表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第3章 つかの間の休息
67/120

第7話 新ダンジョン発見後編

よろしくお願いいたします。

ザルツベルグ帝国 ホライズン 新ダンジョン


地下6階に降りると今度は明るい。「いったいどうなってやがる。」ランボウが文句を言いたくなるのも分からんでも無いが(どういう構造なのか?)と疑問に思う。


そしてここは巨大迷路のような構造だ。心眼で見ながら(今回はとりあえず最短ルートを行くか。)俺が先頭でランボウが2番目、最後尾がデュークだ。


出て来る魔物はゴブリン、ゴブリンアーチャー、ゴブリンメイジ、オーク、コボルト、コボルトナイトといったのが単発で出て来るから障害物にもならない。


階段の前で立ち塞がるのはオークジェネラルだが「コイツは手強いですよ。」とランボウが言った瞬間、最後尾にいたデュークの矢が脳天を貫きあっという間に終わった。


「ランボウ。何か言ったか?」「先を急ぎましょう!」誤魔化しやがった。死体を収納して地下7階に降りるとトンネルのような形状の部屋だ。


「何だ?何か灯りが・・」ランボウが言うと「狼だ。ブラックウルフだぞ!」後ろでデュークが叫ぶ。俺は飛苦無を投げつけると「キャン!」「キャイン!」と悲鳴があがる。


どうやら目が光っていただけだ。灯りが次々と消えていく。「私達って出番無いわね。」「私達じゃあの素早い相手に1匹でも苦戦するわよ。」


「ランボウさんって煩いイメージしか無かったけど見直したわ。」「そうね。ハルト様の足を引っ張ってるイメージだったわ。」少し凹むランボウだった。


狼を回収して地下8階に降りると「海だ・・」俺が呟くと「えっ!?これが海って言うの?」「初めて見る!」「ねえ・・水がしょっぱいの?」


「ハルト様は海をご存知なのです?」不思議そうに聞くデューク。「まあな。」前世でって言っても信じるかな?


ちょっとした南国リゾート気分だ。ノワールが子供産んだら連れて泳ぎたいなと暢気な事を思ってるとマーマンが海からやって来たようだ。


「あれは何です?」「半魚人だよ。」弓矢を構え射る。「ざっと30匹ってとこか。」ランボウは砂浜で応戦していた。


やっつけたのは良いがこのままだと死体が海に流されてしまう。(仕方ない。)マッパになり泳いで死体を回収する。


海の中には巨大な伊勢海老もどきがいっぱいいた。(これなら素手で捕まえられそうだ。)9人も下着姿になり手伝う。「これ楽しい!」「川で泳ぐより浮く気がする。」


タコやイカも少し捕まえBBQを行い余った伊勢海老もどきを収納した。土魔法で簡単な家を作り今夜はここで寝る事にした。


「立哨はしなくて良いぞ。俺とデュークは敵の気配で起きれるから。」と言って全員を寝かせる。ランボウは寝ててもウルサイのでデュークとも別の建物にした。


9人と楽しんだ後、少し微睡んでいると何か来た。珍しくランボウも起きて来ていた。『南の妖精』も起きて着替えたようだ。


「あれは・・幽霊?」「海賊の亡霊だろうな。成仏させてやろう。」「火魔法が効果的です!」とユリ、ナデシコ、スズランが言って攻撃している。


敵はスケルトンに見える。海賊衣装を着てるので何かの事情で彷徨っているのだろう。ジワジワ迫ってるのでファイアボールで殲滅させる。


同時に海賊船がチマチマと矢で攻撃してくるので(ウザいな。)と思ってファイアボールを50発出して攻撃すると「ボンッ!」凄まじく爆発して消滅する。


「よし9階に向かおう。」海岸線の切れ目に階段がある。降りて扉を開けると「なっ!・・」「これムリよ!」「怖いわ!」と言うのも無理は無かった。


霧が濃い渓谷に丸太が1本掛かってるだけだ。心眼で見てもどれくらいの高さが分からない。9人が怯えている。「ここで待っておくか?」と聞くと悩んでいる。


ひとまず俺とデュークで渡りロープを2本丸太の上に掛けて手摺のようにすると「渡れそうだわ!」9人が渡って来た。


そして最後にランボウが渡ろうとすると渓谷の下からプテラノドンのようなのが「キシャーー!」と叫びを上げランボウに襲い掛かりそうだ。


「急げランボウ!」と言っても完全に怯えていた。コイツは見かけが大きい。しかし気が小さな男なのだ。だから騒いで誤魔化していたんだと思う。


魔法は何故か使えないので弓矢で攻撃する。「早くしろランボウ!死にたいのか!」デュークが声を掛けても真ん中でガタガタと震えてる。


「俺が行く。」真ん中まで行きランボウを背負う。ダッシュで戻ると間一髪だった。丸太が折られ落ちて行った。


「これじゃ帰れないわ・・」とキキョウが呟く。「カエデとツツジは何処に行った?」と聞くと全員こちらを気にして見て無いと言う。


心眼で見ると地下10階に連れ去られて行ってる。「急ごう!」と告げダッシュする。


「カエデとツツジに何かあったらアンタを一生許さない!!」オシッコ漏らし泣いてるランボウに追い打ちを掛けた。


扉を開くと豪華な大理石風な王の部屋といった感じだ。奥の高いイスに座ってるのはミノタウロスキング見える。


「オロカナ人間。ミツギモノヲモッテキタカ。アト7人オイテカエレ。」


「牛が偉そうに喋るんだな。後で和風レアステーキにしてやるから光栄に思えよ。」と言って漆黒の大剣を抜き駆け出した。

お読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ