表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/244

第75話 迷宮ボス

第75話 迷宮ボス

第5層に降り立った。

ひたすらに広い空間だ。

暗視能力を最大限に発揮して前方を見るが、ひたすら空間が続いており、何もない。

後方には壁があり、それが左右にずっと続いている。

今の僕は、迷宮の中でも150mほどは見えるようになっている。

左右をよく見ると、どちらの方向も150m程向こうに壁があり、後方から続く壁と隅を作っている。

大きな四角形の空間なのだろうか。

このまままっすぐ進めば、部屋の中央にたどりつけそうだ。

きっとそこにボスがいるに違いない。

僕達は、ゆっくりと、慎重に、まっすぐ歩き出した。

しばらく歩いていたが、突然床が光ったと思うと、僕達は強制的にテレポートされ、別の場所にとばされた。

「ここは…さっきと同じ部屋の中だね。部屋の別の場所にテレポートされたんだ」

「床を確認していたけど、罠は見抜けなかったよ。リンかミーニャがいてくれたらな…」

「レン、無い物ねだりしても駄目よ」

「わかっているよ」

前後、左右をよく確認した。

「多分だけど、壁の位置から考えて、こっちに行けば良いと思う」

「じゃあそうしよう」

「今度はみんなも床に注意して、何か気づいたら教えて下さい」

「了解」

僕達は、決めた方向にまっすぐに歩み始めた。

数十mほど歩いていくと、先ほどと同様に突然床が光り、また転移されてしまった。

「またっ!」

「気をつけろ!ドラゴンだ!」

転移させられた先には、ドラゴンが待ち構えていた。

僕本体と分身体はすでに動き出している。

僕とエライザとのコンビネーションは完璧で、三方から一斉に攻撃を行い、いつものように難なくドラゴンを倒すことに成功した。

「あなた達は一体何なのよ!あっという間にドラゴンを倒して。今まで実力を隠していたの?」

「そんなことは無いわよ。早く行動しないと危なかったから、そうしただけ」

「…」

「うーん、いつ転移させられるか分からない上に、その先でいきなり襲われるかもしれない、とても厄介な状況ですな」

「それでも中央と思われる方向に進み続けなくては、先はないです。さあ、次はこっちです」

その後も、僕達は何度も強制的に転移させられ、何度かドラゴンやアーク・デーモンを倒した。

そして、今度もまた転移させられ、僕達が現れた所に、大きな魔方陣があった。

それが、突然に怪しく光ったと思うと、異世界へと続く巨大な門が出現した。

その門は、高さが十m程にもなる、巨大なものだ。

ゆっくりと門の扉が開きはじめた。

「みんな気をつけろ!とんでもないのが出てきそうだぞ」

僕と分身体は指先に魔力をチャージし始めた。

エライザはサイレントの呪文の詠唱を始めた。

ヴェリスはニュークリア・バーストの呪文を、フェリーナはホーリー・エクスプロージョンの呪文の詠唱を開始した。

そして現れたのは、十mほどの巨大な悪魔、デーモン・ロードであった。


読んで頂き有り難う御座います。宜しければ、高評価、ブックマーク登録をお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ