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紫世界の魔王様  作者: 阿野根の作者
紫世界の魔王様
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その35闇の魔王の後始末レポート9

『可愛い方の息子の嫁、今日は、ますます色気がないぞ。』

レーホさんお父様って言う、ロームヘルトさんに現場に出てたら言われたよ、

余計なお世話です。


「また、出たわね!」

平山さんが実家から持ってきた祓え串を使って背中を叩いているロームヘルトさんは背がムダに高いから当たらないみたいだね。

『ひどいな、薫。』

ムダに色気のある声で言ってるよ。

「キャンキャン!」

猟犬訓練のために現場に来たキリヤちゃんにまで威嚇されてるよ。

『おや、可愛い、メスのワンコだね。』

キリヤちゃんまで甘い声で言ってるよ、ワンコも女の子がいいのかな?


『ロームヘルト、ワンコまで手を出したら、友達やめますよ。』

知識の神ニーラスタさんが来たよ。

『可愛いって言っただけだよ、ニーラ。』

ニコニコとロームヘルトさんは言ったけど、本当?

『それより、可愛くない方の息子に、クレハに手を出すなって言われたのがショックだよ、そんなに信用ないかね。』

悲しそうにロームヘルトさんは言った。

『....それより、闇の魔王、あなた方が頑張ってくれたお陰で、俺たちこんなに目覚められるようになりましたよ。』

とニーラスタさんが言った...確かに前より透明感薄いもっと実体化してきてるし。

『可愛い方の息子の嫁、今度はミニスカにビスチェ希望だ。』

ロームヘルトさん、あなた、そればっかり。

「このエロエロジジイ~。」

あ。平山さん、やるの?

『ま、まて、薫、お前は、ミニスカ巫女ふくが似合うぞ!』

そう言う話じゃ無いですよね、平山さん。


「奥義、祓え串乱舞!!」

あ、祓え串いっぱいあったんだ、ロームヘルトさん目掛けて次々飛んでったよ。

『薫~、外の女に目を向けて悪かった~、許せ~。』

そういって、ロームヘルトさんは逃げて言った。

『じゃ、闇の魔王、引き続き、頑張っくださいね。』

ニーラスタさんもそういって帰った。


「はー、やれやれだね、キリヤちゃん。」

可愛いワンコキリヤちゃんを見ると癒されるよ、あのお父様、苦手だから、レーホさんとの結婚...ま、レーホさんとロームヘルトさんは全然違う性格だしね。


そういえば、ムダに髪の毛伸ばしてたサーフル魔王もあのお父様にもっと色気って言われたって話だよ...男女問わずですか。

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