表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第7章 一葉落ちて天下の秋を知る
103/120

第1話 新たな仲間達

宜しくお願い致します。

ザルツベルグ帝国 帝都


いよいよ明日、ホライズンに帰るという時にロバートに呼びだされた。呼ばれなくてもこちらから出向こうと思っていたので丁度良かった。


宮殿に行くと寛いだ格好で待っていた。「実はアメリアが懐妊したんだ。」と嬉しそうに言うロバート。

「それはおめでとうございます。ですが良いのですか?」


「アハハ!君がそれを言うの?バッケンハイムの奴隷だった子って可愛かったからまあまあ有名だったみたいだけどね。可愛さは正義だよ!」とご機嫌だ。


「もちろん私は気にもしませんよ。私に言わせて貰えば皇帝も奴隷も亜人も人です。殺されれば死ぬし悲しけりゃ泣くし嬉しけりゃ笑うんですから。」


「うんうん。全くその通りだよ。ところで闘技場を作る人選出来たらしいよ。5人が明日、同行するってさ。」


「そうですか。ありがとうございます。唐突な事を言いますがこの帝都を要塞化しませんか?」「急にどうした?」と真剣な顔になる。


「リジャプール王国、義賊の英雄、マジカル大公と魔族が背後から来ていました。いつかそんな時間を掛けず魔物や魔獣を嗾けられたらここは一たまりも無くなります。」


「うーむ。そうだなあ・・」「それにまたラングやスカウンドレルのようなヤツまでこの帝都にいたら?今回はたまたま別件から発覚しましたがもう居ないとは限りません。」


「そうだな!ありがとう。早速取り掛かろう。他に何かあるかい?」


「そうですね。籠城になっても良いように食料と水の確保。それと弓矢や罠を仕掛けることですね。」「罠は軍務卿に任せるよ。」「分かりました。要塞化したら教えて下さい。」


まあ冬って言ってたが早くても3ヵ月は猶予があるだろうと思うが侵攻が早まる可能性もあるしターゲットが俺に変わる可能性もある。


「例の5000人の工兵にした者達が今は道路を作って貰ってたけど要塞を作ると言うと喜びそうだ。ちなみにホライズンから帝都までの道は良くなってるはずだぞ。」とロバートが言う。


「帰る時が楽しみですね。ではまたお呼びがあるのを楽しみにしておきます。」と言って館に戻った。スチュアート、フェルナー、ロッテンマイヤーを呼ぶ。


「不確かな情報ではあるが冬に魔族の帝都侵攻の可能性がある。陛下には要塞化を進言したがここも出来る事はしておいてくれ。君達の安全が第一だからな。」


「承知致しました。何処までしてよろしいでしょうか?」「思う存分やってくれ。」と言って大金貨5枚を渡す。


「ほっほっほ。剛毅な方だ。これだけあればここでも要塞化出来ます。」と笑うスチュアート。

「食料や水の確保、武器もしっかり頼む。余裕があれば避難民の救出もして欲しい。」


「我らにお任せを!」とフェルナーも嬉しそうだ。「場合によっては人を雇っても良い。委細構わず存分にやってくれ。」と言うと3人が静かに頭を下げた。


翌早朝、スチュアート達に見送られて出発した。「イヤだ。帰りたくねえ。」と駄々を捏ねる4人だが道が広く綺麗になっていた。


ホライズンに到着して最初に確認したのはディノニクスドラゴン4頭の小屋だ。「これはお前達の卵だろ?」と言って戻すと嬉しそうだ。


藁で巣のような物を作り地熱がある暖かそうな場所に置いてやった。するとメスの2匹が「キュー!キュー!」と嬉しそうだ。


俺は最近では需要が無くなったゴブリンを与えて見ると「バリッ、ボリッ」と音を立て夢中で食べていた。まだ欲しそうな顔をするので50匹程出すとあっという間に全部平らげた。


もう50匹出して「また明日持って来るよ。」と撫でると「クー!」と嬉しそうに鳴いた。「俺が来れない時はギルドでエサを買って与えてくれ。」と飼育係に頼んだ。


そして次は亜人達と吸血鬼にサキュバスだ。吸血鬼は「ヴラドです。ご主人様。」と名乗り、サキュバスは「シモーネと申しますご主人様。」と言ってウインクする。


「これからはハルトと呼んでくれ。」と言うと「承知致しました。」とヴラドとシモーネが頭を下げて言った。


気の利く男ケネディが「読み書き計算までは全員がほぼ出来るように仕上げました。」と言う。既に子供達は全員学校に入学させていた。


1番人数が多いアマゾネスは「精力の強い旦那が欲しい。」と言うので募集をするがアズナブールとアイスバッハを見ているので多くは尻込みをした。


ドワーフには頼みたい事があった。「実はコンパウンドボウとコンパウンドクロスボウを作って欲しい。出来れば1万くらいだ。期間は2ヵ月。」と言うと図を見ながら「材料が足りねえ。」


「鉱山に行けばあると思う。」

「ならその鉱山に俺達を連れて行け。掘るのもお手のもんだ。」「そうだな。儂らがそこで鍛冶をすれば良いのじゃ。」と言うので連れて行く事になった。


エルフと黒エルフは50人ずつくらいしか居ないので「弓が得意な人は戦いに。精霊魔法が使える人はオスカルとソニンを手伝ってくれ。」と頼む。


2番目に多い獣人族はそれぞれの種族で得意分野が違うようだ。「内政関連はケネディ。戦が得意なのはボナパルトの所に行ってくれ。」と振り分けた。


「ねえハルト様?娼館を作りませんか?せっかくたくさんのアマゾネスもいるんだし私の眷属も優秀ですわよ。」とブルンと大きな胸を揺らし言うシモーネだ。

お読み頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ