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意世界へようこそ  作者: ギガざむらい
カキネ村編
13/13

権意の衝突

カキネ村編 クライマックスです。

本日最後の更新です。

明日また更新します。

俺は、渦巻く黒い炎を、手に集中させ、あいつへ対し一直線に放つ。その瞬間あいつは、体が破裂させ、俺の火を、避ける。そのまま、俺の後ろに、飛び散った体が1つになっていく。俺は、放つ火を止め、急いで、後ろの奴の方へ振り向く。そうしなければ死ぬと心が叫ぶからだ。「せや!」その言葉より早く、奴の蹴りが俺を振り抜く。ギリギリ手で守りを入れたため、死ぬ事を避ける。だが、体がそのまま吹き飛ぶ。俺はこのままでは、後ろの巨岩にぶつかり死ぬだろう。だが嫌だ!その心が黒い炎を動かし、岩を焼き、衝突をさけたが、勢い自体は変わらず柔らかい土の上を2回はねながら、止まる。だが俺は負けない!その意志が、俺をまた奮い立たせる!血が口から出るが関係ない。あいつを殺さなければ、どのみち俺も村の人も終わりだ。故に立て!そして、立ち上がると奴が居ないことに気づく。何処だ?わからない!なら炙り出せばいい。俺は黒い炎を円上に自身を中心にして、広げる。すろと、「くそ!あちぃ!」その言葉俺の近くにあった木から聞こえてくる。よく見ると、あいつは、木と同化し俺を狙っていたようだ。俺の炎で奴は木との同化を解く。「無駄だ!俺の炎は、俺等の炎は、お前を消すまで消えない!」「知ってるよ、だらか、捨てるさ」その言葉共に、ヤツは自身の燃えいた箇所の体の部位を、自身から引き外し、「ヤス!お前の肉は、もう俺のものだ!」そう死体に、言葉を放ったと思ったうと、奴の手がドロドロになって伸びていき、死体にまとわりつく。死体が消える。同時に、奴はさっき失った部位がもとに戻っている。でたらめだが、奴の力が、何となくわかってきた。恐らく、肉体改造だ。奴は自分の、体を改造し、様々な形状に変えたり、電撃に強くなったりしていたのだろう。さっきの死体を食らったのは、どのような心でやっているか分からないが、理解したくもないが、奴は他者を自分の物、自分の一部と思っているようだ。故に自身の肉体改造の枠組にはいる。気持ち悪い。「なぁガキ分かるか?この世は弱肉強食なんだ、俺より弱いやつは俺のもの、俺の思うがままさ、逆に俺よりつえやつな俺をどう使ってもいい、言うえに、俺はお前を殺す権利を持つ、だから早く死ねや!」そう意味がわからない事を言うやつに返す言葉ない。代わり俺は奴を殺すために、炎に集中する。奴は一部だけ燃えてもそこをちぎり他者の、体から奪い回復する。なら、一撃で消し飛ばすしかない。故に、全ての心を込める。「おいおい、お前まさか、俺の意能力に気づいたのか?まぁいい、ならよ!こうするまでだ!」そう言うと、奴は、村の人、自分の仲間、自警団の皆、俺の両親、、ヨル、、、を自分の体に吸収し、巨大化していく。まさに化け物。だが俺はそこに心の一切を分けない。炎へ、あいつを消すその一点だけ集中する。全てを一つの意識に。「は!お前がなにかする前に捻り潰してやるよ!」そして、皆が隠れていた建物よりデカくなる。そんな奴の一撃は、俺を容易く消し去る一撃だろう。そんな奴の手刀が上から俺に物凄い音を立てながら迫ってくる。だがまだだ、もっと心を込めろ。消えろ、きえろ、きえろ、きえ、き、、「消えろ!!!!」その瞬間、黒い炎は、何よりも黒い輝きを放ち、やつに放たれる。手刀と、炎の衝突が、世界を揺らすが如く衝突を生み、激しい熱と共に消え去る。その瞬間俺はさっきまで立てていたのが嘘のように、力なく倒れる。その場にすでやつという存在は、無かった。その俺を、生き残った村の人達が、駆けつけ、取り囲む。「済まなかった、お主のような小さな子が頑張っていたのに儂らは」と後悔するような声をあげる大人たち「ありがとう、ありがとう」と声をかける、子供や、誰かの親であろう人。だけど俺は、まだやらなきゃいけないことがある。さっき奴を殺すために使った心、その、残り火、だが、さっきより強い心がまたが火をうむ。皆に向かって俺は言う。「大丈夫だ、さっきの戦いも、俺は皆の心と共に戦ったんだ、だから勝てた、そして、俺はもう一つ絶対にやらなきゃいけねぇことがある、だから力を貸してほしい、俺だけじゃダメなんだ!」そう言うと、「何じゃ?どんな事でも力を貸す、何をしたらいい?」とさっきの人が答える。そして、全員の同じ気持ちだという頷き。「皆、あいつに奪われたままで、いいのか、俺は嫌だ!こんな奪われたまま、大切な物を失ったまま生きるのは嫌だ、だから、取り戻そう!」そう俺は皆に伝える。「僕も嫌だ!」「わしも!」「私も!」と声をあげる。「だよな、だから、取り戻そう、きっと出来る、だから皆も信じて、心を込めて欲しい」そう伝え俺は、さっきの黒い炎なんかじゃない、暖かく、穏やかな、熱と光を放つ火を生み出す。「ここに、皆の心を」そう伝えると、「任せろ!」「全てをここに」「皆にまた、あいたい!」そう声をあげてく村の人たちの言葉が、心が、火を更に暖かく、より優しく輝かす。俺は、心のままに言葉を出す。「我が生命の火よ、かがやけ、ソルベのもとに帰りし、魂よ、我が生命の火に答えよ!我が願いはただ一つ、皆とまた、幸せな日々を、生活を、言葉を、命をおくりたい」その瞬間、火が天を貫く。どこまでもどこまでも伸びていく、火が全ての者への導となるかのように、輝きを放つ。俺は会いたい!とぉちゃん、かぁちゃん、ヨル!またみんなと生きたい!!!!!心の爆発が共鳴したかのように、凄まじい火が爆発するかのような光を放つ。


その瞬間俺は全ての心を使いきったのか、気を失った。


設定資料

魂の本質と、意志の同じにして、同じにあらず。

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