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第2話


 「おい、何ボケーッとしてんだよ?」


 「…え?」


 「呼び出し食らったんだろ?D組の高崎から」



 …ああ、そういえばそうだったな



 今日の朝のことだった。


 隣のクラスの高崎ヒロから、「話がある」って言われたのは。



 「喧嘩でも売られたんか?」


 「それはないと思うが」


 

 なんで呼びだれたのかはよくわかってない。


 まあ喧嘩じゃないのは間違いない。


 売られるようなことをした覚えはないし、相手はあの“ヒロ”だ。


 女子からも男子からも人気の通称“コミュ力お化け”。


 仮にアイツから喧嘩を売られるともなれば、正面きっての喧嘩になるだろう。


 裏でコソコソとやるわけじゃなく。



 ◇◇◇




 「で、何の用?」



 放課後の後、待ち合わせ場所の体育館裏に行った。


 ヒロは裏口の階段の上に座っていた。


 スマホをいじりながら、部活用のジャージを羽織り。



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