もし、40歳の童貞おじさんが官能小説を制作したら
エイズ患者との禁断の恋。
俺は、末期のガンで余命1年と宣告された。
俺は、死ぬのは怖くなかった。
しかし実は、俺、少し心残りがあった。
それは、生まれてから一度も、女性とセックスした事ない童貞男だった事。
俺は、全くモテない訳ではなかった。
高校生の時、可愛い女の子から告白された事もあった。
しかし、俺は、その子から、皆んなの前で告白されたのが、とても恥ずかしく。
無言のままの俺は、その子を振られた様にさせてしまい、そして泣かせてしまった。
俺は、当時、いじめにあっていて、人間不信に陥てた。
だから、その女の子の事を心の底から信じる事が出来なかったんだ。
なので俺は、その女子生徒からも、からかわれていたんだと思っていたんだ。
それから、
月日は、流れ、高校を卒業して普通に暮らしていた俺。
相変わらず、モテない人生だったので、死ぬ前に風俗に行って、適当な女の子とセックスして、人生を終わらせるのもアリかなぁ。とそう思っていた。
今日は、病院への通院日。
病棟内のコンビニでエロ本を観ていた俺。
すると突然、コラ!!こんなところでエロ本を見るの禁止だよ!!
突然、怒られた俺だった(笑)
女性
あれ、ひろしくんじゃないー?
やっぱり、ひろしくんだ!!
私、分かる?
高校一緒だった、さとみだよ!
その女性は、高校生の時、告白してくれた子だった。
今日は、どうして病院に?
実は、俺、末期癌なんだ。
余命1年。
後、1年で死ぬんだ。
さとみ
そうだったんだねぇ。
ひろし君、相変わらず童貞でしょう?
うん!
やっぱり(笑)
ひろし君は、優し過ぎるんだよ。
偶には、勇気を出して、殻を破るのも大事だよ!!
じゃないと一生童貞で人生終わりだよ!!
わ、わかってるよ(笑)
じゃ、この人混みで、私にKiss出来るー?
うっ、無理無理。
は、恥ずかしい。
すると突然、さとみは、俺にすっとKissをしてくれた。
Kissが終わった後、
彼女は、突然暗い表情で、
実は、私も後少しの人生なの、と小声で話す。
ちょっと待ってて、外出届け出してくる。
最後にデート連れてってーー♡と手を振りながら走ってゆく。
俺は、エロ本を観ながら待ってて居ると。
コラ!!!と大声!!
ビクッ
親に内緒で、外泊届け出してきちゃった(笑)
ひろし、君の童貞を卒業させてあげる為、協力してあげる(笑)
またまたwww
そして、俺達のデートは、始まった。
映画館に行ったり、
商店街でソフトクリーム食べたり、
高級な料理食べたり、
遊園地の観覧車乗ったり、
車で海までドライブしたり、
夜になる、、、
真っ暗な海で二人は、遠くの大きな工場を眺めていた。
すると、突然さとみさんは、俺に耳元で囁く。
えっ、
突然病名を告げられた俺。
更に病気になった経緯を教えてくれた。
俺は、思わず涙が溢れ出てくる。
彼女は、会社の上司からセクハラを無理矢理受け、病気に感染した様だ。
勿論、彼女は、初めてのセックス体験だった。
俺は、言葉を失った。
ひろし君、綺麗だねぇ
俺は、彼女のこころの苦しみが痛い程伝わってきた。
何故、俺は、高校生の時、彼女と付き合わなかったのか!!
とても、とても後悔して、頭の中が壊れそうだった。
しかし彼女は、俺に優しい声で。
ひろし君とセックス出来なかったけど、沢山、沢山の思い出貰ったよ。
ひろし君と学生時代の時、
どうして、ひろし君の事、私、好きになったか、分かる?
ううん。
ひろし君は、どんなに辛くても、苦しくても、その場から逃げなかった。
そして、人への優しさを忘れず、最後は、クラスの雰囲気を明るくしてくれた。
そんな、凄い事を成し遂げたのよ。
ねっ、ひろし君!!
俺は、涙が止まらなくなった。
実は、俺死ぬのが怖いんだよね。
俺は、彼女を抱きしめ、Kissを何度もする。
彼女の服を脱がし、
すると彼女は、胸に俺の耳をあてる。
ドクッ、ドクッ
私の心臓が動いているのが分かるー?
ひろし君だけが生きてるんじゃないのよ。
彼女の心臓音は、まるで母胎の中で感じた心臓音にそっくりだった。
何故か、懐かしく、
しばらくその体勢で、俺は、安心する。
彼女は、背中をさすって、頭をぽんぽんしてくれる。
ひろし君、今からセックスしないー?
俺は、彼女とセックスをする事に躊躇しなかった。
何故なら、彼女の裸体は、とても綺麗で思わず、陰茎が勃起する俺。
ふたりとも、裸でKissをする。いつまでも、いつまでも。
すると突然、春風が吹く。
すると桜の花びらが彼女の陰部へ。
それを観た俺は、彼女の陰部は、桜の花びらの様に綺麗だった。
そして、ズン、ズンと彼女の体に陰茎を奥まで挿入する。
彼女の膣からは、血が。
しかし、俺は、セックスを続ける。
ズン、ズン。
ひろし君、もぉ、いいよ、と泣きながらそう答える彼女。
しかし、ズン、ズン、ズンと出入し続ける。
セックスを続ける俺、ズン、ズン。
ひろし君、もぉやめて!!お願いだから!!
と泣き出す彼女。
すると俺は、彼女の胎内に射精する。
彼女は、泣きながらニコッと笑い。
いつまでも、いつまでも彼女に寄り添って、暗闇の海を眺める。