疑惑不快談
怖くは無いです。
世の中分からないことだらけ。
「俺さっき幽霊見たんだよ」
「マジで?どんな奴だよ」
「それがさ、赤い服着てて髪が足元まであって目から血を流してて真っ青な顔してんだ」
「怖っ!」
「しかもさ、そいつ頭が無いんだよ」
旧校舎4階のトイレ。
一番奥の個室に『はなこさん』と呼びかけると誰もいないのに返事が返ってくるらしい。
「は〜なこさん」
個室から声が聞こえた。
「いませんよ」
林間学校に来た。
裏にお墓がある不気味なところだ。
夜中枕元に誰か立っていた。
海パンはいて水泳帽をかぶった誰かが……。
触ると死ぬなぞの石を探してここに来た。
痩せこけた老人が座っている。
その前にはどくろの形の石。
事情を説明した。
「触ってみるか」
老人はそう言って自分が座っていた石を指差した。
ある人物を殺そうと思い呪術師のもとを訪れた。
呪術師は私にこれを渡した。
『飲むと死ぬ呪いの硫酸』
良く効きそうだ。
真夜中の神社。
藁人形に必死で釘を打ちつける男がいた。
「田中の奴。俺の彼女どころか彼氏までとりやがって!」
『食べると死ぬ呪いの肉塊』
「徳川家康もこの肉を食べて死んだんですよ」
呪術師は言った。
江戸時代からの鯛なら殺傷能力は高いだろう。
駅前にある呪われた家。
不動産や曰くまだ住んだ人はいないそうだ。
『この男、殺すと死ぬ』
文章と一緒に写真が貼ってあった。
どっちの意味だろう。
感想待ってます。