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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第3章 つかの間の休息
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第8話 宰相の手紙

よろしくお願いいたします。

ザルツベルグ帝国 ホライズン 新ダンジョン



「ダメ。やっぱり魔法が使えない・・」ユリ、ナデシコ、スズランが首を振る。


「おい!ションベン漏らし!いつまで泣いてんだ!テメーのせいで仲間が死ぬしハルト様が1人で頑張ってるんだぞ!何とか言え!」キキョウに蹴られても「エグッ・・うう・・」と泣いてる。


俺が100匹はいるミノタウロスに苦戦していた。(くっそー!前に進めねえ・・)


「キキョウ殿。コイツはもう死んでるも同然だ。よろしい。ミノタウロスの中に放り込む。」と言ってランボウを投げ入れた。


こん棒で「ガツン」「ボコ」と殴られているがこちらも助ける余裕なんざねえ。すると突如、覚醒したのか「ぐぉお!」と叫びミノタウロスキングに向かって走りだす。


槍を振り回しているのでキングに向かわせまいと壁になろうとする他のミノタウロスが吹き飛ばされていく。(隙が出来た。)背を向けたりよそ見するミノタウロスを次々切っていく。


後ろからデュークが息のあるミノタウロスに止めを刺していく。そしてキングの取り巻き5匹もランボウの槍の餌食になった。


しかしキングを残しランボウは電池が切れたように動かなくなり倒れた。「キング!ボッチになったがどうする?謝ればステーキは許してやるぜ。」


戦斧を持ち黙って玉座から降りて来た。「人間風情ガ!」とダッシュして切りつけようとするが閃光撃破で戦斧を持った腕を切り飛ばす。


「うぐっ」と呻くがもう片方の腕も無くなると焦ってるようだ。背を向け逃げようとするがバランスが悪いから後ろから蹴ると転んだ。


「なあ。出口は何処だ?」聞いても黙ってるので背中に乗り飛苦無でグサグサ刺すと「ウシロ・・カクシトビラ。」と言う。


カエデとツツジを助け出した7人が隠し扉を見つけ「罠は無さそうだわ。」「そうか。」と言ってミノタウロスキングに止めを刺した。


死体を全て回収してランボウを背負い扉を開くと何故か地下1階に戻ったようだ。ギルドに報告に行き魔物の死体の血抜きと解体を依頼する。


ギルドマスターに報告すると「地下10階までか。しかしハルト君でも苦戦するならランクは上位出ないと難しいかな。」「5階までなら大丈夫ですよ。」


「血抜きして解体したら売って良いかな?」「もちろんですよ。売れ残りは全部引き取りますから。あと手数料は引いて相殺して下さい。」


「分かった。それと彼等の仲間が判明したから捕らえている。うちの女の子が何人か犠牲になってるらしいんだよ。」「それはマズイ!彼等重度の病気持ちなので早く治療しないと!」


「そ、そうなのか!分かった!彼らと接触した人間は病院に行くよう言っておくよ。ありがとう。」


ランボウを綺麗に洗って荷車で運んでくれる人を募集して貰った。大銅貨1枚と言うとすぐ10人の冒険者が落札してくれた。


剣もだいぶ使ったので鍛冶師のゲンさんに砥ぎをお願いすると「この前貰った金属で少し鍛えてみてえが良いか?」「お願いします。」と頭を下げた。


その後、薬を作ったり弾薬を作ったりしていた。(ランボウは子供の世話係にしよう。その方がお互いの為になる。)


その夜、帝都の宰相から手紙が来ていた。

1、皇帝は隠居してロバート皇太子が即位する。実質は既に皇帝だとあった。

2、それに伴い国境の警備、砦に北は第一騎士団7万、西の砦に第二騎士団7万が入る。

3、北の国境の町の都市長に次男、西の国境の町の都市長が3男、ハルゼイに4男、トラックに5男。

4、23200人の兵をそちらに預ける。鍛えて欲しい。


「ハルトさんの事だから理解はしておられると思うが遠く無い時期に大国と戦争になるであろう。戦争準備はしておいて欲しい。」


最後にこんな事を書いてあった。「難しい顔をなさってどうかされたんです?」とハンベエが聞いて来たので宰相の手紙を渡すと「なるほど。本格的な戦争ですねえ。」


「どちらが先に来ると思うハンベエは?」

「恐らく北が先に来ると思いますよ。春にになります。なりましたからね。あの国は大陸制覇の野望がありますから。西の聖堂大教国は『勇者召喚の儀式』をして今回は成功したようです。」


「異界の渡り人というヤツか?今回は?」

「今まで何度も召喚しようとして失敗してるそうです。魔王討伐を主としてますが訓練を兼ねてこの国と戦争する時は出て来ると思いますよ。」


「訓練で戦争されたら堪らんなあ・・」

「そうです。兵はもちろん民衆がまた多く犠牲になります。国境の砦が保ってる間は大丈夫でしょうが抜かれるとあっという間に蹂躙されますよ。」


「そうだ。ハンベエにも見せておこう。これがリジャプール王国の崖崩れを起こした爆薬と言う物だ。」小さな爆薬を見せ導火線を繋いで穴を掘りセットする。


「これに火をつける。」導火線に火を付けるとチリチリと音を立て穴に入って行く。「ズガーン!」と言う音と共に揺れる。


「山が崩落したのが・・分かりました。火山並みの威力ですね。」「そうだ。火山と同じくらい脅威な物だ。だからこれが狂人の手に渡ると大変な事になる。」

お読みいただきありがとうございます。

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