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主要登場人物(第十六章まで)

●図書館都市ダンジョン

 無人の荒野「足立」、高さ100m余りの丘の上にある、多数の図書館を積み上げた塔型ダンジョン。正式なダンジョン名は無い。累積獲得エネルギーの割に規模はかなり大きい。


 タイプ:図書館(本・新聞・雑誌を産出)

 規模:4,658層群22,607階・高さ99.2km・延床面積3617万㎡

 影響圏:半径1,148km・124万k㎡

 固有法則:建物内火気使用禁止、コアルーム等は部外者立入禁止、高層階の住環境維持(大気保持など)


【ダンジョンマスター】

 いまだに名前自体が無い。一人称は「我輩」。畜生。


【マリー】

 紫蘇ファミリー・ローズマリー修羅。一人称は「わたし」。

 身長はわずかに高め(163cm)。1纏めにした青い金属光沢(構造色)の黒髪と尖った(長くは無い)耳を持つ。肌は白く目は深い青みがかった黒色(青を濃くした黒目)。女性の格好をしているが生物学的には性別は無く雄でも雌でもないため繁殖しない。

 ダンジョンと一体化した「世界樹」であり、ダンジョン影響圏を掌握している。

 官位は自称図書頭(ずしょのかみ)。正式な名乗りは、ロスマリヌス・オフィキナリス・品種不明・紫蘇図書頭(ずしょのかみ)・マリー。


【ミント】

 紫蘇ファミリー・ミント修羅。

 中性的で、やや背が低い(158cm)。短い髪は明るい緑の金属光沢(構造色)の緑髪で、目も鮮やかな明るい緑。肌は淡褐色。

 スーパー薄荷で、主に科学技術関係を担当しコンピューターシステムを管理している。種族名と個体名が同じダンジョンモンスターなので、追加召喚も繁殖も出来ない。

 12体の分身に仕事を分担させている。分身の見た目は男だったり女だったり不明瞭だったり気分で変えたり多彩。


【アン】

 紫蘇ファミリー・ラベンダー修羅。

 背は高く(174cm)痩せ型、薄紫の金属光沢(構造色)の黒髪で、目の色は黒に近い深い紫。

 服装はダークグリーンの地味なロングドレス、白のエプロンと帽子が標準。生活力のないマスター・マリー・ミント達の面倒を見るのが仕事。


【サピエン先生】

 紫蘇ファミリー・セージ修羅。一人称は「私」または「儂」。

 身長は普通(167cm)。髪はわずかに緑を含む灰色の金属光沢(構造色)で地の色は灰色。目は緑がかった灰色。格好は男性で雰囲気はオッサン。

 主に医療と教育を担当。


【ラージャ】

 紫蘇ファミリー・バジル修羅。一人称は「私」。

 背が高く(165cm)細マッチョな筋肉質。鮮やかな濃い緑の金属光沢(構造色)の腰近くまである長髪。目は黒(緑を濃くした黒)。肌は褐色。

 薙刀と乗馬を嗜む武将で、主に軍事と行政を担当。


【スカーレット】

 紫蘇ファミリー・サルビア修羅。

 深い緑の金属光沢(構造色)の長めの黒髪、目は鮮やかな赤、外見は女に見える。

 営業。


【キンラン】

 紫蘇ファミリー・コリウス修羅。

 光の当たり方で赤や黄色など色の変わる金属光沢(構造色)の短髪、目は薄い紫、外見は男に見える。服装はド派手な極彩色のスーツだったりアロハだったり。

 営業。


【ファリゴール】

 紫蘇ファミリー・タイム修羅。

 緑がかった金属光沢(構造色)の黒に近い濃い緑髪、目は薄い桃色がかった黒。小柄だが別に子供に見える訳では無い。

 新聞記者。学芸員資格持ち。司書では無い。



●ネームドモブモンスター

 全て紫蘇ファミリー。召喚枠16中13名が居る。残り3枠は保留。


 大場おおば、農学博士、青シソ、専門は農業

 荏原えばら、工学博士、荏胡麻(えごま)、専門は電気

 サック、工学博士、チーク、専門は機械。細身で少し小柄のタイっぽい男。ウェーブのかかった短めの黒髪。

 浜田、工学博士、ハマゴウ、専門は土木。見た目は短髪の女。背はマリーより少し低く、比較的がっしりした体格。

 レオノール、理学博士、広葉ラベンダー、専門は化学。外見はポルトガル系の女。


 蘇我そが、工学修士、赤シソ、専門は生命工学(バイオテクノロジー)

 水戸みと、工学修士、ミズトラノオ、専門は造船。

 メリッサ、工学修士、レモンバーム、専門は航空工学、特にドローン。外見はギリシャ系の女。


 芋川、文学博士、チョロギ、哲学者、裏方であまり出番は無い。

 グラハム、理学博士、チェリーセージ、数学者。

 レオナルド、看護師、オレガノ、外見はイタリア系の男。

 マリベル、栄養士、サルビア・ヒスパニカ、外見は南欧系の女。

 アウローラ、獣医、マジョラム、外見はイタリア系の女。



●眷属

 現在54人居る。この世界には無い技術を持つ専門職で、ダンジョンを運営するのが仕事。

 人文系はゼロ、社会系は事務チーム5名だけで、残りは農業・工業など技術系。

 この世界の人でも可能な事務仕事は、武士を登用して任せている。



●ダンジョンの住民たち(人間道)


【岡田太郎左衛門】

 最初の入植者で今は名主。半ハゲの男。一人称は普段「俺」だが、目上には「拙者」。


【岸団長】

 岸播磨介(はりまのすけ)

 武士団「岸団」惣領にして岸村の国人領主。一人称はそれがしおれわしなど使い分けるが、この世界の人間にはよくあること。


つじ文蔵ぶぞう

 岸播磨介(はりまのすけ)の親戚で「辻団」惣領。もちろん文蔵はいみなではなく仮名けみょう

 同様に親戚に西にし帯刀たてわきかなえ弾正だんじょうが居る。


【仙波左馬允(さまのじょう)次郎】

 村山党一族の国人領主。武蔵の仙波掃部助(かもんのすけ)の子。


戸田へた都濃つの大領だいりょう夜市やじ

 戸田とだでは無く戸田へた。妻は富海とのみ湯野ゆの。遥か西方の「中国」から来たらしい。


海上うなかみ太郎】

 総の国を財産没収の上で追放され亡命。


久喜くき左馬頭(さまのかみ)

 久喜水軍。九鬼水軍ではない。


村上(むらかみ)八千代(やちよ)

 村上水軍。平戸川ひらとがわダンジョンの開発を巡り一族で内紛を起こし亡命。


岡野おかの小源太こげんた

 谷越の名主だっらが井戸が涸れ村を捨てることになる。


【尼さん】

 夫が亡くなり子供達も自立したため出家し、観音様を崇めて余生を送るために来た。お付きの侍女が1人いる。



●ダンジョンの住民たち(修羅道)


横野よこの】【西条さいじょう】ほか。

 柿修羅の医者達。丸顔のが横野、馬面のが西条。渋柿なので甘くない。


【ロカイ】

 アロエ修羅の医者。真の百合ユリではないとファミリーを追放された。


田島だじまさくら】

 名前は「さくら」だが、薔薇ファミリーではなくサクラソウ修羅。ちなみに、村は「たじま」と読む。



●ダンジョンの住民たち(畜生道)


【ハルナ】

 毛の国出身の半馬人(馬脚)。小栗上野介(小栗忠順ではない)の娘で大食い。一人称は「あたし」。

 下半身と目・耳が馬で、頭は人間。毛色は鹿毛。牝。顔が動物では無いが、この世界では畜生道なので獣人。

 ラージャが騎乗、つまり背負子に乗っている。かなり足が速い(さすがに競走馬よりは遅い)。

 小栗ハルナという名を持ち、ダンジョンに召し抱えられた騎馬身分の侍である。


【カスミ】【ツクバ】

 東の国の半馬人姉妹。下半身と目・耳が馬で、頭は人間。毛色はカスミが栃栗毛で全体に暗い赤茶色っぽい色。ツクバが尾花栗毛で体は赤茶色だが、髪と尾は金髪。どちらも気性難で武将の騎乗に向くがタイプは異なる。

 ツクバは騎乗訓練を始めたばかりの子供。


【ヴァサンティ】

 シャルミシュターの娘ヴァサンティ。自称龍のアオダイショウで雨を降らせることができる「雨降らし龍」。ダンジョンの力で人化できるが質量は変えられない。たいへんな酒好き。

 通常、ある程度の知能を持つにはそれなりに脳が大きい必要があるが、ヴァサンティは頭は小さいのに、なぜか普通に会話が出来る。


吉川よしかわ

 二郷半領にごうはんりょう水郷という湿地に住んでいた鯰獣人の一族。外見は服を着た人間サイズかやや小さい程度の鯰で、なぜか手足がある。もちろん、それぞれに個人名もある。

 族長は高齢の雌ナマズで、吉川よしかわきよみ。息子の吉川よしかわ高久たかひさが走り回っている。


陽子ようこ

 高齢の妖狐。外見は二足歩行し服を着た狐。一族を呼び寄せ狐カフェを開店。別に稲荷神の眷属ではないため、食べるのは稲荷寿司ではなく鼠。特に鼠の天麩羅が大好物。


朝霧あさぎり入道】【大蔵おおくら入道】【人丸ひとまる入道】

 西の国から来た蛸入道。ただのタコでは無く、出家して仏僧(入道)となった蛸獣人。なお、この世界では肉食動物が出家できる宗派は限られる。


正五位しょうごい野田のだ右中弁(うちゅうべん)

 ゴイサギの半鳥人。頭が人間なので鳥人では無く、ダンジョンの力を借りないと飛行出来ない。

 他のゴイサギに、

正五位しょうごい野田のだ治部大輔じぶたいふ

正五位しょうごい野田のだ大膳大夫だいぜんだいぶ

ら。白鷺に、

コサギの寺山てらやま美園みその

チュウサギの間宮まみや大門だいもん

ダイサギの大崎おおさき玄蕃げんば

らが居る。


【ウサギ】

 ウサギ獣人。イングランド湖水地方ではなくアメリカっぽい一族。バーガーやアイスクリームを求めて移住してきた。

 十分な脳が必要なため身長は1m程度と動物のウサギより大きい。



●ダンジョンの住民たち(外道)

 六道を外れた妖怪で仏教を信仰していない種族が「外道」。天狗や鬼や河童など。必ずしも「邪教」ではない。


河童(プルトゥゲシュ)

 比較的希少な水棲種族。代表はアントニオ・アウグスト・サントス・ペレイラというパードレ(和尚)。この地域とは異なる文化を伝える。御禁制の切支丹宗門とは全くの別物と思われており「河童はデウスという神仏を信仰する」という認識。



武蔵むさしの国


【代官】

 吉田(よしだ)西市佑(にしのいちのじょう)

 偉そうなオッサン。この地域としては背は高い方だが、1.7m程度で、別に6尺あるような大男ではない。

 ダンジョン都市より西方「入間」地方の代官(非世襲領主)。


【越前屋】(名前は未出)

 燃料商。一人称は「わたくし」が多いが場合によっては違う。

 石炭を扱うのが夢。図書館都市ダンジョンに入り浸る。


【隅田屋】

 酒屋。杜氏を呼んできて酒を造るつもり。



ふさの国


【総の使者】

 ふさ奏者そうじゃ、岡本主油正(あぶらのかみ)。国主の上総介かずさのすけの使者。



あわの国




の国


上野介こうずけのすけ

 国主こくしゅ。だいぶ高齢の婆さん鹿。雌なので角は無い。


【狸獣人】

 群馬ぐんま郡司ぐんじ、高橋対馬守(つしまのかみ)。大きい古狸。雌。好物は鶏頭。植物のケイトウではなくニワトリの頭。


【アサマ】

 馬獣人の牝。大食馬四天王。



ひたかの国


【小田城主】

 小田右京亮(うきょうのすけ)。若き小田城主で亡き小田讃岐守(さぬきのかみ)の子。名は信治のぶはる

 屋形号を称する名門。なお、マリーは「織田」と思っているが小田である。



相撲すもうの国


【茶坊主】

 大膳亮(だいぜんのすけ)入道(にゅうどう)照頭(しょうとう)。僧侶。

 ラクダに乗ってやってくる。



●奥州


【左遷城】

 4つの城が並び、西に松永隠岐守、北に父島弾正忠、東に高井六位蔵人、南に天王寺摂津大夫が居る。



●丹沢ヒルズ(ダンジョン)


天狗(ドイチェ)

 自ダンジョン内では飛行可能。大天狗の蛭田(ヒルダ)、坊主の余半(ヨハン)とその妹李奈(リナ)などが居る。



那須塩原ダンジョン


【メークイン男爵】

 ソラナム・ツベローサム・アイリッシュコブラー・メークイン男爵。つまり男爵薯。


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