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紫世界の魔王様  作者: 阿野根の作者
紫世界の魔王様
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その11闇の魔王の後始末レポート4

浄化クラゲがキラキラと無数の色に点滅しながら、汚れて底の見えない沼に消えていった、何匹かは空中をただよっている...。

「紫の空にいろんな色のクラゲ...綺麗ね。」

うっとりと空を見ながら平山さんがつぶやいた。

「空も飛べて、空気浄化機能も付いてます、もちろん水質浄化機能がメインですが♪」

明正和大学の研究学生(ヘンタイ)が自慢の子どもを紹介するようにニコニコしながらいった、さすが、変態。

「大学の研究室では、いい感じで水質浄化出来てます!いやー、村中君良いところ紹介してくれて良かったよー、明正和次元でこんだけ汚染された沼ってなかなかないからねー。」

ダンディーなおじさん多分教授が目をキラキラさせていった、しょせん変態の親玉だしね。

「何か、空気が違っすね。」

と田中さんは嬉しそうに言った。

そうですね、空気がいつもより清んでる気がするよ。

「はい、調整終わりました♪一月後が楽しみですね。」

端末に向かっていた学生がニコニコしながら言った。

この、変態の集団(教授1人に学生3人)には一月後にまた、紫世界に来て浄化クラゲの様子を見て、必要に応じて調整してくれることになっている。

「この、荒れ地のあたりって国が無いですね。」

この辺りの地図を見ていた学生(ヘンタイ)が言った。

「そうですね、緑竜族?赤狼族?蛇族?細かい部族が乱立してますね。」

と出浦さんが関心するように言った。

「光の教国が近くにあるけど...確かケガレた怪物とか、光の女神レーリィンシアに逆らったせいでこんな姿になったとか言いふらして排斥活動してるみたいですね。」

と宮川さんが軽蔑するように言った。

何て言うアホな事してるんだろう。

「明正和次元にきたら、そいつらこそ再教育の対象っすね。」

田中さんがいまいましそうに言った。

そうだよね、明正和次元、いろんな種族いるし混血も進んでるしなー、私は闇竜も入ってるんだよね、魔族の血が強すぎて竜体は自力じゃなれないけど。

「俺らが対向して、その国つぶしちゃダメですよね。」

出浦さんはムカついているようだ...私もそんな国つぶしたいです。

「犯罪者になっちゃうわよ」

三山さんがいさめてくれなかったらちょっとヤバい雰囲気だった。

「対向できるように国組織で部族の人達まとめればいいんですよ。」

学生(ヘンタイ)が良いこといってくれました。

「そうですね、光の神様と相談して見ます。」

仕事中だから、けじめつけて光の神様と言いました、本当はレーホさんって言いたいよ。


その日の帰宅前にレーホさんに相談しました。(今の所、日本の自宅から通ってるんです。)

「そんな事になってたのね、私が未熟者のせいね。」

レーホさんが恥じるように言った。

「レーホさん...光の神様のせいじゃないよ。」

だって勝手に崇めたててるだけだし。

ヤバいです、もっと積極的に慰めそうになりました...手をつなぎたい、でも、まだ私は仕事中なんです。(泣)

「この、荒れ地の辺りに国組織作っても良いですか?」

そうすれば対向できるよね。

「よろしくお願いいたします。」

レーホさんに丁寧に頼まれた。

「...所で、レ、いえ、光の神様、代表者に心あたりありますか?」

国組織だから、とりあえずどっかの部族の長がなればいいと思うけど。

「......多分、どこの部族の長が代表者しても争いになると思うわ、意地とかうるさそうなのよ。」

...だからまとまらないのか、じゃあ心あたりあたって見ようかな。

「友人が政治系なので、どこかに良い人財が居ないか聞いて見ます。」

帰ったら連絡とってみよっと。

「そうなの、お願いします...本当に私って、つても何も無いわね、光の神としても未熟者だし、もっと修行しないといけないわね。」

レーホさんはしみじみそう言った。

私、魔族だから、神族系の修行はわからないな...あの人なら何とかしてくれるかも...。

「神力の修行、師匠に相談してみましょうか?」

多分、導く人がいた方が良いよね。

「本当?1人で修行するの不安だったの、その事も頼んでもいいかしら?」

レーホさんは本当に頑張る人なんだね。

「両方とも、任せておいてください。」

何とかなるよね。

「ありがとう、苑夜」

レーホさんが微笑んでくれたので、ますますさわりたくなったけど...仕事中の私は我慢しました。(泣)

明生和次元→明正和次元が正しいです。

すみません。

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