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第一章 登場人物

【図書館都市ダンジョン】

 図書館都市ダンジョンとして誕生したが、ダンジョンマスターが「司書」という単語を知らなかったため、本を燃料として焼くことになる。


 タイプ:図書館(本・新聞・雑誌を産出)

 規模:2層群6階(各層群とも、さほど広くは無い公共図書館)

 モンスター数:3(うちネームド3)


 召喚済み図書館の蔵書と同種の本・新聞・雑誌をランダムな異世界から召喚できる。本館を召喚していれば、山奥の分館の郷土資料も召喚可能。また、図書館で使用されている備品も、本よりはコストが割高になるが召喚可能。なお、図書館・書籍とも「複製召喚」なので、元の世界で図書館が消えたりはしない。

 固有法則により館内で火が使えない。またコアルームは「関係者以外立入禁止」。



【ダンジョンマスター】

 名前自体が無い。一人称は「我輩」。畜生。

 主食はブラックコーヒー・缶ビール・エナジードリンク。

 入門マニュアル「ダンジョン・ワンノーワン」を読まずにチュートリアルをすっ飛ばした挙げ句、最初に召喚すべきナビゲーター司書どころか司書も事務職員も技術職員も全て召喚出来ない状態にしてしまった、全ての原因。ついでにチュートリアル報酬の大学図書館も得られなくなったため、専門書や学術論文の召喚は出来ない。

 最初からある程度の偏った知識を持つが、お馬で人生アウトになって畜生道に落ちた異世界転生者では無い(馬で破滅したら馬に転生する)。

 日本語しか分からない。英語はかなり忘れている。工学部建築学科卒で修士(工学)を持っている「設定」だが、学校に通ったことは無い。



【マリー】

 ローズマリー修羅。一人称は「わたし」。

 身長はわずかに高め(163cm)。1纏めにした青い金属光沢(構造色)の黒髪と尖った(長くは無い)耳を持つ。肌は白く目は深い青みがかった黒色(人間の茶を濃くした黒目では無く、青を濃くした黒目)。厳密には性別は無く胸も皆無。

 服装は適当に好みで着替える。後ろの髪を纏めた箇所にはローズマリー(植物)があしらわれた髪飾り。


 紫蘇の始祖であり秘書。使徒では無い。もちろん司書でもない。秘書の資格は、政策担当秘書資格試験合格ではなく、国家公務員1種試験合格による選考採用審査認定という「設定」になっている。

 ダンジョンマスターの側近書記セクレタリー。人間には「書記長」と呼ばれる。知識量は多く、さらに「世界樹」に知識を分担させることで際限なく知識を蓄積可能。理論上は。でも実践はダメ。

 少なくとも日本語・中国語・英語・フランス語が使える。ドイツ語はさっぱりでイディッシュ語は論外。



【ミント】

 ミント修羅。

 中性的で、やや背が低い(158cm)。短い髪は明るい緑の金属光沢(構造色)の緑髪で、目も鮮やかな明るい緑。肌は淡褐色。

 服装には頓着しない。


 凄腕のスーパー薄荷ハッカでソフトウェアのみならずハードウェアも扱うが、ダンジョンが小さいため、今はあまり活躍の場は無い。

 日本語・英語が使える。中国語は第二外国語程度。



【アン】

 ラベンダー修羅。

 背は高く(174cm)痩せ型、薄紫の金属光沢(構造色)の黒髪で、目の色は黒に近い深い紫(マリーは黒、アンは紫)。

 服装はダークグリーンの地味なロングドレス、白のエプロンと帽子が標準。


 メード・オブ・オール・ワーク。

 由緒正しきイングリッシュラベンダー。自称「真正ラベンダー」。「フレンチ」を「ハレンチ」と呼ぶ癖があり、フレンチラベンダーのフレンチメイドを見下している。でも、イングリッシュラベンダーはフランス原産。

 なお、メードは背が高い方が好まれ、それこそ180cmくらいあると歓迎された。

 元の図書館で召喚可能な図書館職員が全員大卒だったためか、設定上の学歴は大卒だったりする。日本語・英語が使える。フランス語は第二外国語程度。



●人間達


【吉田西市佑】(よしだにしのいちのじょう)

 代官。偉そうなオッサン。

 この付近の非世襲領主。江戸時代の代官よりは権限がある。人口希薄な荒野なので領民は少ない。



【越前屋】(名前は未出)

 燃料商。一人称は「わたくし」。年齢性別容姿は設定されていない。

 石炭を扱うのが夢。



【岡田太郎左衛門】

 入植者の世話役。半ハゲの男。

 読み書きは出来ない。



●既知のダンジョン


【商都梅田】

 第一層群「梅田」の地下だけで居住者・ダンジョンモンスター合わせて2万人が居る巨大地下型ダンジョン。

 第五層群「渋谷」地下五階には凶暴な東横キッズが出没するため、第六層群以下は存在の有無すら不明。



【石の神殿アスカ】

 盛んに生贄を捧げる。アスカがアステカ化したもの。

 通常、ダンジョンはその周囲の影響圏にしか力を及ぼせないが、「亀石」に多数の生贄を捧げ向きを変えることで「亀の瀬」を形成し、遠方の敵対する都市に地滑りを起こすことが出来る。



【軍艦端島】

 艦艇型ダンジョンだが海が無いので陸に座礁している。地下の第二層群には多数のソンビが徘徊しており石炭が採掘できないため、地上の第一層群は廃墟。



【コールマイン炭鉱】

 数少ない石炭を産出するダンジョン。荒涼とした乾燥した寒い地域で霧すら出ない。


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