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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第2章 冬来りなば春遠からじ
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第28話 リジャプール王国編6

よろしくお願いいたします。

ザルツベルグ帝国 トラック


バッケンハイムの屋敷にいた使用人達を雇う事にした。全部で135人居る。ハンベエが言うには「スチュアートに任せれば問題無い。」と言う。


家令にして執事が「ハルト様。スチュアートと申します。今後ともよろしくお願いいたします。」と挨拶をしてくれた。


そして侍従長がフェルナー、侍女長がロッテンマイヤー、それぞれのスキルが凄かった。男女を問わず生活スキルも高いが戦闘スキルも高いのだ。


彼等を1年の給料をいくら払えば良いかと思うとハンベエが「金貨40枚。」と言うので渡した。かなり安くバッケンハイムに使われていたようだ。バッケンハイムを守らなかったのもその理由らしい。


「バッケンハイムは部下の忠誠心を得る努力を怠ったのです。」スチュアートが述懐してくれた。

明日からリジャプール王国の立て直しに出向く旨を伝えると「屋敷の維持に必要な15人を残し我らがお側仕え致します。」


そして王女の話題になると「まともな教育を施されてませんね。私にお任せを。」妖しく微笑むロッテンマイヤーだった。


ロッテンマイヤーは素材は悪く無さそうだがあまり化粧っ気も無い。あまりジロジロ見ると失礼かなと思っていると(お求めであれば私達は全員応じますわ。)と小声で言う。


「風呂に入れるか?」


ロッテンマイヤーを連れて風呂に入り髪と身体を洗ってトリートメント、脱毛、化粧水で仕上げてあげる。「ご、ご主人様にそのような事をさせては・・」


最初は拒んでいたが「命令だよ。大人しく従って。」と言うと静かになった。「バッケンハイムには可愛がられたか?」と聞くと首を振る。

「初物しか興味を示さず1回だけされたら皆、放置されてます・・私も14の時呼ばれただけで。」と悲しそうに言った。


その後ロッテンマイヤーは大嬌声を風呂場で響かせた。ご奉仕も覚え「もう少し色気も欲しいな。」「承知致しました。ご主人様に喜んでいただけるように。」


その後、ロッテンマイヤーが艶やかに変身してみんなを驚かせていた。


戻って『薔薇の美女』『希望の光』に声を掛けると「もちろん行きますわ。」「連れて行って下さい。」と快諾してくれた。


『医療部隊』『炊き出し食事部隊』オスカルも既にベオウルフに聞いて準備をしていた。「最近、綺麗になったな?」「あら?前は綺麗じゃ無かった?」とオスカルが笑った。


「そうじゃないよ。今は柔らかな表情になって女の子だなと思って。」「ハルト様に買われて良かった。あのオークションで感じてた。この人だってね!」と嬉しそうだ。


アズナブールとアイスバッハの部下245人と800人は「へっ?親分は結婚?貴族の娘?酒で失敗?」と言って全員が大爆笑した。


「そりゃあ結婚式は見てみたいな。」「俺らもリジャプール王国に行きたいです。」「ハルト様。連れて行って下せえ!」


ボナパルトと23200人の兵は残って貰い鍛えて貰うのと治安維持を頑張って欲しいと伝えると「お任せ下さい。」と言ってくれた。


ロバートとビスマルクは引き籠もりなので放置しておく。マーガレットは騎士団900人と調練して貰った。


翌朝、多くの馬車がリジャプール王国に到着して王宮は騒然となる。しかしケスラーや宰相が出迎えてくれたお陰で騒ぎにならなかった。


ベオウルフと20人の魔術師は鉱山に行き錬成してくれていた。ベオウルフとランボウは鉱山人足兼現場監督として活躍してくれた。


アズナブールとアイスバッハは結婚という名の軟禁状態で日々子作りに励んでいた。「今後は娼館に行くのは禁止。私が居ます。」と言われ囲われているらしい。


「大将!俺達どうしましょうか?」とアズナブールとアイスバッハの部下には北の国境で「北の帝国が攻めて来た時の為に罠を作ってくれ。」「そういうの得意です!」と出かけた。


デューク、ノワール、フォックスとモンローにも「罠を張るのを手伝ってくれ。」と言うと「任せて!」と了承してくれた。


王宮で宰相、ケスラー、王女と話を聞いた。


「今回の魔術師は魔族の上位者か若しくは魔人の可能性があります。」

「魔族?魔人?」

「ハルト殿。魔王を聞いた事が無いか?彼らは魔物の上位である魔獣を使い人間を支配しようとしているのじゃよ。魔獣の上位に吸血鬼、夢魔、ライカンスロープ等がいるそうじゃ。」

「では父はそれらを操る養分にされ、侍従長や侍女は眷属にされそうだったと言う事なのね。」


「それで陛下のご様子は?」「それなら回復され今は短時間なら話が出来るくらいになっておられます。面会されますか?」「そうですね。お会いしたいです。」


「ハルト殿。私の事もだが国を救っていただき・・」

「まだです。このままだと春には滅ぼされるでしょう。それは陛下もご存知なのでは?」

「うむ・・遠慮が無いの。北は来るだろう。」と笑った。

「少し国内を掃除させて下さい。それと王女様も再教育します。春には回復して頂き、敵に立ち向かって頂きます。」


「今の私にはどうする事も出来ぬ。宰相と相談し万事お任せする。」そう聞いて青ざめる王女。「再教育って何?」「お前をパーフェクトレディが教育する。」ついにロッテンマイヤーの出番だ。

お読みいただきありがとうございます。

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