表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

疑惑不快談

作者: デクテール

怖くは無いです。

世の中分からないことだらけ。


「俺さっき幽霊見たんだよ」

「マジで?どんな奴だよ」

「それがさ、赤い服着てて髪が足元まであって目から血を流してて真っ青な顔してんだ」

「怖っ!」

「しかもさ、そいつ頭が無いんだよ」



旧校舎4階のトイレ。

一番奥の個室に『はなこさん』と呼びかけると誰もいないのに返事が返ってくるらしい。

「は〜なこさん」

個室から声が聞こえた。

「いませんよ」



林間学校に来た。

裏にお墓がある不気味なところだ。

夜中枕元に誰か立っていた。

海パンはいて水泳帽をかぶった誰かが……。



触ると死ぬなぞの石を探してここに来た。

痩せこけた老人が座っている。

その前にはどくろの形の石。

事情を説明した。

「触ってみるか」

老人はそう言って自分が座っていた石を指差した。



ある人物を殺そうと思い呪術師のもとを訪れた。

呪術師は私にこれを渡した。

『飲むと死ぬ呪いの硫酸』

良く効きそうだ。



真夜中の神社。

藁人形に必死で釘を打ちつける男がいた。

「田中の奴。俺の彼女どころか彼氏までとりやがって!」



『食べると死ぬ呪いの肉塊』

「徳川家康もこの肉を食べて死んだんですよ」

呪術師は言った。

江戸時代からの鯛なら殺傷能力は高いだろう。



駅前にある呪われた家。

不動産や曰くまだ住んだ人はいないそうだ。



『この男、殺すと死ぬ』

文章と一緒に写真が貼ってあった。

どっちの意味だろう。

感想待ってます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] とても笑える、思わずふきだしてしまいそうなものでした!
2007/10/08 17:20 退会済み
管理
[一言]  何気無く読ませていただきましたが、ツボです!!文章は短かったですが、きちんとまとまっていて読みやすかったし、特に最後の『殺すと死ぬ』は、思い出し笑いに耐えられません。  こんなショートギャ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ