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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第6章 戦後そして復興へ
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第14話 帝都の後始末

宜しくお願い致します。

ザルツベルグ帝国 帝都


宮殿を出て館に戻る。「暫く帰れない事になった。」と全員に言うと喜んだのはアズナブールとアイスバッハ、マチルダ、サーシャだ。


事情を説明すると「じゃあ俺達は道場に行くか?」と言うのはベオウルフ、アズナブール、アイスバッハ、マチルダ、サーシャ、ロキだ。


「私達は闘技場だね。」とデューク、ソニン、フォックスとモンローだ。「私達は病院だね。」とマリア、ユウ、ネムだ。


俺はレナの所に行き話をした。「俺が前回、陛下の申し出をお断りしたのは嫌いだからではありませんよ。商品のように扱われるのがイヤでした。」


「それはわかってたんだけどね。ゴメンね面倒くさい女で・・」「前から聞きたかったけど何で宮廷魔術師辞めたんです?」「それか・・実は・・」


以前の宮廷魔術師の団長はセクハラの得意な人だったようだ。「ほら・・私って10代の頃から胸が大きかったし良く触られてたの。もうそれが気持ち悪くて・・」


「今は違うならまた戻って頑張って見ませんか?俺が軍務卿な訳だし。」「あっ!そうだね!ハルトちゃんの役に立つかも!うん!戻って見る。ありがとうハルトちゃん!」


これでこちらは解決したかな?次はマーガレットだ。会いに行くと「あっ・・ハルト・・」と気不味そうだ。


「俺は少し前まで奴隷で地下闘技場で殺し合いをさせられてた。イヤで堪らなかった。毎日のように殺し合いの日々。勝ったらご褒美で食えるのはゴブリンの肉だった。」


「そうなのか?」と聞かれ頷く。


「『薔薇の美女』5人を覚えている?」と聞くと頷く。「今、どういう状況にいるか知ってる?」「何となくだが・・」と言う。


「俺も彼女達も過去は変えれないし変わらない。マーガレットもだ。」と言うとハッとした顔だ「高々、作戦失敗して兵の信頼を無くしただけだろ?」


「ふふふ。そうだな。私はハルトや『薔薇の美女』5人から見ればまだまだだったな。皇族の甘えが何処かにあったかもしれん。」


「もちろん不幸自慢や辛さ比較した処で意味は無い。しかし彼女達とマーガレットに共通点はある。それは『考えなかった』という点だ。だから失敗したと言える。」


「そうか・・今度彼女達にも会って話をしてみたいな。受け入れてくれるか分からんが。私もこれから何を言われても頑張ってみるよ。ありがとうハルト。」


(これで2人は何とかなったかな?)と思い館に戻る。1人でボーっとしているオスカルがいた。「オスカル今ヒマか?」「見ての通りよ。」と笑った。


「ちょっと付き合って。」と闘技場に連れて行く。「オスカルなら分かるかな?ここの死なない仕組みってどうなってんだと思う?」「これはかなり高度な術式で出来てると思うわ・・」


そう話しをしていると宮廷魔術師達がやって来た。「何故我々がこんな場所に・・」「仕方ないだろ?陛下のご命令だ。」「俺らで分かるのか?」「エンシェントテクノロジーってヤツは手に負えねえ。」


「そんな凡庸な人達には無理よ。」聞こえるように言うソニン。


「相変わらず人を見下させたら皇族顔負けだ。右に出るヤツが居ないなソニンは。」「ハルト様!それ褒めて無いし嬉しく無いです。」と文句を言う。


「ふっ。亜人風情が。」「何も分からぬヤツがしゃしゃり出るな!」「我ら貴族で魔法が使えるのだ。その辺のヤツが我らに物を言うのは100年早い!」


「宮廷魔術師には研究室があり研究開発してるんだろ?そこのヤツが来れば良いんじゃないか?」


「キサマは何も知らんのだな。あんな場所は左遷された人間が行く場所だ。ここ100年、1度として陽の目を見た事は無い!」「どうせロクに研究もしておらんだろうな。」と笑ってる。


(へえ。それは良い事を聞いた。)


その後はミュラー達に声を掛けられ3日間、道場と闘技場で戦った。そしてロバートに呼ばれ「よくやったハルト。2人共元気になったな。」「そこでロバート様にお願いが。」


「何かな?」先日の宮廷魔術師達とのやり取りを話し「やる気のあるやつなら誰でも良いんです。そして研究所を軍に下さい。」


「アハハ!ちょうど良いね。実はレナが戻ると聞いて今の役立たず貴族を追い出そうと思っていたんだ。左遷かあ・・今の魔術師達がそうなるな。」と笑った。


「ではハルトが戻る時に研究班をホライズンに行かせよう。向こうに作りたいんだろ?」「お見通しですね。ありがとうございます。」


その頃、マーガレットは入院している『薔薇の美女』や他の謀反人に面会していた。「バカな女と笑ってくれても良いわ皇女様。」と自嘲するようにローズが言う。


「その言い方はよせ。マーガレットで良い。一緒に戦った仲では無いか。」と励ますように言うマーガレット。


「今思えばあの頃が1番輝いてた。」とソニア。「今じゃ誰の子か分からんお腹で動きにくいし。」とソフィ。「病気うつされ苦しいし。」とティナ。「あの頃に帰りたい・・」とエリス。


「私が砦で大失敗したのを知ってるか?」とマーガレットが言うと「病気をうつされて誰の子か分からない妊婦の私達に比べりゃマシでしょ?」5人が反論した。

お読み頂きありがとうございます。

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