表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第4章 動乱
76/120

第5話 ザルツベルグ帝国防衛戦5

よろしくお願いいたします。

ザルツベルグ帝国 サイゴン



(へえ。ちゃんと計算してるんだ。)俺が降りると伏兵に襲わせるようにしているなんて。なかなか汚い手を使うんだな。


6人の伏兵の足元を土魔法で消し去る。「オッサン!相変わらずダッセーな!何が私の手でだよ!罠に嵌める気じゃねえか!」「しかも見破られてんの!カッコわりぃなオイ!」


「私では無い・・部下が勝手にした事だ・・」


向き合い剣を抜くと「へえ。剣に毒まで塗るんだ?クズにお似合いの戦法だな。盗賊でも最近しねえぜ?」心眼で見える。


「キャハハ!マジか!オッサンやるなあ!」「オッサン将軍ってウソだろ?」


勇者たちに笑われ部下は下を向く。「さあ来なよ裏切り者の将軍。」


フレーゲルも引けない。俺も塗ってある程度の毒で死にはしないと思うがダメージは大きいだろう。フレーゲルはチャクラを解放したようだ。


何回か打ち込むも防がれる。「キサマ・・そんなデカい剣を振り回しおって・・」「将軍を名乗ってるのもダテじゃないんだな。」と感心する。


更に魔力を解放したようだ。「更にチャクラを解放したようだな。」コンラートが呟くと「良いね良いね!魔法の世界っぽいぜ!」「オッサンやるじゃねえか!頑張れ!」


俺が更に攻撃スピードを上げると「くっ・・まだだ・・」と言ってまた解放したようだ。(そろそろか。)


剣から火花が飛び散る。「私が・・押される・・奴隷ごときに・・」と大汗を噴出しつばぜり合いに持ち込もうとするが突き放す。


遂にフレーゲルは魔力が尽きた。「うりゃあ!」と気合を込め頭から真っ二つにした。「ぐぇっ!」が最後の言葉になった。


「エグイな・・」「ハルトと言ったな。ツエーじゃねえか。」勇者2人が呟く。「ハルト殿。私は神殿騎士団長のコンラートだ。兵達を助けて貰えないだろうか?」


「コンラートさん。1つ聞きたいがよろしいか?」「私で答えれる事なら何でも。」


「勇者達は魔王を倒す為に呼ばれたと言ったのか?」「もちろん。その通りだ。」


「そうか。じゃあその魔王を見つけ倒そうが倒すまいが結末がどうなるかを伝えているのか?」「も、もちろんだ・・」


「じゃあ聞こう。どういう結末だ?」「そ、それは元の世界に戻るという事だ。」「ちゃんと死体で戻ると伝えてるのか?」と言うと3人が驚く。


「3人は今まで好き放題していただろう。これから教皇の政敵を殺し、魔王を殺し用件が済めば用済みで消されるのは想像つくのでは?」


「いい加減な事を言うな!」慌ててコンラートが俺に詰め寄る。


「歴代の勇者の末路を調べりゃすぐ分かるさ。俺が正しいか?コンラートさんが正しいか?特に聖堂大教国に呼ばれた勇者がどうなってるか?教皇に逆らえない呪文も入れられてるんでしょう?」


コンラートが黙ると「おい!こいつが言った事は本当なんだな?」「こんな世界で殺される運命?帰れるのはウソかよ?」


勇者と聖騎士が喚くと「そうさ。今まで女漁りに男漁り。病気まで持って来やがって!死体で帰れるまで好き放題出来ただけ有難く思え!このクズども!」


コンラートがそう言うと勇者と騎士が対立した構図になる。「勇者の2人は向こうで病気貰ってもう長いのでは?この世界では助かる術がありませんね。」


「ちくしょう!どの女だよ!」「向こうなら助かるんだろ?帰してくれよ。」


「アハハ!生きて帰れる方法など存在しないのだよ。君達は魔王に出会う前に病死する最初の勇者だな。」とコンラートが笑う。


「確かに魔法も薬でも助からないこの2人が猊下は狙えなくても奥さんや息子や娘は襲えるんだよ?それに薬に限りがあって部下を助けるか?聖都の偉いヤツを助けるか?どちらかですね。」


「何だと!薬を作れ!」「今から作って間に合う訳が無い。」


「コンラート様!我らを見捨てませんよね?」「お願いします!ハルト殿に我らを助けると言って下さい!」必死の形相で懇願される。


「ええい!キサマらは自業自得じゃ!神に祈っておれ!ハルト!その薬を寄越せ・・」と言い掛けた時「ドスッ」「グサッ」と音がした。


「キサマら・・裏切るのか・・」腹に剣を刺され呻くコンラート。「違うな団長。アンタが俺達を裏切ったんだよ。」青い顔した副団長が言った。


そして勇者と聖騎士の2人に向かって「アンタらにも思う所が無い訳では無いが邪魔をしようとは思わねえ。聖都で暴れて来なよ。」と騎士達が言った。


「おう!死ぬなら華々しく散ってやるぜ!」「見てな!大混乱にしてやるぜ!」と言って勇者2人は聖都に向かった。


すると「ありがとうね。」とお礼を言うネム。「別にアンタの為じゃないな。」「ねえ・・あなたも日本人なの?でも何か違うわ。転生?」と驚く。


「あの2人を手伝ってやらないのか?友達だろ?」「都合の良い女だっただけよ。幼馴染っていう名のね。それより帰れないのは本当?」


「今までの勇者が召喚されどうなったか調べたんだ。帰れないみたいだぜ。」「ふふふ。私には帰りたい理由は無いわ。これからよろしくね。」


「よろしくする理由がないぞ。聖都に帰れよ。エミールとやらも治るぞ。」「アイツ・・死ねばよかったのよ。」

お読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ