表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

167/552

解説:登場人物

●図書館都市ダンジョン


【ダンジョンマスター】

 名前自体が無い。一人称は「我輩」。畜生。


【マリー】

 紫蘇ファミリー・ローズマリー修羅。一人称は「わたし」。

 身長はわずかに高め(163cm)。1纏めにした青い金属光沢(構造色)の黒髪と尖った(長くは無い)耳を持つ。肌は白く目は深い青みがかった黒色(青を濃くした黒目)。女性の格好をしているが生物学的には性別は無く雄でも雌でもないため繁殖しない。

 官位は自称図書頭(ずしょのかみ)


【ミント】

 紫蘇ファミリー・ミント修羅。

 中性的で、やや背が低い(158cm)。短い髪は明るい緑の金属光沢(構造色)の緑髪で、目も鮮やかな明るい緑。肌は淡褐色。

 スーパー薄荷で、主に科学技術関係を担当しコンピューターシステムを管理している。種族名と個体名が同じダンジョンモンスターなので、追加召喚出来ない。

 12体の分身に仕事を分担させている。分身の見た目は男だったり女だったり不明瞭だったり気分で変えたり多彩。


【アン】

 紫蘇ファミリー・ラベンダー修羅。

 背は高く(174cm)痩せ型、薄紫の金属光沢(構造色)の黒髪で、目の色は黒に近い深い紫。

 服装はダークグリーンの地味なロングドレス、白のエプロンと帽子が標準。生活力のないマスター・マリー・ミント「達」の面倒を見るのが仕事。


【サピエン先生】

 紫蘇ファミリー・セージ修羅。一人称は「私」または「儂」。

 身長は普通(167cm)。髪はわずかに緑を含む灰色の金属光沢(構造色)で地の色は灰色。目は緑がかった灰色。格好は男性で雰囲気はオッサン。

 主に医療と教育を担当。


【ラージャ】

 紫蘇ファミリー・バジル修羅。一人称は「私」。

 背が高く(165cm)細マッチョな筋肉質。鮮やかな濃い緑の金属光沢(構造色)の腰近くまである長髪。目は黒(緑を濃くした黒)。肌は褐色。

 薙刀と乗馬を嗜む武将で、主に軍事と行政を担当。


【スカーレット】

 紫蘇ファミリー・サルビア修羅。

 深い緑の金属光沢(構造色)の長めの黒髪、目は鮮やかな赤、外見は女に見える。

 営業。


【キンラン】

 紫蘇ファミリー・コリウス修羅。

 光の当たり方で赤や黄色など色の変わる金属光沢(構造色)の短髪、目は薄い紫、外見は男に見える。服装はド派手な極彩色のスーツだったりアロハだったり。

 営業。


【ファリゴール】

 紫蘇ファミリー・タイム修羅。

 緑がかった金属光沢(構造色)の黒に近い濃い緑髪、目は薄い桃色がかった黒。小柄だが別に子供に見える訳では無い。

 新聞記者。学芸員資格持ち。司書では無い。



●ダンジョンの住民たち


【岡田太郎左衛門】

 入植者の世話役。半ハゲの男。一人称は普段「俺」だが、目上には「拙者」。

 まだ読み書きはあまり上手くはない。


【岸団長】

 岸播磨介(はりまのすけ)

 武士団「岸団」惣領。一人称はそれがしおれわしなど使い分けるが、この世界の人間にはよくあること。


つじ文蔵ぶぞう

 岸播磨介(はりまのすけ)の親戚で「辻団」惣領。もちろん文蔵はいみなではなく仮名けみょう

 同様に親戚に西にし帯刀たてわきかなえ弾正だんじょうが居る。


【ハルナ】

 毛の国出身の半馬人(馬脚)。小栗上野介(小栗忠順ではない)の娘で大食い。一人称は「あたし」。

 下半身と目・耳が馬で、頭は人間。毛色は鹿毛。牝。顔が動物では無いが、この世界では畜生道なので獣人。

 ラージャが騎乗、つまり背負子に乗っている。かなり足が速い(さすがに競走馬よりは遅い)。


【カスミ】【ツクバ】

 東の国の半馬人姉妹。下半身と目・耳が馬で、頭は人間。毛色はカスミが栃栗毛で全体に暗い赤茶色っぽい色。ツクバが尾花栗毛で体は赤茶色だが、髪と尾は金髪。どちらも気性難で武将の騎乗に向くがタイプは異なる。


【尼さん】

 夫が亡くなり子供達も自立したため出家し、観音様を崇めて余生を送るために来た。お付きの侍女が1人いる。


【ヴァサンティ】

 シャルミシュターの娘ヴァサンティ。自称龍のアオダイショウで雨を降らせることができる。ダンジョンの力で人化できるが質量は変えられない。酒好き。

 通常、ある程度の知能を持つにはそれなりに脳が大きい必要があるが、ヴァサンティは頭は小さいのに、なぜか普通に会話が出来る。


【仙波左馬允(さまのじょう)次郎】

 村山党一族、仙波掃部助(かもんのすけ)の子。


横野よこの】【西条さいじょう

 柿修羅の医者。みな渋柿なので甘くない。


【ロカイ】

 アロエ修羅の医者。真の百合ユリではないとファミリーを追放された。


吉川よしかわ

 二郷半領にごうはんりょう水郷という湿地に住んでいた鯰獣人の一族。外見は服を着た鯰で、なぜか手足がある。もちろん、それぞれに個人名もある。

 なお、族長は高齢の雌ナマズで、吉川よしかわきよみ。息子の吉川よしかわ高久たかひさが走り回っている。


陽子ようこ

 高齢の妖狐。外見は二足歩行し服を着た狐。一族を呼び寄せ狐カフェを開店する予定。別に稲荷神の眷属ではないため、食べるのは稲荷寿司ではなく鼠。特に鼠の天麩羅が好物。


河童(プルトゥゲシュ)

 比較的希少な水棲種族。マリーと話したのはアントニオ・アウグスト・サントス・ペレイラというパードレ(和尚)。この地域とは異なる文化を伝える。御禁制の切支丹宗門とは全くの別物と思われており「河童はデウスという神仏を信仰する」という認識。

マリー(ニャプ)(ルトゥ)(ゲーザ)の船長候補に、

ミゲル・マヌエル・コエリョ・ダ・コスタ

ロレンソ・ジョセ・サントス・フェレイラ

が居る。


朝霧あさぎり入道】【大蔵おおくら入道】【人丸ひとまる入道】

 西の国から来た蛸入道。ただのタコでは無く、出家して仏僧(入道)となった蛸獣人。この世界では肉食動物が出家できる宗派は限られる。


戸田へた都濃つの大領だいりょう夜市やじ

 戸田とだでは無く戸田へた。妻は富海とのみ湯野ゆの。遥か西方の中国から来たらしい。


海上うなかみ太郎】

 総の国を財産没収の上で追放され亡命してきた。


久喜くき左馬頭(さまのかみ)

 久喜水軍。九鬼水軍ではない。


村上(むらかみ)八千代(やちよ)

 村上水軍。平戸川ひらとがわダンジョンの開発を巡り一族で内紛を起こし亡命。


岡野おかの小源太こげんた

 谷越の名主だっらが井戸が涸れ村を捨てることになる。


田島だじまさくら】

 名前は「さくら」だが、薔薇ファミリーではなくサクラソウ修羅。


正五位しょうごい野田のだ右中弁(うちゅうべん)

 ゴイサギの半鳥人。頭が人間なので鳥人では無く、ダンジョンの力を借りないと飛行出来ない。

 他のゴイサギに、

正五位しょうごい野田のだ治部大輔じぶたいふ

正五位しょうごい野田のだ大膳大夫だいぜんだいぶ

ら。白鷺に、

コサギの寺山てらやま美園みその

チュウサギの間宮まみや大門だいもん

ダイサギの大崎おおさき玄蕃げんば

らが居る。



武蔵むさしの国


【代官】

 吉田(よしだ)西市佑(にしのいちのじょう)

 偉そうなオッサン。この地域としては背は高い方だが、1.7m程度で、別に6尺あるような大男ではない。

 ダンジョン都市より西方「入間」地方の代官(非世襲領主)。


【越前屋】(名前は未出)

 燃料商。一人称は「わたくし」が多いが場合によっては違う。

 石炭を扱うのが夢。図書館都市ダンジョンに入り浸る。


【隅田屋】

 酒屋。杜氏を呼んできて酒を造るつもり。



ふさの国


【総の使者】

 ふさ奏者そうじゃ、岡本主油正(あぶらのかみ)。国主の上総介かずさのすけの使者。


【粟軍】

 海上うなかみ典膳かしわでのすけ。敗北。



あわの国


【粟軍】

 細川ほそかわ民部少輔みんぶのしょうゆう

 三好みよし木工頭もくのかみ阿波守あわのかみ

 里見さとみ右馬頭うまのかみ安房守あわのかみ

 餓鬼の大軍を引き連れ図書館都市ダンジョンに侵攻するも敗北。



の国


【狸獣人】

 群馬ぐんま郡司ぐんじ、高橋対馬守(つしまのかみ)。大きい古狸。雌。


【アサマ】

 馬獣人の牝。大食馬四天王。



ひたかの国


【小田城主】

 小田右京亮(うきょうのすけ)。若き小田城主で亡き小田讃岐守(さぬきのかみ)の子。名は信治のぶはる

 屋形号を称する名門。なお、マリーは「織田」と思っている。



相撲すもうの国


【茶坊主】

 大膳亮(だいぜんのすけ)入道(にゅうどう)照頭(しょうとう)。僧侶。

 ラクダに乗ってやってくる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ