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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第5章 和睦
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第5話 ハーメルン帝国のその後

よろしくお願いいたします。

ハーメルン帝国 帝都 宮殿


「ここは儀式の場では無い。堅苦しく話をせず見たまま、感じたままを報告せよ。」皇帝がカタール、ヴェストパーレ、エルネストに告げた。


「到着したのは昼前でハルトさんがお腹空いてるだろうって僕達に料理作ってくれたんだよ。それがまた絶品で凄く美味しくて!おまけにデザートまで!もう1回食べたい!」


「それとですな。外務卿、ハルト殿、ネム殿がいたのですが聖堂大教国の元聖女なんですがそれがまた美しいのです!もう!こんなミニで!私は興奮しましたぞ!」


「夜は捕虜の兵も一緒に外で肉を焼いてハルトの作ったお酒を飲んで!サイコーに美味しかったわ!」


「姫様なんてへべれけで色気も無いパンツを僕に見せて絡んでくるんだもん。寝てたのに!」


「姫様は知らんがネム殿はメッシュの紫でそりゃサイコーじゃったわ!」


皇帝は大きくため息をつき、第1将軍と第3将軍が悔しくて血の涙を流してる。5、6、8は興味が無さそう。つまらなそうな顔だ。


「お前達が最高のもてなしを受けたのも良く分かった。捕虜返還はどうする?」まさか本気で無償返還に応じるとは思っていなかった皇帝。


「そこはビスマルク外務卿から再度、陛下がご確認なされてもよろしいかと存じます。」カタールがそう言うと「分かった。明日の朝確認しよう。」と言った。


「それとヴェストパーレが言ったセイラム侯爵の件とスラムの件は?」

「セイラム侯爵の件は正直、まだ分かりません。依頼したと思われる闇ギルドマスターが行方不明なので。セイラム侯爵も口を割りませんから未だ調べがついておりません。」


「スラムの方は多数の目撃者がおり大柄な男とその後ろを歩いていた女性と言うのが姫様と言うのは間違いないと思います。そして死んだ人間の眉間に鉄の武器が刺さっていました。」


「それは俺も見たよ。暗器と言って暗殺者が使用する武器だ。しかし50人、100人が一斉に襲い掛かってそれを暗器で倒すって聞いた事が無いぜ。」


ダンがそう言うと「ダンはその暗器って使えるの?」エルネストが興味深々で聞く。「まあ使えるが俺には1人を殺れるかどうかの腕だ。」


「俺は今までカンを頼り信じて生きて来た。その幸運の軍師とやらと敵対したくねえ。スラムに姫様を守りながら乗り込んで全て倒すようなヤツはクレージーとしか思えねえ。」


「そうね。守られてるって自覚しないくらい鮮やかだったわ!むしろこの後、どうなるんだろってワクワクしてたもの!」嬉しそうに言うヴェストパーレ。


「姫様をそんな危険な場所に連れて行くとは!許せん!」と第1と第3が怒りだす。「ハルトさんはスラムを危険だとも思って無かったんじゃ無いかと僕は思うよ。」


「どういう事だ?」全員が驚く。


「だってオレゴンを一刀両断するんだよ。スラムでも剣も魔法もスキルも使った形跡が無いんでしょ?きっとスラムの悪逆非道な人ですら散歩途中の邪魔者程度だったんじゃないかな?」


「レベルの違いだな。軍で出動するレベルと我々は認識しているが軍師なら姫様と散歩しても片付けられると思ってると言う訳か。」ダンがため息をつき言った。


「もう良い。ではヴェストパーレとエルネストはハルト取り込みを命じる。後の者は近隣諸国の調査に向かえ。それと兵の鍛錬を怠るな。」


「ええ!?おばさんパンツの姫様じゃ無理です。僕はパスでお願いします。」「誰がオバサンだ!死ね!」


「エルネスト。堅苦しい事は言わぬが悪口までは言うな。パスは許さん。」「ハーイ陛下。」


翌日、ビスマルクと会談する。「分かった。では1週間後に迎えに行こう。」「約束通り戻りたい兵は無償で戻して下さい。」「良かろう。」


砦では怪我人がだいぶ良くなっていた。子爵家のルイは火傷の跡が消えて元気になりヘルムートが号泣していた。


「では私はもう男として生きていかなくて良いのですね。正直に言えば胸も膨らみサラシで巻くのもしんどかったんです。」


「風呂入ろうって言われると焦るだろ?」「そうなんです!言い訳すんのも面倒だったし!私はオスカル様みたいになりたい!」


「オスカルは最初、男だと思うヤツ多かったな。」「ハルト様はすぐ女性って気付いたんです?今はあんなに綺麗ですけど?」


「もちろんだ。ちなみにルイもすぐ気付いたぞ。」「じゃあこれからはオスカル様のような美人になれますかね?」


「たぶんな。」「もう!そこは絶対なるぞって言って下さい!」と笑った。「今日から風呂入って良いぞ。」「じゃあハルト様も一緒に入ります?私のナイスバディ見たいでしょ?」


「俺が遠慮すると思ったら大間違いだぞ?」「あら?ちゃんとルイの身体を見たいって言わないとダメですわ!」


「見たいし洗うぞ!」「ええ!?わ、分かりましたわ・・」


「ハルト様・・ルイは自分で洗えます・・」「どうした?怖くなったか?」「そ、そんな事ありませんわ!さあ!どうぞ!」


「あ・・ハルト様!そこばかり洗わないで・・お願い・・おかしくなりそう・・イヤ!アアンハルト様!オンナにされちゃう・・ウグッ!あああ!」


「まあここまでにしとこう。どうやらイッたようだし。」「これがそうなんですね。良かった!」と喜んだ。

お読みいただきありがとうございます。

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