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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第2章 冬来りなば春遠からじ
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第24話 リジャプール王国編2

よろしくお願いいたします。

ザルツベルグ帝国 トラック


「あの・・私はこれからどうなるのでしょうか?」


マチルダが聞くとシーンとなった。正直関わりたく無いなと思っていると「ハルト。どう思う?」ロバートが聞いて来る。


「きっとビスマルクさんが良い答えをお持ちですよ。」と無茶ブリをしておく。「そうですね。ロバート様の皇妃とか?」今は言っちゃダメだろうと思う答えだ。


昨日の外交頑張ったけど空気読めない人だな。またシーンとなる。「あれ?あれ?ハルト殿?どこです?」俺はサッサと逃げた。


俺が温泉に酒を持ち込み飲んでいると「ここに居ましたか大将。」と3人がやって来た。「飲んでたんです?」「まあな。」


「あのマチルダってどうなんです?」

「うーん。まず落盤事故で部下を助けない辺りで人としてダメなヤツだと思ったから関わりたくないし、あの国に行くと取り巻きにクズ貴族が多かったが気にならないのは同レベルだろうと思う。」


「なるほど。それを分からず皇妃って言うあの男も底が浅いな。」

「ビスマルクだっけ?修行が足らんな。」

「そういえば大将の夢って何です?」


「俺?毎日酒飲んで寝たい時寝て好きな女に膝枕してもらえりゃそれで良いかな。」

「それホントに夢ですよ。大将にはムリだもん。」

「確かに。これから更にハードにさせられる気しかしねえな。」

「ロバート様にロックオンされてますからねえ。」


みんなイヤな事を言う。温泉から出るとマチルダが泣いていたがスルーして見なかった事にしようとした。

「先程、病院へ行ったんです。」想像が付く。

「みんなから責められました。でも私本当は助けたいと思ってたんです!」俺も世界が平和だったら良いなと思ってるよ。


「私の気持ちなんて誰も分かってくれない・・」まあ分かりたいと思わないな。相互理解の道は険しそうだ。


「そりゃダメだろ?思うだけなら俺でもいっぱい思うぜ。どうせ人のせいにして逃げるんだろ?アンタの国はクズ貴族だらけだったが王様もそうなら納得だぜ。」と笑うアイスバッハ。


「マチルダさん。俺にどうなると聞く前にどうしたいですか?別に国に戻りたければ戻れば良いですよ。春には北の帝国から攻められそうですから。守りたいと思うなら頑張る事です。アイスバッハの言う通りですよ。思うだけ、願うだけじゃ願いは叶いません。」


「おっ!さすがアイツらが大将って言うだけの事はあるな。今回の戦も鮮やかだった。世間は幸運に幸運が重なった勝利って思ってるがな。俺は騙されねえぜ。」


「どうしたいかですか?考えてみます。」俺達の会話を聞いて考え込んでいたが部屋に戻ったようだ。


そう言えば王様ってホントはどういう状況なのか?心眼で見ても分からなかった。ハンベエなら知ってるかな?と思って呼ぶと「その為に連れてったんでしょ?」


全然そんなつもりでは無かったんだが。「あれは病気では無さそうです。傍に居る魔術師はどちらかと言えばウワサに聞く暗黒魔術の類では無いでしょうか?」


「それは呪詛とかそんな類なのか?それと連れて来た侍女の片方は怪しく無いか?」

「まあうちには解呪のプロも居ます。あの侍女は見張り役でしょう。それとケスラー爺さんに送り込まれた暗殺者をあの爺さんやっつけてましたよ。」


「よし!明日の朝から王宮に乗り込むぞ。周辺をたのむ。もし魔術師が逃げたら逃すなよ。」「承知致しました。」


『アースガルド』のメンバーとオスカル、ユウを招集して事情を説明する。


「解呪出来るかどうか分かんないけどやってみるわ。」「症状に合いそうな薬を持って行くわね。」

「頼む。ランボウ、フォックスとモンローは2人の護衛。ノワールとデュークは怪しいヤツは狙撃してくれ。出発は明日早朝だ。」


「分かりました!やっと出番が来たな!」「アンタはバカだから大丈夫かしら?」「そうそう。護衛にも向いて無いわ。」小さな声で「だ、だいじょうぶ・・」と答えるランボウだった。


翌朝、王宮に到着すると「止まれ!」


当然のように衛兵に止められる。誰何されるが「この前王女に会いに来てたハルトだ。陛下に会いに来た。」


驚き不審者扱いされる。「よく考えてみろ?王女でさえ王に会えて無いらしいぞ。お前達は怪しいと思わないのか?侍従長のオッサンや医師がひた隠しにしてる言葉を鵜呑みで信じるのが忠誠心か?」


俺の言葉で動揺する。「俺達だけで信用できないならケスラー爺さんを呼んできてくれ。お前等の警備隊長は洗脳されてるっぽいからな。」


「確かに隊長は怪しかった。」「俺もそう思っていた。」「洗脳されていたとは・・」と言ってると「おー!ハルト殿ではありませんか!さあ参りましょうぞ!」とウキウキしている。


宰相を捕まえ「陛下の部屋に案内してくれ。」半分脅しで案内させる。衛兵も興味半分で6人ほどついて来て居た。


すると「勝手な事をするんじゃない!陛下はご病気なのだ!」と立ち塞がる侍従長。「おい!こいつも悪魔の手先だ。捕らえろ!」衛兵が殺到すると「これまでか!」と言って逃げた。

お読みいただきありがとうございます。

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