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雨唄  作者: 雨宮雨霧


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2026年1月俳句&川柳まとめ

2026年1月俳句&川柳まとめです。


静けさに包まれる家初茜


ゆっくりと過ごす幸せ一度また


胸にため柚子の香るや雑煮かな


あたたかな部屋で眠れるしあわせを


初星や心を透かす手のひらは


ねむい目をこすり膝へと移る猫


春永を見送る寂し心かな


がんばるよ向けた背中の見え方は


今はもう遠き思い出初写真


悔しさも無駄ではないと知る終わり


眠る山朝の淡さを葉にかえる


閉店を知らす朝日や初便


見透かしてばかりの君の奥を見る


ため息の混じる七日の夜を手に


恋だとか結婚だとか絶った糸


頬を染めスケート滑る夜の街


百年も経てば言葉も塵と化す


山茶花の咲く花道の寂しさや


からっぽに近付く思考死は残り


火の番の声の響くは年思う


結局は生きるも死ぬも今次第


初旅に巡らす瞳川辺立ち


あと一歩奈落の底で泣くことも


忙しない未来を目にし寝正月


大丈夫泣きはしないよもう君に


初凪にゆらぐ心をそっと撫で


もういいよ涙を拭うやさしさも


春近しあたたかな日を浴びる昼


大丈夫ひとりじゃないよなんて云う


透明に見える空気と雪時雨


波の打つそばを裸足で踏みしめる


息をして見渡す景色阪神忌


人生に御霊に祈る朝の時


頬赤く笑う愛しき雪見酒


公園の夜に浮かんだ白い影


列をなす雪兎たち無人店


胸に抱く望みは叶うこともなく


もう既に結露の覆う寒の入


ただひと目見ただけで気の緩む夕


厄払直行便のバス停は


窓伝う結露の先に映る空


川に張る氷にはしゃぐ染めし頬


書くこともせずに眠らす物語


厳寒に震わす君の身を抱いて


花びらをちぎり占う生と死を


凍空や天国の地を見定める


こもる日の布団に埋もれ枯れる息


日差し浴び鴨を眺めし座る岩


後悔も感謝に変わる凍てし葉を


寒晴に喜ぶ服のゆれる風


枯れきった涙の代わり伝う首


ほころびを心に渡す冬の梅


芽吹きだす命を数え声をかけ


白雪の降る窓際に立つこども


目に映るものは泡沫傷すらも


春を待つこの静寂な時がよく


生きているそれだけでもう君と泣く


2026年1月計63句

2026年計63句


自選

静けさに包まれる家初茜

閉店を知らす朝日や初便

厄払直行便のバス停は

俳句と川柳まとめをやっとつくれた……。半年実行に移せなかった人。

俳句と川柳は廃人じゃなくて俳人になったら?と言ってくれた方がきっかけで始めた記憶。懐かしい。

今年もよろしくお願いします。

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