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ライオン

作者: 吉木那央

 ある町の動物園には、一匹のライオンがいた。


 ライオンは他の動物たちに比べてとても迫力があった。


 一方で人懐っこい性格もあり、餌が飼育員の手から直接与えられることも一つの名物となっていた。


 ライオンは動物園の人気者だった。


 だが、ライオンはさらに人気者になりたかった。


 そこでライオンは他の人気者を参考にすることにした。


 ちょうどライオンの目の前には、うさぎのふれあいコーナーがあった。


 うさぎたちは、来園者のところに飛び跳ねながら近寄り、手や顔をなめていた。


 来園者たちもとても楽しそうに触れ合っていた。


(なるほど……)


 ライオンはうさぎたちの行動を、実践することにした。


 次の餌やりの時間、ライオンは飼育員に勢いよく飛びかかり、そして顔や手をなめまわした。


(これでさらに人気者になれる!)


 そう思った次の瞬間、ライオンの意識は途絶えた。


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― 新着の感想 ―
[良い点] イソップ物語みたいですね? それぞれに職分があって、踏み外したらろくなことにならない、という教訓が籠っているとか思いますね? [一言] 私の小説も読んでね。
2019/07/10 22:47 退会済み
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