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紫世界の魔王様  作者: 阿野根の作者
紫世界の魔王様
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幕間 魔王様のお友達

明正和高校時代の友達に久しぶりにショッピングセンターのソートン行こうって誘われたのに忙しいくていけないよ(泣) by苑夜


「最近、忙しい見たいね、苑夜ちゃん。」

銀の長い髪をした女性が言った。格好はTシャツジーパンの飾り気のない格好してる緑の瞳が印象的な絶世美形だ。

「美奈も忙しいくて、遅れて来るって言ってたわ。」

赤毛のユルリンカールヘアに青い瞳のゴージャス系美女しかも露出の多い服装ただし爆乳ジャナイヒトは答えた。

「美奈ちゃんって言えば、どこかの王に求婚されてるんでしょう?」

銀髪美形がきいた。

「スニラ王にねー、あの人しつこいんだよね。」

赤毛の女性は紅茶アイスパフェを食べながら答えた。

「そうなの?みどりちゃんは恋人いないの?」

銀髪美形が優雅に紅茶飲みながらきいた。

ここは『はっぱ、葉』と言う紅茶専門店でお茶できるスペースもある。

「仕事が仕事だもの、クレハはまだ不毛な片想いしてるの?」

みどりと呼ばれた女性はニヤリとしながらきいた。

「ほっといてちょうだい。」

クレハと呼ばれた女性はムッとしたようだ。

「遅れて、ごめん。」

金の髪をした、美少年風の女性(爆乳)がやってきた。

「久しぶり、美奈ちゃん。」

とクレハは微笑みを浮かべて言った。

「また、スニラ王に邪魔されたの?」

とみどりがニヤニヤしながらきいた。

「違うって、エージェント関係でディストさんと打ち合わせしてたから、苑夜ちゃんこれなかったんだ。」

美奈と呼ばれた女性はメニューを広げたながら答えた。

「無理らしいわね、世界魔王はじめました、状態だから。」

クレハはそう言って紅茶を飲んだ。

「はぁー、魔王稼業も大変だねー。」

美奈はため息をついた。

「美奈だって『風の放浪者』稼業大変なんでしょう?」

みどりと美奈は顔を見合わせ言った。

「う~ん、特にエージェントがねぇ。」

と美奈が悩ましげに答えた。

「あー、エージェント、うるさいわよね。」

みどりもうんざりとした顔をした。

「そう言えば、苑夜ちゃん、婚約したんだってね。」

クレハが紅茶のチーズケーキを切りながら言った。

「え?」とみどり「は?」と美奈

びっくりしている。

「異世界の光の神様だって。」

クレハは静かに言った。

「苑夜ちゃん、騙されてないよね。」

と美奈は心配だなぁって言う顔をした。

「変態に脅されてるなら、助けにいかなくっちゃ!」

みどりは興奮して言った。

「変態?どっからそんな発想が出たのよ、ともかく様子を見ましょう。」

クレハは冷静に言った。

「あ、注文お願いします~、紅茶スペシャルセット、お茶はレディグレイでお願いします。」

美奈は勢い良くたのんだ。(この人は食いしん坊です。)

「美奈、友達の一大事にー。」

みどりは、勢いを削がれたようだ。

「それより、美奈ちゃんは、スニラ王とどうなってるの?」

クレハは紅茶をカップに注ぎながら聞いた。

「別に、ウザいだけだよ、『美奈さん!愛してます!結婚してください!』って朝礼台みたいな所で毎朝叫んでるし...都中の人にしれわたっててやりきれないよ、スニラの祖父の水の精霊王は『ぱぷアタック』で攻撃してくるし、スニラは夜になると勝手に部屋入ってくるし...。」

美奈はぶつぶつ言った。

「ノロケ?ノロケなの?」

みどりはうわごとのように言った。

「ノロケかどうか、知らないけど、美奈ちゃん、溺愛されてるわね、スニラ王に...。」

とクレハは言った。

「溺愛?良くわかんないよ、今度は苑夜ちゃんも来られるといいなぁ、婚約者さん、どんな人かな、スニラよりまともだよね。」

美奈は紅茶スペシャルセットのワッフルを食べながら言った。

「そうね!どんな変態か見てやるわ!」

とみどりが言った。

「私達もいい報告ができるといいわね。」

クレハは微笑浮かべて言った。

「それは、恋人もいない、私に対するイヤミ、クレハ?」

みどりはすねてるようだ。

「いやね、私も含めてよ。」

3人の女子会はしばらく続いた。


その後はソートンでショピング、3人でしたんだって、私も行きたかったよ(泣) by苑夜

美奈とみどりはまた別の話の登場人物なのです。

クレハは今後に注目してください。

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