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梅干し、出来た!

 梅漬け込みから二週間後の日曜日。今日はシソを入れる作業をします。

 ドドーンと積まれたシソの束の山。

こ、これ全部入れるのよね…。

 弟子二人も含め、赤紫色の綺麗なシソ束をよ~く洗い、枝から葉っぱを千切ってゆきます。

 その千切った葉っぱに塩を加え、これまた、よーく揉みます。

力仕事になりますので、揉むのは祐奈にま~かせた!


「うんしょ、うんしょ」


と祐奈が揉んでいるのを見ていると、どんどん嵩が小さくなって水分が出てくる…。

出てきた黒っぽい液は捨てて、塩を加えてさらに


「うんしょ、うんしょ」


 またまた、水分が出てきたよ。でも、これも捨てます。

 更に塩を加えて


「うんしょ、うんしょ」


 再度出てきた液は綺麗な赤色。でも、これも捨てます。

この作業がアク抜き。ここで良くアクを抜いておかないとダメなんだそうです。

 で、また塩を加えて、


「うんしょ、うんしょ」


 よ~く揉んで、それを梅の樽の上面にほぐし入れ、中蓋をして重石…。

うわ、スゴイ!梅酢が綺麗な赤色に変化してゆく…。

 しっかし、結構な量の葉っぱだったのに、揉むとすっごく小っちゃくなっちゃう…。

だから、こんなに大量に要るわけだ。


 よ~し、頑張って、次の葉っぱ千切り!



 ……てなことで。いや~、疲れましたよ。

それに手が…。私の自慢の白い手が真っ黒。

 あ、いや、一番悲惨のなのは祐奈ね…。揉む担当だったからね。

ちょっと早いけど、お風呂沸かすから入っていってね。




 シソを入れて二週間。梅雨が開けて七月の暑い日差しが降り注ぐ土曜日。

今日から三日間、梅の土用干しです。

もちろん、弟子二人も手伝いに来てますよ~!

 畳一枚分くらいある大きな長方形の干しザルに、樽から出した梅を並べて干してゆきます。

上に乗っかっているシソも、よ~く絞って一緒に干します。


「師匠、すんごく良い香りですね~」


 ホント、上品でフルーティーな良い香り!

 でも、いやだ~。手が真っ赤っか!


 当然、祐奈とレイラも同じ。互いに赤くなった手を見せ合って苦笑です。


 デカイ干しザルがズラッと並び、干場一面に広がった梅は、とっても綺麗。壮観!



 お昼くらいに梅を転がして、下になった方にも日光が当たるようにします。

朝より赤色が鮮やかになったような気がしますね。

 そして、あ、暑い~!!

汗が滝のよう。多喜だけに?って、関係ないよ!

 梅自体も、日光で熱くなってる~!!

焼き梅干しになっちゃうんじゃない?


 夕方には取り込んで、再度元の樽に梅とシソを戻し、梅酢に浸らせます。



 翌日曜日。

再度、ザルに並べて干します。

 今晩は、このまま夜も取り込まずに屋外出しっぱなし。「夜干し」って言うんだって。

天気は良いみたいなので、大丈夫ですね。


 で、月曜日の午後四時。平日にもかかわらず、弟子たちも来てくれました。

昨日から干してある梅干しを梅酢樽に戻します。

このまま梅酢に浸けた状態で、少し熟成させるのです。

 二ヶ月くらい置いた方が良いみたいだけど、もう食べることは出来るので、ほぼ完成。

次の日曜日に、試食会することにしました~!


ブックマーク・評価・感想、感謝感激です。本当に有難うございます。

梅干しの漬け方には、多少、異論のある方もあると思いますが、話中の作り方は我が家の製法です。

干した後は梅酢につけない方法もあるみたいですね。

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