真の限界、超神変
チャプター4
今、このフィールドにいるのは、二人だけだ。
その他は観戦客がいた。
「ほぉ、君が飛び入り参加してきた神道くんかいな、あんまり強そうちゃうなー」
「うるせーよ、お前も強そうじゃねーよ」
「あらあら、あんま見た目で決めん方がよろしいんちゃう?」
「お前もな...」
二人の会話は観戦している人には聞こえないくらいの声だった。
「あいつらなにしゃべってんだ」
「わかんねー」
客からは、声が聞こえるだけのようだ。
「一対一の対決、よーい、始め!」
二人は、その声で動き始めた。
「あいつは、どんな神変するつもりだ」
そうするとクーガは、能力を唱え始めた
「我に力を空風雷」
クーガの目が緑の焔でおおわれていた。
「なんだあの能力は..」
俺が驚いている間に攻撃を仕掛けられた。
「限界風」
その瞬間、風が俺を吹き飛ばした。
「なんだこの風は、」
自分の体を見てみると無数の傷があった
「ごめんねー、この風はいわゆる刃物みたいなものでね。いやー体じょうぶやねー普通の人やと、もっと深い傷がいっぱいあるのになー。楽しめそうやわ。」
俺の方をみていっていた。
「あー俺の本気の力を見したるわ」
「ツファールの力を俺の元に、神変」
「へえ、おもしろくなりそうやなー」
「氷結乱舞」
神道は、必殺技を解き放った。
その瞬間、クーガは笑った
「この程度かいな」
「絶壁」
その言葉で壁のようなものが出てきた。
氷結乱舞の攻撃を破った。
「なんでだよ」
その言葉にクーガは指摘した。
「君にはまだ神変する資格はないんだ。君はまだ能力を貰ってから1ヶ月ほどしかたってないんじゃないのか。」
「そうだけどなんか文句でもあんの?」
「未熟者が...
神変は、ジャクジームという人が初めて使った技なんだ。だが、神変にはすごく体に負担をかけるんや、そのジャクジームは、戦立で10年チャンピオンだったんやけど11年目には、彼の姿はなかった。なんでかは分からないがその二年後に砂漠の真ん中で見つかった。」
「何が言いたいんだ」
「簡単に言えば、契約した者に一定の負担をかけると主者に殺されるんだ、だからあんまり神変はしない方がええんや」
「そうだったのか」
「だが俺は、この戦いで本気を出さないわけにはいかないんだ」
「シーク我に力を」
「超神変」
「あの能力はまさか...」
クーガは、新たなる力を持っていた。
「古代竜」
その言葉を発したとたん地面から竜が出てきた。
「殲滅せよ」
神道に向かってレーザーのようなものが飛んでいった。その衝撃で周りが煙に覆われた.
煙が止むと神道は、あっけなくやられてしまっていた。
「勝負あり」
審判が判定をした。
「勝者、クーガ」
全員が拍手と歓声でステージがおおわれた...




