表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/31

第5話


 「でも、今はまだやってるんでしょ?」


 「…まあな」


 「話だけでも聞いてくんない?」


 「えぇ…」



 話だけ、か。


 聞いてどうしろと?


 協力はしないぞ。


 それに「幽霊」ってのはな、下手に近づくもんじゃないんだ。


 場合によっちゃ取り憑かれることだってある。


 現に取り憑かれた友達が3ヶ月も体調を崩したんだ。


 我が家に伝わる直伝の除霊術でなんとか追い払えたが、あのままだったら多分ヤバいことになってた。


 あ、「除霊術」っていうのは掘り下げなくてもいい。


 別に大したことじゃないし。



 「俊にとっても得な話だと思うけど?」


 「はぁ??」


 「飛鳥先生のこと好きなんでしょ?協力するけど」




 ……………



 ……………



 …は?



 今、なんて…?




 「飛鳥先生のこと、好きなんでしょ?」


 「…は?」


 「だーかーら!」


 「よく聞こえなかったんだが…」


 「絶対聞こえてんじゃん!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ