり行きたくないけど、我慢するの~。




