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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第4章 動乱
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第2話 ザルツベルグ帝国防衛戦2

よろしくお願いいたします。

聖堂大教国 聖都



私の名前は合歓ネム。合歓の木から付けられたらしい。一緒に転移させられた翔と正樹は子供の頃からの幼馴染だ。3人は隣、向かい合わせの家だった。


翔の家は医者で小学校からエスカレーター式の大学まで行く学校。私と正樹は普通に公立に通っていた。しかし中学から私は名前で正樹は体格の良さで不良に目を付けられてイジメに合った。


私も正樹も負けなかった。3年になる頃にはそれぞれリーダー格になり荒んでいた。その頃から翔ともつるむようになりよく3人で遊んでいた。


そして私達は底辺高校に行き翔とは中学3年でそういう関係になっていた。高校1年で妊娠。「産みたい!」と言うと「ダメだ。」


30万を渡され病院を紹介された。それからは薬を飲まされ関係は続いていた。しかし高校を出て専門学校に行く頃には会わなくなっていた。


そして20歳になり翔と正樹はずっと遊んでいたようで「久しぶりに会おう。」と言われ呼びだされた。大学のサークルでニュースになる所にいたらしい。


「ヤベーんだよ!捕まるかも。」「まあ翔は無茶し過ぎだぜ!ドラッグまで使ってたからな。ヤリチ〇翔は今や有名人だからな!」と笑う。


「オメーもだろ!体力に物言わせて壊れるくらいしてただろ?」「はあ・・2人共サイテーね。」「オメーにも言われたくねえ!ヤリマ〇ネムって有名人だろ?専門行って男漁ってるって有名だぞ!」


その時だった。不思議な空間に包まれたと思うと神殿のような場所にいた。「ここは・・?」



「聖堂大教国の聖都でございます。勇者様方。」



「おいおい!ラノベのまんま!」「これでほとぼりが冷めるまでここに居りゃいいじゃん!」「でも元の世界に戻れるの?」


「聖女様。魔王を討伐した暁には帰れると聞いております。それとお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」


「私はネム。」「おりゃ翔だ!よろしくな!」「俺は正樹だ!」

「ショウ様は勇者様の称号をお持ちです。マサキ様は聖騎士。ネム様は聖女様ですな。」


「ギャハハハ!翔が勇者?ある意味、前世でも勇者だったよな!」「なあ爺さん。この世界に可愛い女の子いるのか?紹介してくれ!その女にはイケメンを頼むぜ!」


「猊下に爺さんとは!」と周囲が怒るが目で制した。

「お任せを勇者ショウ様。決して悪いようには致しませぬ。」と言って微笑んだ。


(あんなので大丈夫か?)(ロクな人間じゃなさそうだな。)(聖の字が違いそうだぜ。)と周囲は小声でヒソヒソ言っていた。


「ネム聖女様はこちらへ。」と言って案内されたのは教会内の診療所だった。ネムが使える魔法は聖女らしく神聖魔法だった。


ヒール、キュア、ハイヒール、ハイキュア、ディスペルが使えるようだ。(ホントに剣と魔法の中世の世界観なのね。)と思っていた。


「聖女様は『目』が使えますよね?」何を言ってるんだ?と思っていると「目を凝らして患者さんを診て下さい。」と言われる。


すると悪い箇所が色と病名が出た。どうやら青が正常で緑が軽傷、黄色がピンチ、赤が重症だ。今いる子供は風邪のようだ。


どうやらヒールとキュアで治る感じだ。色も緑だった。「安心して。直ぐ良くなるわ。」「ありがとうお姉ちゃん!」「聖女様!ありがとうございます!」


そしてこちらに来て2カ月半が経つ。(最近、病気持ちが増えたわね。)そう思っていると聖堂に呼ばれた。


「久しぶりだなネム。」「俺達、随分と鍛えてんだぜ!」ウワサでは毎日10人女は寄越せと2人が言ってるらしい。


彼氏がいようが旦那がいようが容赦無しだと悪評が流れている。(性病?しかも黄色から赤になってる・・)


「あまり泣かせてばかりじゃダメよ?」「オメーが言うな!いったい何人の男を侍らせてるんだよ!」「俺が聞いた話だと1晩50人相手してるって聞いたぜ。」


「わ、私の事は良いでしょ!」「まあな。ユルユルネムの事はどうでも良い。今日は隣の国に攻めるって話だぜ!」「おう!ガバガバネムはどうでも良い。王女を寄越せって言ってんのに断りやがった!」


(それはアンタ達向けの理由でしょ!人をボロクソに言いやがって!絶対治してやらねえ!)


「お待たせして申し訳ございません。実は隣国のザルツベルグ帝国が約束を破りましてな。弱っていた所を勇者様方がお助け下さるとの事。誠に感謝しております。」


「良いって事よ爺さん!」「俺達に任せな!ボコボコにしてやんよ!」


「ほっほっほ。頼もしい限りですな。3人共元気が有り余っておられるようですから戦いまであと2週間ございます。それまでごゆるりとお過ごし下さい。」


それから診療所には多くの患者が増える。(また性病?ほとんどがそうだわ・・)爆発的に増えていた。2週間後「私は戦いなんて行きたく無いわ。」


「ワガママ言うな!もう充分ヤッただろ?俺達が怪我したら治せよ!」「そうだよ!少ない仲間だろ?協力してくれよ!」「分かったわよ・・」


10万の兵が待っていたが既に3/4が黄色になっていた。(この国・・ヤバいわ・・)かなり早い速度で伝染しているのだ。

お読みいただきありがとうございます。

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