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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第5章 和睦
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第2話 ハーメルン帝国到着

宜しくお願い致します。

ザルツベルグ帝国 国境砦


「良いわよ。どうせこのままだと下らない貴族か第1とか第3に払い下げされる身だもん。」

「確かにそうですねえ。でもアレに勝てますか?」とネムを指す。


「カタールのおっさんなんかガン見してましたよ。」

「確かに。キモかったわね。私もあんな目で舐め回すように見られたイヤだわ。うーん・・そう言われると自信無くなるなあ。」


「でしょ!僕もネムさんか姫様かと言われたらネムさんかなあって思ってました。」

「バカ!臣下ならウソでも私って言いなさいよ!でも見え見えのウソで言われても嬉しく無いわ・・」


晩御飯の時間になるとハルトとネムは居なかった。すると「ハルト殿は兵士達と酒を飲み飯を食うのです。やはり元奴隷なので高貴な雰囲気は合わないのでしょうな。」


ビスマルクがそう言うと「僕も高貴じゃ無いのでハルトさんの所に行って良いですか?」と逃げようとするとヴェストパーレに捉まれる。


「あの私、少し風に当たりたいので。」と言って2人抜け出す。


「どうだい!大将!」「さすがだなベオウルフ!」「大将!それは俺達だって協力したんだぜ!」「そうかそうか!わりぃな!」


そこにヴェストパーレとエルネストがやって来る。「そっちがハルトさんの素の姿ですね?」「元奴隷なんでこっちが楽なんだ。すまねえな。」


「良いわよ。私もハルトと呼ぶからヴェストパーレって呼んで。」「僕の方もそうして下さい。」


「よし!ヴェストパーレとエルネスト。この肉食ってみろ!ウメーぞ!」鶏肉を醤油とミリン、砂糖と酒で甘辛く味付けする。


「うん!美味しい!」「姫様!これサイコー!」と騒いでると「あれ?うちの将軍様じゃねえの?」「ホントだ!」と捕虜の兵も来る。


「ササッ!姫様!これ飲んで!ハルト様特製のお酒だよ!美味いんだから!」「プファ!ウメーな!」とすっかり姫様じゃ無くなる。


「もっと寄越せ!」「へ、へい・・」と段々兵達もドン引きし始める。エルネストは幸せそうに寝ていた。


「テメー!何寝てんだ?」と起こされるエルネスト。「ほら!注げ!」「姫様・・パンツ見えます。」「なんだ?エルネスト?興奮してんのか?アハハ!可愛いな!」


「いえ。全然。」「分かってるって!照れるな!このドスケベめ!」会話が全くかみ合って無いが「将軍って苦労があるんだろうな。」と兵から同情されていた。


翌朝、二日酔いの2人を俺が作った岩盤サウナと露天風呂に連れて行きさっぱりさせる。ヴェストパーレをネムが案内しエルネストを俺が案内した。


「1度ハルトさんに来て欲しいな。うちの国。」「良いぜ。帰りに付いて行くよ。」「本気で言ってます?」「もちろんだ。兵の死体を返したいと思っていたからな。」


早速ヴェストパーレに相談してるようだ。「良いじゃない。本人を見て判断して貰いなさいよ。」とあっさり言うと「なりません!陛下の許可を得てからです!」とカタールが反対する。


そんな時だった。「おっ!逃げ出して戻って来たぜ。」「ウワッ!ダッセーな。」誰かと思えばミシシッピーだった。


「皇女様にエルネストか!息災であったか?」魔物に襲われたのだろう。ボロボロの格好だが威厳を必死で保とうとしていた。


みんなが笑いを堪えていると「アハハ!アンタ格好悪いわ!」とヴェストパーレが爆笑した。「皇女様・・臣は陛下の為に命懸けで働いたのですぞ。それを笑うとは・・」


エルネストも下を向いて笑いを堪えていると「キサマ!第7軍団将軍の分際で!」と怒る。すると「アハハ!そうですよね!第7軍団将軍の身で笑ってすみません。」と言って爆笑した。


こうしてビスマルクも来る事になり当然のようにネムも来ると言ったが治療で残れと言われ渋々残った。


「もう知りませんぞ。」カタールが文句を言うが結論から言うと皇帝は喜んだ。ヴェストパーレはビスマルクの馬車にカタールとエルネストを押し付けようとしたが「ダメです!」とエルネストが反対した。


「なあハルトはいつもあんな美味いもん食ってるのか?」すっかり口調がぞんざいになる姫様。「まあそうだな。だいたいあんな感じだ。」


「昼は上品だったが夜は粗野だが美味しかった。酒も貴族と飲むのは不味いが昨日は産まれて初めて美味しいと思ったぞ!」


「ヴェストパーレ様。宮殿に戻ったら口調直して下さいよ。僕がみんなから攻められるんですからね。」「分かってるわ。可愛いエルネスト。」


「なんだろ?普段聞いてる口調の方が違和感が出て来て気持ち悪くなってきた・・」「何だと!昨日私のパンツ見て興奮したくせに!」


「どうですハルトさん?こんなすぐ怒る女は?」「まあネムにもそういう所あるけど・・あっ耳かせエルンスト。ゴニョゴニョ・・」


「マジですか!あのネムさんが!?」

「皇女をこんな女扱いして!しかも私のパンツで大して大きくしなかったくせにネムの話で大きくするとはどういう了見だ!」


「大してじゃなく全くです。全然です。むしろ見せられて迷惑?第1と第3のマニアに見せてやれば喜ぶかと思います。」と言って殴られるエルンストだった。そんな楽しい馬車も帝都に到着した。

お読みいただきありがとうございます。

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