第14話 ハルゼイ編14
よろしくお願いいたします。
ザルツベルグ帝国 ハルゼイ
「いくつか案はありますね。ロバート皇太子様とマーガレット・・には明日の早朝から騎士100名と家事スキルを持った人達と一緒に砦に行こうかと思ってます。」
「フフフ。やっとマーガレットって呼んだわね。嬉しい!」
「やはり砦も落としていたか。どうやったかは聞かないでおこう。それでまだあるんだろう?」
「あと宰相閣下と外務卿に来ていただき、宰相閣下には国境付近の町や村の内政官達の入れ替えを進言して欲しいのと外務卿にはナン王国と交渉をお願いしたいですね。捕らえた兵16000人と貴族20名ほどいますから。」
「いくらくらい賠償金を要求すれば良いかな?」「ねえねえ、ハルトの隣に座って良い?」
「私ならこちらから提示せず相手がいくら払うつもりかを聞きたいです。その為に下準備はするつもりですよ。交渉しやすくするため揺さぶりを掛けます。」
「うんうん。君らしい。他にもあるかな?」「ハルト!座るわよ?良いでしょ?」
「ナン王国はこれくらいでしょう。問題はリジャプール王国と国境の町トラックです。これはアズナブールと245人を先行させ調べて貰おうと思ってます。先行した工兵部隊の進捗やバッケンハイム公のジャマが気になってましたからね。あとはベオウルフと亜人2020名をボナパルトとホライズンに連れて帰らせようと思います。」
「確かにバッケンハイム公はなかなか尻尾を掴ませないな。帝都でも調べてるが・・」
「ムシするならこうしてやる!えい!ノワールはこうするとハルトが喜ぶって言ってたからね!」
「ロバート皇太子様の前でする事ではありませんよ?」
「アハハ!構わんさ。そのうちマーガレットはハルトのものだから。今からハルトの好みを覚えるのも大切な仕事だ。」「うふ。そうらしいわ。ノワールにもっと教えてもらって覚えようっと!」
「あと私からお願いになるのですが騎士の方々に牢の見張りと山狩りをお願いして欲しいのです。住民が困っているのと捕虜の食料が足りなくなると思うので。」
「良いよ。早速手配しよう。」「ノワール!ノワールはどこ?色々教えて貰わなきゃ!」
ハンベエと忍者部隊、フォックスとモンローを集めナン王国に揺さぶりをかけると話をする。
「なるほど。面白そうね。」「具体的には?」
1、王子の5男が勝手に隣国に行き盗賊に捕まりそうになると自分の妻達を差し出し命乞いをして逃亡したが結局殺された。それに激怒した親バカ王はあろうことか隣国に戦争を吹っ掛け敗れた。
2、哀れなのは戦争に行かされた貴族や兵達だ。まさかそんな事情で戦争させられてるとはつゆ知らず良い面の皮だ。賠償金をさっさと払えば助かるが子供の為に戦争する王だから怪しいもんだ。
「ざっとこんな感じの内容を酒場、歓楽街、街角で『流布』して欲しいのさ。動ける人間は早速行って欲しい。行けるヤツには活動資金を渡す。1人大銀貨1枚だ。」
全員喜んで「行きます!そんなの簡単だ!やるぜ!」と叫んでいた。
ハンベエも行くと言うので金貨1枚を渡す。
「活動資金が足りないヤツに渡してやってくれ。成果を上げたヤツには報奨金をあげてくれ。そしてその成果が分かるように商人達も行き来しやすいようにしておく。」
「分かりました。商人の恰好をさせて向かいます。」
「それと次の仕事もあるから早めに切り上げて来て欲しい。10日後にはトラック入り出来るくらいだ。」
「承知致しました。」
『薔薇の美女』に「サンドロ、アスランのお見舞に行かないか?」と声を掛けた。
「なぜ私が行かなきゃならない?あのクソアニキに隅々まで見られたのに?」怒るソニア。
「姉さんの怒りはハンパじゃ無かったわね。」呆れたように言うソフィー。
「あら?そう言うアンタが1番蹴ってたわよ。」笑うティナ。
「私はハルトさんと一緒なら良いわよ。」嬉しそうなエリス。
「あれでも実の父兄だから行くわ・・」ローズが渋々といった感じで言った。
病室に入り「サンドロさん申し訳ありませんでした。」と俺が謝ると「良いんです。この歳になると真正面からぶつかってくれる人も少なく、痛かったですが嬉しくもありました。」
「だからと言って怪我をさせて良いと思っておりません。本当に申し訳ありませんでした。」
「いやいや、そんな事よりアスランからローズの事を聞きました。ローズは気が付けばムチムチの良い感じのオッパイで色っぽい身体になってましたな。」と手で胸の形を作る。やっぱ親子だ。
「ここでは鎧を付けてるのによく分かりますね。親子だからです?」
「この前、この娘達が帝都に戻って来ましてな。その時に風呂に入っていたローズを隅々まで覗いたんですよ!惚れ惚れする裸体でしたなあ。」
「ドゴーン!」「バシッ!」「ガスッ!」「ボコッ!」「ドーン!」
「あのアスランと紛れもなく親子だわ!死ね!」「いけしゃあしゃあと言いやがって!私達も見たんだろ!」「何を覗いてんだ!このクソ親父!」「昔から親子で覗いてたのかド変態!」
「2度と騎士を語るな!クズ野郎!」
明日退院予定だったサンドロ、アスランは勢いそのままアスランまで犠牲になり長期入院者を余儀なくされるのだった。
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