表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
StregaTeaTime  作者: 城北
3/3

【番外編】七夕祭りinストレーガ【リレー小説】

二進モさんとのリレー小説

【遊んだときのルール】

・字数制限なし

・どこでバトン渡してもok

・自由に楽しく


「今年の七夕祭りがうちの学校でやることになるとはねぇ」「そういえば去年はどこでやってたんですか?」「ん〜エール神社だったんだけど、去年ゲンマ退治で散々だったからね〜」「アレ作戦失敗したって聞いたけどあの後あそこのゲンマ達ってどうなったんだっけ?」

ワイワイガヤガヤ色々な事情が折り重なって学校のスケジュールとは全く関係ない町内行事がこの敷地内で今日この日に執り行われようとしていた。先輩も後輩も関係なく大きいところでは学年全体の出し物、小さいところでは同室ペア単位の出し物、はたまたその両方を兼任している人もいるらしい。よく言えば生徒の自主性を重んじた校風をそのままに全てを生徒達に一任した形になっているが、当の生徒達は授業がなくなる方が嬉しいようで誰も気にしていなさそうである。


パンッパパンッ

晴天決行の花火が鳴り寮から生徒達が動き出す。

「シノちゃんごめんね〜運ぶの手伝わせちゃって」

「いえ。べつに…」

ローラースケートですいーっと大量の麻袋を積んだそり型台車を引っ張るのは阿木通シノ、横にいるのはいつもの魔導衣装よりシンプルなエプロンを着たテッシー・ブロッドだ。

「私の部屋にあったのをお祭り用にあげる約束はしてたんだけど〜、どれくらいあげれば良いのかわからなくて全部持ってきちゃった」

「(どうみても1人でこんなに運べるわけないのに…)ところでこれって何に使うものなんですか?」

「え?これはね~私が持ってる方が珈琲豆で、シノちゃんに運んでもらってる方がお砂糖だよ!珈琲牛乳の屋台が出るっていうから、ご協力っ」

テッシーの両腕に抱えられた赤子ほどのサイズの袋と、己の引きずる台車の上に詰まれた50㎏はあるであろう砂糖袋を順番に見るシノ。特にそれ以上会話を膨らませることもなく「そうですか」とだけ返すと、「そうだよ~ん」と楽しそうな声が返された。


「……美崎先輩、明朝先輩はいますか」

目的地へ到着すると、依頼主ではなくその友人、美崎茅夜が屋台の設営をしていた。

「ん、お疲れさま。夜子なら牛乳を取りに行ってもう随分経つから、そろそろ帰ってくるんじゃない?」

「今まさに帰ってきました~☆ありがとうテッシーちゃんにシノちゃん、とっても助かるわぁ~」

台車に山積みになったミルククレートの隙間から明朝夜子の声が降ってくる。茅夜は瓶をみっつ手に取ると、そのうちのふたつを二人に差し出した。

「お疲れさま代の美味しい牛乳。アンタ達も毎日飲んでもっと大きくなった方がいいわよ、アタシも毎日飲んでるんだから!」

「わ~いありがとうございます!これでまたお菓子作っちゃお~!牛乳を飲んだら大きくなる、かぁ……効果は期待できるのかな?」

「すぐそこにすくすく育った娘がいますでしょ?それとも何、アタシをバカにしてるの?」

「いやぁ~ん茅夜ちゃん、私の身体のことはあんまり言わないでほしいのよ~!」

三人でキャッキャと話しているのをスルーし、黙々と麻袋を運ぶシノ。それに気づいた上級生二人は、シノが突っ込まなかった違和感を口にした。

「これ、こっちの小さい袋が珈琲で、シノちゃんが運んでる袋達がお砂糖よね~?お砂糖は余るくらいあるけれど、珈琲の方は足りるかしらぁ~?」

「あれえっ!?お砂糖も珈琲もこれでちょうど1500杯くらいはできると思うんですけど……」

「いや薄っ!それもう砂糖水に珈琲の香りついてるだけじゃない!?普段どんな飲み方してるのよ!」

そうねぇ、と考え込む夜子。わずかな沈黙のあと、何かひらめいたように牛乳を手に取った。

「牛乳は沢山あるから牛乳寒天も作っちゃおうかしら~☆お砂糖もたくさん使えるわ~☆」

「それ、いいじゃん。でも寒天はどこにあるの?」

「寒天か……たしか売店で売ってるのを見かけた気がします」

「ホント〜!売店ならすぐそこだから、買えるだけ買ってきちゃいましょ☆」

「どんだけ買うつもり??」


ピンポンパンポーン

『お疲れ様です!七夕祭り、地域住民方の来場まであと1時間になりました。人混みに揉まれないうちに、トクニチイサイヒトハ!お買い物を済ませておきましょう〜』

ピンポンパンポーン


「あら〜?なんだか聞いたことある声ねぇ」

「ういちゃん先輩ですね!」

「…あの人放送部だったんですね」

「あ〜あの子ねぇ!いつもの雰囲気と違うからわからなかったわ」

「猫被ってるわね〜〜ていうか今何か言ってなかった!?!」

ふんふんと息を荒げる芽夜をたしなめて、夜子は後輩2人に向き合う。

「2人の出し物の準備もあるでしょう〜?時間とってごめんねぇ、運んでくれてありがとぅ☆お砂糖も珈琲も大事に使わせてもらうわ〜!」

「またあとで時間があれば来なさいよ。アタシ達も遊びに行くから」

「わ〜!こちらこそ是非来てください」

「…ペコッ」

ぶんぶん手を振りながら角に消えていくのを見送り、さて

「ちゃっちゃと行っちゃおうか、売店」

「うん☆」


「で、来たのは良いけど〜…」

「こんな大きさで売ってる寒天ある?」

目の前にあったのはどこにそんな需要があるのかわからないくらい大きな、冷蔵庫サイズはある寒天だった。

「いくら量使うって言ってもこれは多すぎでしょ、もっと小分けのやつはないの?」

「うーんどうだろう…」


「この棚を曲がって…あ、あちらですわ♡」

「おい柊子走るんじゃねーぞ」

「あちらって…うわ、これなに…?」

反対側からやってきたのはナウィン・柊子、湯島シギ、緑野抹茶の3人だった。3人もといシギと抹茶は、さっきまでの夜子達と同じように巨大な寒天を呆れ顔で見上げていた。

「シギ!」

「おぅ夜子、芽夜」

シギはひょこっと手を上げて挨拶をしつつ流れるように芽夜の頭にポンと手を乗せた。スッと収まったのできっと高さが丁度良いんだろう。

「シギくん達も寒天欲しいのぉ〜?」

「そーなんだよそれがさぁ、こいつら二人は足湯を出し物にするらしいんだが…」

その返答があまりにも意外だったのか、間髪入れずに「足湯!?」と話を遮る茅夜。

「わたし、お風呂だったらずっと店番できるし……ひーちゃんのアイデアなんだ」

「ふふっ♪私も日本の温泉が恋しくなっちゃったんだもの、全身浴温泉はさすがに無理でしたけど」

だからといって何故寒天なのか理解できないまま眉間を寄せている茅夜に気づくと、頭にのせた手をそのまま滑らせ、眉間のシワを撫でた。

「かんてん風呂なるものがあるらしいな。あいはよく知らんが、肌も若返るんじゃねーの…いてて!腕をつねるんじゃねーよ!」

「フンッ、血行良くなってお肌も若返るんじゃない?……それで?そっちはどのくらいの量の寒天が必要なわけ?」

3年同士の小さな攻防を見守っていた高1コンビは、ぽかんとした顔で考え出した。途端に、微妙な空気が流れる。

「うーん、目分量……」

「大丈夫かよオイ、あいは運ぶ手伝いはするとは言ったが量までは聞かされてねーぞ」

「マーちゃん達が目分量でいいなら、この寒天を半分ずつ……うぅ~ん、それでも大きいわね~☆半分のさらに半分ずつにして持っていきましょ~☆」

そびえ立っていた寒天を全員でそっと横に倒すと、柊子は巨大なピザカッターを装備し、瞬く間に綺麗に四等分にした。

「さすがだね、ひーちゃん」

「動かない固体を平等に切り分けるくらい、朝飯前でしてよ♡……って、あらやだ!マーちゃん、その傷は……!?」

花が咲きそうなほがらかな雰囲気の場が一転、抹茶の人差し指に出来た赤い線に柊子は小さく声を荒げた。

「寒天を倒すとき、角にぶつけてザって切れちゃったみたい。ひーちゃんのカッターのせいじゃないよ」

「それはよかっ……って、全然よくない!医務テントが確か近くにあったはず……」

「寒天ならあいに任せとけ、もともとその為に着いてきたんだしな」

「感謝しますわ……!いきましょう、マーちゃん」

柊子はバタバタと医務テントの方に抹茶を連れて駆けていった。

「ハァ、二人ともボケーッとしてて、たまに危なっかしーんだよな」

「あの二人だけじゃないでしょ。夜子も戦闘中にゲンマじゃなくて地面に頭突っ込んだことあるもんね」

「もぉ~茅夜ちゃんっ、その話は忘れてほしいのよぉ~!」

小突き合いが多少続いた後、それぞれがそれぞれの寒天を担ぎながら別れを告げるというシュールな構図になりながら、寒天組は各々の持ち場へと吸い込まれていった。


一方その頃医務テントにたどり着いた柊子は、今話し込んでいる生徒が終わり次第、担当生徒に絆創膏の在処を聞くことにした。

長い金髪を後ろでくくり、普段より少し大人しめのナース服を身に纏う、二人より1つ年上のアイリハルカゼだ。

「お待たせしました!お二人さんは、どうしたのかな?何か困ったことがあった?」

「この子が指切っちゃったから、絆創膏がほしいんです」

ふむ、と抹茶の指を軽くなぞると、アイリはふわふわとした羽のような妖精を呼び、抹茶の指に光を注いだ。

「はい、これでオッケー!絆創膏もあるにはあるんだけど、一応、一般人のお客さん用だからね。こっちの方が治るのも早いし、一石二鳥でしょ?」

軽くウインクをする彼女を見ながら、そう言えば自分も回復魔法を使えたっけなぁと思い出す抹茶。さっきまで慌てていた柊子を思い浮かべながら、フッと息が抜けるように笑った。


「アイリー!!ちょっといい?」

突然、出口から大きな声が飛んでくる。視線をそちらに移すと、やや眉をつり上げながら困り顔を浮かべる井湖安香と、その後ろに微笑みながらちょんと立っている夢野静がいた。

「はいはい!アイリに何か用?」

「和美が朝準備中に手洗いに行ったっきり会えてないのよ。サボるんだったらここかと思ったんだけど……いない?」

テント内をぐるりと見渡すも、それらしき人影は見当たらない。安香は大きくため息を吐いた。

「仮病人は来てないなぁ、アイリもそれらしき子を見かけたら連絡するね」

「助かるわ……ほんっと、和美ってば手のかかる子なんだから!」

「後ろのゆめちゃんは?体調大丈夫そう?」

よく手入れされた白い肌をさすりながら、静はふわりと微笑んだ。

「ゆめも和美せんぱいを探してるんですよぉ」

「なんだそーゆーことね!じゃあアイリ、持ち場に戻らないとだから、また連絡するねん」

「本当におつかれ、しんどくなったらアイリも休みなよ、ただでさえ人手足りなさそうだからここ……」

アイリはオッケーマークをしゅびっと決めるとテントの奥の方に歩いていった。

「ここにもいないってなると、本当にどこ行っちゃったんだろ……てか、ゆめもごめんね、付き合わせちゃって」

「いいんですよぉ、ゆめたちの出し物はみきひとさんが準備手伝ってくれちゃってもう終わっちゃいましたからぁ……。みきひとさんって本当に、誰にでも優しすぎますよねぇ」

それよりも和美せんぱいのほうです、と困り顔で呟く静。

「そっちは和美に何の用があったの?」

「ゆめ、元々委員会の方々からウサコンのメンバーを集めて欲しいって頼まれてまして」

「…ウサコン」

そういえばそんなポスターを見た覚えがある。どこかのクラスが七夕にちなんでウサギっぽい人かウサギっぽいコスプレで出場してくれる人を探していたんだっけ。

「この前の任務の合間に和美せんぱいにもお声がけしたんですよぉ。そうしたら和美せんぱい、『よくわかんないけど素敵だね!僕に任せて』って言ってくれまして」

「……」

「任務中のせんぱい、空中を華麗に跳ねまわっていらっしゃるのが本当にウサギさんみたいで素敵だなぁって思っていたので」

「まぁ言われてみればポイっちゃポイんだけど」

「ふふ、お手間をかけさせるわけにもいきませんので、ゆめが代わりに参加届を出させていただきました」

なるほどねと頷いて、さて、和美がウサコンに出るなら店番の時間変えなきゃいけないとか、どうやって他の人に連絡しようかとか、後輩からの頼みとはいえなに安請け合いしちゃってるのよバ和美とか、ブツブツと漏れ出た安香の不満をよく通る元気な声とそれに続くいくつかの声が掻き消した。

「よってらしゃーい見てらっしゃーい!卯子特製おさかなドーナツはこちらでーす!」

「おさかなドーナツ?タイ焼きとは違うの」

「揚げてるのでちょ~っと違うかも?私的にはタイ焼きもありですけど!」

「あら美味しそうね、ひまちゃんはいくつ食べる?」

「ひ、1つで良いよ!それにまだ始まってもないし…」

「あれ?そうでした?」

「じゃああとで買いに来ようね~」

見ればフライングで呼び込みを始めてる羽盛卯子とそれに捕まっている鴗姉妹だ。彼女たちに話を聞いてみよう。

「こんにちは柚梨さん」

「わ~!ゆめちゃんに安香ちゃん」

「急にすみません~、ゆめたち和美せんぱいのこと探しているんです。どこかで見かけてませんか?」

「ん~?どこかにいたかなぁ」

「お姉ちゃん、さっき廊下ですれ違ったと思うけど見てなかった?」

「そう?ひまちゃんはよく見てるのね~」

陽茉莉ちゃんをよしよしと撫でる柚梨さん、陽茉莉ちゃんの方はご不満そうだけどこの二人はそれを含めて相変わらずって感じ。

「そういうのいいからっ、…今来た道と反対だから、えっとあっちの方だと思います。…あ」

陽茉莉ちゃんに指さされるままに一同が振り返ると準備に奔走する人混みの中、明らかにサボりの動きをしている”ヤツ”がいた。

「か、和美~~!!」

「うげっ、いこやすっ」

「アンタ聞いたわよ!ウサコンも準備もサボるなんて何やってんのよ!」

「ウサコンに関しては言葉のあやっていうかノリっていうか…!わかるでしょ~ねぇ何とかしてよいこやす~…!」

「ダメ」

「いこやす~…」

「ふふ、私せんぱいに着てほしいお洋服あるんですよぉ。最後の細かいサイズ調整お願いしますね~」

「ううぅ……」

七五三先輩の襟を持った井湖先輩と、にっこにこの夢野先輩が一礼して遠ざかっていった。任務の時もそうだけど、先輩たちっていつも忙しそうというか、せわしないというか……。

「あ~!先輩たちにもおさかなドーナツ、試食だけでもしてもらえば良かった~!」

あの嵐のような人たちにも呼び込みを欠かさない羽盛先輩のやる気、さすがです。


ピンポンパンポーン

『お待たせしましたー!七夕祭り、ただいまから開場で〜す!今日一日、地域の皆様も学生諸君も楽しんでいきましょ~!』

ピンポンパンポーン


「あら、今からなのね!」

「やったー!どうでしょうお二人さん、おさかなドーナツおいくつ買っていきます!?」

「えっとそうねぇ、私とひまちゃんが1つずつで…」

トントン

「ん?」

「あ、いらっしゃいませ終夜先輩!でも待ってくださいね、こちらのお二人が先で…ん?」

肩を叩かれるのと羽盛先輩が反応するのが同時で誰だか気付くのに遅れてしまった。終夜先輩、あれ?ボードになんて書いてあるんだろう。

『おさかなドーナツ3つ、彼女たちと一緒で』

「了解しました~!おさかなドーナツ3つ、ありがとうございまーす!袋は分けますね~」

「えっ、樹一くん私たちの分までそんな大丈夫なのに」

えっ

『こんにちは、ひまりちゃん』

「こ、こんにちはです」

「ハイこっちが1つ一入り、こっちが2つ入りです~!またご贔屓に~!」

ブンブンブンと千切れそうなくらい腕を振る羽盛先輩に見送られると終夜先輩から紙包みを渡される。

『今日は2人で過ごすの?』

「お店の担当が午後からなので、それまではお姉ちゃんと回るつもりです」

「樹一くんも午後から?」

『うん。2階でカフェやってるから時間があったら行ってみて』

「そっか~!あとで寄ってみようねひまちゃん」

「うん」

『よろしくね。じゃあ私はそろそろ行こうかな』

「あ!樹一くんさっきはドーナツありがとうね」

「あ、ありがとうございました…!」

『私も食べたかったからついでだよ~、気にしないで』

二人で楽しんでね、って最後に書き足して終夜先輩は行っちゃった。ドーナツ一緒に食べてもよかったのにな。

「ひまちゃん、人が増えてきちゃったからドーナツ先に食べちゃおうか」

「そうだね。……んぐ、ちょっとしょっぱいかも」

「お姉ちゃん塩キャラメルとか好きだからこういうのもありかなぁ」

「えぇー…」

「そうそう!時間内から行きたいところ早くいかないと、ひまちゃんが行きたいところはどこ?」

お姉ちゃんが見せてくれた地図には『好きそう』とか『行きたいかも?』とか書き込みがいっぱいあって、お姉ちゃんが行きたいんじゃないの?なんで『かも?』

「この寒天風呂っていうの、私もちょっと気になるかな」

「本当!じゃあお風呂から上がったらここのコーヒー牛乳屋さんで飲み物も買おうね」

「お風呂って言ってもそんなにしっかり浸からないんじゃないかな…」


去年はゲンマから守ることができなかった七夕祭り。ストレーガの魔導学生たちによって、今年は無事終わらせることが出来そうです。この施設内なら万が一またゲンマに襲われても大丈夫でしょう。


万が一なにかあった時のお話は、また別の機会に。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ