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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第2章 冬来りなば春遠からじ
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第15話 ハルゼイ編15

よろしくお願いいたします。

ザルツベルグ帝国 ハルゼイ 


病院を出ると「ハルトさん!私を妾にする時は父や兄に挨拶しなくて良いです!母にだけお願いします!」


「何をどさくさに紛れていってんだか。しかもこんな場所で逆プロポーズ?」ソフィーに笑われ我に返るローズ。「私・・なに言ってんだろ・・」と真っ赤になる。


「うちは両親だね。妹もセットだから厳しいわよ!」ニヤニヤしながら言うソニア。

「うちは優しい母だけだから大丈夫よ。」おっとり系ティナ。

「もう両親もいないから私はいつでもどこでも良いわよ!」意外な肉食系女子エリス。


「もう!みんな何をどさくさ紛れに言ってんのよ!」「お前が言うな!」と4人にツッコまれるローズだった。


砦に戻るとロバートとマーガレットが待っていた。


そこへ「皇太子殿下。お願いがあります!」とローズが今までから先程までの経緯を話した。

「アハハ!あのサンドロとアスランがねえ。みんな災難だったね。どうするかな?」

「兄様!そんなヤツは北の砦に一生居て貰えば良いのです!」「おっ!ソレ良いね!そうしよう。」


悪い顔で爆笑するロバートだった。


『薔薇の美女』が去ると「もう宰相はこちらに向かって来ているそうだよ。ちょうど閣僚も入れ替わってるから挨拶も兼ねて来るそうだ。」


「では外務卿以外の方々も来られるのですか?」

「軍務卿、財務卿、内務卿、あとは局長クラスが何人かだよ。不都合があるのかい?」


「いいえ。2つほどお願いがありますがよろしいでしょうか?」

「言ってごらん。もうじきマーガレットと結婚すれば君は弟だからね。」「も、もう!兄様ったら!」


「国境砦は兵士以外は通行自由。税を取らないんです。そうすれば商売や人の行き来が盛んになります。もう1つは16000人を割と自由にさせます。まあ逃げられるかもしれませんが。」

「貴族もかい?自由にさせる理由を聞いても?」


「貴族達はしばらく解放しません。恐らくナン王国よりこちらの国が良いとなれば彼らは喜んでこの国に忠誠を誓う兵になります。兵を育てる時間、金、労力を考えれば無理やり兵にするより良いと思うからです。」

「兵士1人育てる費用はバカにならないからね。それと商売が繋がるのかな?」


「すぐではありませんが今後賠償金を自分達の為に払わないと商人達から聞かされればどうですか?私達が言うとウソっぽいですが商人達が言えば戻りたくならないですよね?」

「フフフ。良いねえ。君のそういう所好きだよ。」


「そこで今夜、町を上げての宴会を行います。これに兵士達も参加させてあげれば多少喜ばれるし皇太子殿下の捕虜の扱いが良いと評判になれば一石二鳥ですよ。」

「兄様!ぜひやりましょう!」「そうだな。準備手配を頼んで良いかな?」


「お任せ下さい。それと『南の妖精』9人をナン王国に1度里帰りさせようと思っています。恐らくこの国で起こった事を話すと思います。家族を引き連れ戻って来るのも良いでしょうしナン王国がいかに酷いか吹聴してくれるのも良いかと思います。」

「ふむ。護衛を付けるか・・目立たない『影』を使おう。良いよ。それはこちらに任せて。」


「国境砦ですが無税で通すのですがノーチェックとはいきません。身分証を見せて頂くに当たって愛想よく笑顔で出迎え送り出せる人を人選して欲しいんです。言わばこの国の顔です。笑顔で歓迎されてイヤな人は居ません。」

「尊大な門番とかイヤですよね兄様!」「そうだね。しかし密偵も増えそうだな。」


「そこです!敵の密偵もいつか油断して通れば儲けものです。目が使える人間を配置しておけば楽に捕らえられます。今回試しにこの国境砦で実施してみませんか?」


「身分の低い人達を相手に『ようこそザルツベルグ帝国へ!』と衛兵達が笑顔で言うのを想像すると笑ってしまったよ。確かに良さそうと思って貰えそうだね。人選するよ。あと商人に何を売らせる?」


「これですよ。」と言って『脱毛剤』『コンディショナー』『化粧水』『精力剤』『魔力ポーション』を見せる。


「これを1つ大金貨1枚で売るんですが最初はみんなに見せる為に無料でするのです。出来れば大勢いる場所が理想です。ザルツベルグ帝国は良い国だと刷り込ませるのがメインです。」

「本気の商売じゃないんだね。謀が多くて面白いよ!」「あー!それ欲しかった!ハルト!風呂に行こう!ハルトがすると気持ち良いと評判だからな!」


砦内に作った狭い風呂にマーガレットと入る。「さあ!頼む!」さすが皇族だ。侍女達にして貰うのが当たり前なのだろう。


「マーガレット。もう少し拡げて。」「こ、こうか?」やっと少し恥ずかしそうな顔になる。「は、ハルト・・その・・同じ場所ばかりしてないか?」


「ここが重要なのです。ご気分はいかがでしょうか?」「悪くないが・・なにやらムズムズした気持ちになる。」


「は、ハルト!気持ち良い・・私の・・ああああ!」盛大に叫びイッたようだ。「ビシャー!」と音を立て盛大に噴き出す。


「これは・・違うぞ・・小水を漏らした訳では無いからな!」「分かってるよマーガレット。」笑顔で言うと「兄様には内緒だぞ。」と言って安心して微笑んだ。

お読みいただきありがとうございます。

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