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PLANT-プラント-  作者: 千羽稲穂
序章
2/67

プロローグ:に

 その少女と会うほんの少し前。

 山車(だし)が支部から出発して、狐面を付けた俺が報道陣のフラッシュや観光客のカメラが向けられた。俺は見世物としてじっと待ち、この波が通り過ぎるのを待った。


 一番嫌だったのは人の目。

 キツネ面があるから、なんとか切り抜けられているものの、否応なしに俺を探るその目は気味が悪かった。


 まるで俺じゃない誰かを見ているようで、俺が此処に居ないようで。


 自分を見失う。

 見失い失くす方がいいんだ、とどこかで皮肉に笑う自分も居る。だが傍らに自分を失くすことに悲しむ者達の姿も過ぎる。

 どちらの方が良いか、境が分からなくなり、居心地が悪くなった。


 このキツネ面も本当は、この街の風習にはなかった。俺の父親の代から各地の報道陣がちまちまと来るようになって、生贄役の一族のプライバシーを守るために付けられたものであって、決して俺への視線をさけるための物じゃない。俺のためじゃないものに頼っているのは癪だ。

 俺はまだまだ弱い。


 仮面下の表皮にじりじりとひんやりとした汗が流れた。


 やっとのことで大通りを抜け、山車が神社、仏閣がある街の北西エリアに辿り着く。山車の一台目は、もうとっくについていて、引いていた男たちは山車の前で酒を交わし、休んでいた。


 俺の山車が最後に到着し、俺の山車のやつらはようやく一息つけるだろう。


 山車が神社の前で、動きを止めると俺は山車から降りて、神社の中へ入る。扉を閉めれば、外に居る山車が再び動く。今度は元来た支部まで引き返すのだ。


 俺はこっそり社の扉を開けて、外を覗く。


 べろんべろんに酔っていた男たちはあっちへこっちへ来たりしながら、なんだかよく分からない歌を歌って、引き返す。酔っぱらいの歌が大合唱になって、楽しそうな雰囲気を醸し出す。さあ、お開きだとでも言うように、明るい雰囲気を連れて去っていく。俺が大嫌いな視線を、共にして別れる。


 寂しくなるが、これも毎年のことだ。俺はこの社に今夜一日過ごすことになるのだ。


 誰もいない社の中、キツネ面も、祭服も脱ぎ捨て、一週間前から神社に用意されていた私服に着替える。社の中に常備されているカンテラを付けて、薄明かりを目に宿す。だけど、それもめんどうにって、大の字になって、寝転んだ。


 ああ、視線がないのは楽だが暇なのも考えようだった。


 目を閉じて、軋む床に頬を付けて雑魚寝する。


 人のさざめきも、シャッターの鬱陶しい音も、あの人工的なフラッシュも今はない。耳に届くのは、雑草の揺れる音と、社の中のカンテラが時折揺れる灯りの光、俺の息。止まることはない心音。


 いろんなことを思い出すたびに痛みだす胸は、それでもなり続けて、思い起こさせる。祭囃子から、もっと昔の嫌なことも。


 一人で此処に居る事実が、昔の記憶を引き出そうとする。


 瞼が落ちていく。


 そう言えば、俺は今一人だ。一人で帰ったんだ。一人で祭りに参加したんだ。


 一人で強がってるんだ。


 そこで、きぃいぃいいぃぃと音が鳴る。


 妙だな、なんて思って、瞼をこすりながら起き上がった。


 毎年ここに来るのは、二人の幼なじみだけだった。だから最初はその二人が来たのだと思った。


 落ち着き払い、起き上がり招き入れる心の準備をする。途端、社の戸が大きな音を立てて開かれる。



「うっそ」



 茶色のショートのボブカット。それに大きな背。首には赤いマフラーを巻き、俺の知らない少女はそこに立っていた。


「此処って、祭りの夜にも人、いるんだ」


 少女から漏れ出る言葉に俺はたじろぐ。


 その姿、その堂々たる態度に、俺はどうしようもなくなる。

 俺の中の何かが湧き上がる。悲しいぐらい鮮明に何かが噴き出す。自分の気持ちが、冷静な思考を浸す。俺は、俺だと、少しだけ告げて、抑えようとするも、抑えられない。


「おめぇ、馬鹿なの?」


 結果、ぽろりと俺の口から悲惨な言葉が落っこちた。


「ばっ」少女は当然だが面食らった。


 その後、少女はどしどしと床を踏みはずさんばかりに歩いて、社に侵入し、俺の前まで来る。そして、俺は胸倉を掴まれ持ち上げられる。


 少女のぴくぴくと動く眉尻に、大きく開く口。そこから吐き出される言葉を待つ。


「馬鹿って何」


 大声を目と鼻の先で言われて鼓膜が破れるかと思った。


 少女の言葉がまた、俺の心を逆なでして、目の前の大きな少女を睨みつけてしまう。


 一瞬にして分かった。俺、こいつ苦手だ。


「馬鹿だろ。だいたい、こんな夜に此処に来るなんて馬鹿のすることだろ。

 春なのに、首に奇怪なマフラーなんかしてヒーローごっこか?

 此処は、本当は祭りの朝まで立ち入り禁止だ。PLANT退治しに来たんなら残念だったな。生憎ここにはPLANTなんか居ないし、そもそもプラントが襲ってくるって時にこんなところにくるなんて、馬鹿のすることだ」


 真面目に何言ってんだろ、俺。


 簡単に頭で編んだ言葉が抑えきれず出てしまうんだ。


「あたしは、いーの。プラント、簡単に倒せるから、厳戒令中でも許されるしぃ」


 少女にべーと舌をちらっと出される。少女の茶色い髪先が俺の頬にあたり、柔らかく撫でた。


 唐突に床に俺足は下ろされる。


 少女の顔が頭一つ分だけ俺より高い。なんだか背という一つの要素をあげてもイラつく。


 すると少女は鼻でふっと笑い、

「あら、なんてチビ」


 気にしていることをのうのうと。


「お前はでかいだけだろ」

「何言ってんの? あたしのこの背はあんたがチビだから高く見えてるだけだし」

「どう見ても、お前の身長は平均より少し上だろ」

「は!? どこ見てるの? あんたの目は節穴なの?」

「どー見てもでけぇし、どー見ても、胸はねぇし、どー見てもここに来るなんて馬鹿だろ」


 なんとなくこういった応酬が続いた。少女も俺も一歩も引かず、まるで小学生のような喧嘩が始まる。


 チビだとか馬鹿だとか、どう見たってあちらの方がそうなのに、俺を罵るあいつの口も悪いし、論理がおかしい。


 こいつは今年高校一年か? それなら、俺と同学年か……と、考えるのも嫌になってくる。


「そもそも……」と、今日俺が何回目かの言葉を繰り出そうとした時ーー


「二人とも、厳戒令中だ。静かにしろ」


 俺達二人の応酬に執着が着く。止めに見知った声が割り入ったのだ。冷静な声色に、怒気が入っている。これは、本当に切れる一歩手前の声だ。


 と、思って、俺は引き下がる。


 世の中には怒らせたらいけない奴がいる。怒ったら、天変地異もひっくり返るほどの変化を起こせる奴だ。もしかしたら地球を滅ぼすことも容易いかもしれない。


 俺はそういった想像をして、怒気を荒げた、声の主を見た。

 坊主よりも、少しだけ髪を伸ばしたスポーツ刈り。いかにも野球やっていますと言うような髪型をしている。俺より背が高い幼なじみの一人が立っていた。


 背の高さに俺は一抹の嫉妬を抱く。


 喧嘩を止めた俺の幼馴染は明らかに怒っている。そして明らかに見下げられている。その表情はあの世の閻魔様のようで、見た瞬間震えあがる。


 ちらりと隣の少女と俺が同時に目を合わせる。抱く感情は同じだと雰囲気で悟る。そしてその後動きが重なる。


 頭を思いっきり下げ、



「「すみませんでした」」



 二人同時に謝った。




「昔々、そのまた昔、此処には、魔女(少年)がいた。魔女(少年)は翼を持った少女を助けたけど、少女はその姿から人間に殺されちゃって、怒った魔女(少年)は、人間たちを殺していったんだっけ。だから人間達は魔女(少年)を恐れて祠に閉じ込めて、彼の怒りを鎮めるために春を告げるこの時期に毎年一人、生贄を祠に捧げた」




 この祭りの起源とされる出来事を少女は簡潔に語った。でもそこまで知っているのなら、此処に来てはいけないこととか分かるはずだ。ここは、この時期は魔女にとっての大事な場所。この神社は祠で、魔女しか居てはならない場所。


 こいつは知ってて来た。応酬の中で、ちらつくここに来た理由。俺は分かる。贅沢な悩みだ。


「でもさ、この話あたし残酷で嫌いなんだよね」


 少女の言葉は原典を鋭く突き刺す。


 俺達は一先ず落ち着いて、社にあるカンテラを中心にして座る。


 カンテラの灯りは、俺達の肌を柔らかく照らす。少女の肌は、黄色く、俺の肌は薄く白に、俺と少女の喧嘩を止めに入った野球少年は焦げている肌色に応じて黒く照らされる。


「それにこの話ってさ、うそっぽくてね、あんまりなんだ」

「ウソ?」と俺は尋ねると、少女は頷く。


「これは嘘。だって、生贄役の一族って、魔女(少年)の末裔じゃん。


 おかしくない?


 普通、この言い伝えによれば魔女(少年)のために、少女が生贄役に選ばれるでしょ。翼が生えた少女とかに扮して。でも、ここに奉られるのは決まって、この世の植物を人間に襲わせている張本人の末裔」


 だから? と止めに入った野球少年は尋ねる。


「だから、この街の祭りは嘘だって思って、此処にきたの。今日は此処に誰も居ないって思ったんだけどなあ。なんか先客いるし、何? ここに二人で遊びに来たの?」


 社の前で誰かが噴き出した。戸は開けっ放しにしていたから、外の音も丸聞こえになっている。誰かがそこに潜伏していたって、この静けさの中だ。丸わかりだ。そして噴き出したのが誰かも、俺はなんとなくわかっていた。


 春祭りの夜に此処に訪れるなんて、二人しかいない。目の前の野球少年と、もう一人の幼なじみ。


 俺は野球少年に目配せする。すると野球少年はにっこりと笑う。


 とすれば、こいつは最初っから、もう一人が来ているのを知っていて放置していたって訳だ。


 そうだろうなあ。この中では俺と、野球少年だけが彼女にとって害のない存在なんだから。


 野球少年は観念したように外に居る噴き出した彼女(・・)に呼び掛ける。


矛月むつき、そろそろ出てきなよ」


 そろそろと社の扉から顔だけ彼女は出した。


 怖がりな彼女は、人見知りで知らない人物がいるだけで引いてしまう。彼女はそんなやつだ。


 頭からは犬のような何かの獣の耳が出てしまっている。その耳はぴくぴくと動き、俺達の心の動きを敏感に感じ取っている。いや、どちらかと言えば、彼女自身が怖がっているために獣の耳がぴくぴくと動いているのかもしれない。


 黒い髪に、黒い瞳をして、中ぐらいの背丈をしていた。俺より指一本ぐらい背が低い。膝丈ほどのスカートをはいているが、スカートの中からこれまた大きな黒い獣の尻尾が伸びている。彼女が驚いて出してしまっているのだろう。


「その、その、別に盗み聞きしようとして、隠れてたわけじゃないっ、から、ね……?」

「かわいいいい」と茶髪赤マフラーの少女は立ち上がり、獣耳の俺の幼なじみに駆けだした。


「かわいい!?」


 案の定幼なじみの少女は驚き、顔を真っ赤にした。


 幼なじみの彼女を見て、こういう反応を示す奴は初めて見る。いつもなら、汚らわしいとか言って、吐き捨てられる。だが、少女の反応もいかがなものか。


 茶髪赤マフラーの少女は幼なじみの手を取り、次には抱きしめた。まるでぬいぐるみみたいにぎゅーっと、抱き、幼なじみを失神寸前まで、火照らせる。恥ずかしいのか、それとも気まずさか、こういった時の反応を分かりかねてか彼女は目を渦巻き状にさせていた。

 流石に可哀そうだ。


「そこらへんにしてくれないかい」


 野球少年は、俺が止めに入る前にまた切り出した。

 こういった時の野球少年の周到さは、忌まわしい。俺に役回りを分けてくれたっていいだろうに。



 ◆◇◆◇



「私は藤村絢香ふじむらあやか、今年から高校一年」



 茶髪に赤マフラーの少女は元気よく名乗りをあげた。


 またまた落ち着いて、俺達はカンテラを中心にしてぐるりと座る。今度は俺含めて四人になっている。目の前に赤マフラー、藤村絢香ふじむらあやかが座り、隣に野球少年と獣耳の少女がいる。


 少女の獣耳はまだ、出ている。俺に向け不安げな表情で次に名乗り出るのを促す。


 仕方ないなあ。俺が名乗ろう。


「俺は鳥羽誉とばほまれ

「ところで、なんで三人はここにいるの?」


 名乗り上げた途端、少女は遮る。他の二人の名前など聞かず、その理由が知りたくてうずうずしているようだ。


 えへへ、と黒い犬の耳や、しっぽが出たままの矛月むつきが頬をかく。


 カンテラの前には矛月が持ってきた差し入れがずらりと並べられていた。中には野球少年の差し入れも含まれているようだ。


 二人は何も言わずに、矛月が俺を見る。野球少年も、俺のほうを面倒くさそうに先を促す。

 つまりは自分のことは自分のことできっちりと言えということだろう。


 はあ、と重い息を吐き今朝がた付けていた狐面を取り出して、顔に添える。お面から見える狭い景色に、少女の驚いた顔がのぞく。ちらりと見える、不安げな表情とともに、不快感を見せる。


「これ」と極めつけに示す。


 赤いマフラーで茶髪の少女、藤村絢香は口をへの字に曲げた。


「嘘だ。あんたが、あの生贄役の子孫? あの大きな力を持った創世の子?」

「あんたじゃなくて、鳥の羽にある誉とかいて、鳥羽誉だ」

「あんたの名前なんてどーでもいいし」


 どーでも……と俺の口からついて出る。どーでもいいとは、何だ。俺の誇りある名前をおざなりに……


「他の二人は? こんなやつのお付きとかないよね?」

「お付きって……」と、小さく含み笑いをしながら野球少年はくすくす笑った。


 まるでお付きなんてつくほど俺は偉くないとでもいっているようだった。事実そうではあるが、この馬鹿にした態度、少しばかりイラつく。大体いつもこんな感じではあるのに慣れない。が、しかし俺は二人には何も言わない。


「俺は唐崎祐からさきゆう


 お付きの言葉にまだ笑いながら野球少年は続ける。人差し指で床に名前を書きながら、


とうさきゆう。奇遇なことに俺たちも、今年から高校一年なんだ」


 手短に告げた。


「わ、私は盾倉矛月。盾の倉に月に穿つ矛って書いて矛月むつきっていうんだ」


 しっぽをばたつかせながら、矛月は慌てて自己紹介した。


「俺達は二人は毎年の春祭りに、この神社に遊びに来るんだ。誉一人じゃ危険だからって、容認されてるんだよ」

「昔っから、そうしてるんだよね」また矛月は準じる。

「幼馴染ってやつだ」


 藤村絢香が、その光景を不満そうに眺めていた。目を平らにして、口のへの字の山をより急に曲げる。もう「へ」より栗のような口になっている。


 矛月はまだこいつのことをよく知らないが、あまり好感を持てていないようだった。

 俺だって、絢香がいるここが居心地悪い。いつもは三人で遊んだり話したりしていたのに、突然の乱入だ。三人の仲に一人の不純物が混じりこんだように感じるのだ。


 春祭りの時のこの社は原典もそうだが、俺にとっても特別だ。


 俺の父親は母親とのデート場所として使っていたこともあったし、祖父が宴会を開いていたことも知っている。


 そんな当主の色をうかがわせる場所に変に外部からの色を持って来たくはなかった。


 昼の祭りだって苦手としているのに、夜ぐらいは好きにさせてほしい。


「ねぇ」鋭い絢香の目が祐を突き刺す。「なんでこんなやつの友達してんの?」


 こんなやつ、とは俺のことだろう。


「失礼すぎんだろ」

 俺はくぎを刺す。


 すると絢香は、くわっと歯を剥き俺に突っかかってきた。


「あんたが最初に失礼したんでしょ」

「お前が許可もなく来るからだろ」

「でも、最初にバカってほざいたのはそっちじゃん」


「だから、静かに」

 祐の怒りが混じった言葉が紡がれる。


 静かに、それでいて強い気がある。これには、矛月が驚き、頭の上の獣耳をたたせた。しっぽの毛が一本一本とげとげしくなる。毛先が徐々に黒から白になってきていた。


 俺たち二人は口喧嘩をやめ、ぷいっと違う方向を向く。絢香はすぐさま表情を変える。


「じゃあ、そっちの唐崎くんは、ユウ。盾倉ちゃんは、むーちゃんってことで……なんでここんなやつ……」

「あっ、絢ちゃん」


 唐突のあだ名に矛月が飛び上がる。


「えっと、腐れ縁だよ……」


 もしくは、俺との口喧嘩を止めるために矛月は、遮ったのかもしれない。


 事実、俺と矛月と祐は単なる腐れ縁だった。ただそれぞれ独りぼっちだった俺たちは、自然と他から避けられて、必然と集まっただけだった。だからこそ腐れ縁で友達をしてる。いろいろあったんだと、それはそれはいろんな記憶がよぎるが今は関係ない。


「絢ちゃんだって、なんだってこんなところに」


 矛月の言葉尻がしぼんでいく。こいつはいつだって怖がってる。その頭の獣耳としっぽは見掛け倒しで、矛月の自信なさげな態度を見て、いつだってみな彼女のことを下に見る。藤村は例外だが、下に見ているのは変わりなさそうだ。

 だが、矛月の困っている様子を見るに、まだ怖がっているようだった。


 俺は藤村と矛月の間を取り持つために、口を挟んだ。


「そりゃ、さっき家族がどーのこーのって言い合ってたから、きっと家族とでも喧嘩したんじゃね?」

「なんで、知ってんの」


 絢香の意地悪な口が動く


「さっき、言い合ってた時になんとなくそうだろうなって」

「うわっ、気持ち悪っ!」


「本当そうだよね」


 えへへと矛月が話しはさむのだから、もうやってられない。

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