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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第1章 プロローグ
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第11話 奴隷市前日

よろしくお願いいたします。

ザルツベルグ帝国 帝都 2日目


「呪文が必要なら教えるわ。」「呪文を唱えないと魔法を使えないんです?」「ううん。唱えた方が威力が上がると言われ宮廷魔術師達は唱えているわ。」


「でも私からすればナンセンスだわ。詠唱が終わる前に攻撃をされれば意味ないし、呪文で攻撃の種類が分かっちゃうじゃない?戦いに重きを置いてる人には不向きだわ。」


その通りだと思う。「でも貴族達はありがたがるのよね。」と言って笑った。「あと、例えば火の魔法だと攻撃はファイアーボールくらいしか使えないけどイメージが大事なのよ。」


「どう言う事です?」「ファイヤーボールを大量に敵にぶつけたいとか大きさはこれくらいとかね。大きさも量も魔力量も人によってそれぞれ違うのよ。」


言いたい事は何となく分かった。「ありがとうございますレナさん。お支払いは?」「ハルトのカラダでも良いんだけど後ろのお嬢さんが怒りそうだから金貨1枚で良いわ。」と笑った。


支払おうとすると抱き寄せられ「また来なさいハルト。必ず5つ解放しないといけない運命があなたには待っているはずよ。」と小声で言われた。


ノワールより大きな胸の感触が伝わり頬にキスされた。「また来てね!」と手を振ってお別れするとノワールががっちり腕を組み「ムー!」と言って頬を膨らませ拗ねた。


その後は街に買い物に出ると味噌や醤油、ミリン、鰹節、イースト菌、山椒、七味、日本酒を売ってる店に出くわせた。「これは大昔に勇者様がこの世界に流行らせたんだよ。」と説明された。


「売れるだけ欲しい。」「良いね!まいどあり!」と全て買い付けた。全部で大銀貨2枚だが問題では無かった。


俺が嬉しそうな顔をしていると「良い買い物出来たみたいで良かった!」と抱き着く。その後野菜、果物や小麦粉、卵、種や苗木、塩、砂糖、蜂蜜を大量に買って行った。


端の方の店で珍しい物を見つけた。「胡椒だ!」と叫びダッシュでその店に入る。「いらっしゃい。ここが何の店か分かってるのか?」と不思議そうだ。


「胡椒でしょ?白と黒のどちらがありますか?」「ほう。アンタは若いが物を知ってそうだ。良いぞ売ろう。もちろん両方あるぞ。」と嬉しそうだ。


「売れるだけ下さい。」「金額を知らずに無茶言うな!この袋だけで金貨1枚だぞ!」と1kg入りの袋を見せた。


ちょうど100袋あったので大金貨1枚を出すと「あ、ありがとう、ございました・・」と腰を抜かしながら言った。


俺達は武器と防具の店を訪ねて回った。「これといった物は無いわ。」とノワールも残念そうに言った。


暫く見て回ってると1軒の骨董屋さんがある。妙に気になる気がして入ってみた。「冒険者かね?若い人が来るのはひさしぶりじゃ。ゆっくり見て下され。」と店主らしき人が言った。


店内を見渡していると『心眼』で見ても鑑定不能な革鎧と弓、槍を発見した。(ボロボロ過ぎて価値が無いのか?)と思ってノワールにも確認してもらう。


すると「凄く良い物かどうしようもなくボロなのか分からないわ。」と小声で言った。革鎧は2つありサイズは俺達にほぼ合う。


俺がその革鎧と弓と槍が欲しいと告げると「おいおい。そんなボロボロなのよりこっちを見てくれ。」と違う商品を勧められる。


しかしどの商品も俺達の心を震わせる程の物は無かった。結局、最初の4点を欲しいと言うと「やれやれ。まあ在庫整理出来て良かったと思うかの。そうじゃな大銅貨1枚でどうだ?」


「分かりました。それで結構です。」と告げ支払った。その後は弓矢専門店で「この矢欲しい!」とノワールが言うので3000本全て買った。


その後は食器類を見に行きフライパン、鍋、お皿、スプーン、フォーク、ナイフを大量に買い付ける。「あのお皿可愛い!」と言うので大皿、中皿、小皿と揃える。


食用油やちょっとした化粧品も買い、石鹸類やタオルもたくさん買った。「これでもっと綺麗になっていっぱい抱いて!」と抱き着く。


家具も見て歩き、酒屋さんに行く。ブランデー、ウイスキー、ワイン、蜂蜜酒を樽ごと買い付ける。「まだありますよ!」と他の店も売り込んで来た。


300樽以上買い金貨1枚を支払った。それからカットしてもらいに行き「イケメンにしますよ!」と顔や髭も剃って貰った。


「次から私がするわ!」とノワールが張り切り、ハサミやカミソリを買いに走った。「ふう。いっぱい買ったわね。」と満足そうに笑った。


宿に戻ると「飯にしないか?」とマイヤーさんに声を掛けられる。隣のレストランに行き適当に注文していると「付与はどうだい?」とマーサさんに聞かれる。


「お陰でうまく行きました。ありがとうございました。」「そうかい。そりゃよかった。」「ところで明日のオークションですが4か所に分かれてます。」とセバスさんが言う。


「子供会場、下級奴隷会場、中級奴隷会場、上級奴隷会場ですね。どうしますか?」「それなら分かれるしか無いですね。しかし子供とは・・全員救いたい。それと亜人の人達も。」

お読みいただきありがとうございます。

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