第十話 頂点の頂点。
投稿遅れて申し訳無いです!
二日後・・・
「今日は、日山先輩率いるXstormが攻めてくるぞ!しかし!ぶっちゃけどんな奇襲でも負ける気がしない。そこで、クジて当たった人が一人で戦うということにした!」
しかし、
「えぇ!?そんな命掛かってるものをクジかよ!?」
と、騰貴が反論してくる。
「命掛かってることをなんも考えずにショッピングセンターやら遊園地やら行ってたのは誰だよ、
」
と、俺は正論を放つ。
「ぅぐ・・・」
騰貴消沈。
「じゃ、クジ引くぞー!」
ガラガラガラ・・・
ちなみにクジは王様ゲームと同じだ。
「それぞれ棒持ったか?先が赤い人が当たりだ。じゃあ一斉に見せるぞ!せーの!ーーーー」
◇◆◇◆◇◆
彼らの集まる中心に、リーダーである彼はいた。
(ふふふ・・・ついにこの時がきた!あの時の屈辱をはらせるときがな!雑魚どもの分際で俺に歯向かいやがって。どうせ力なんて一週間程で消えるだろう。ならば問題ない!全勢力をあげて、あいつらを叩き潰す!)
そう、Xstormのリーダーである日山浩輝そのもの。
「いいかお前たち。所詮能力のない雑魚どもが付け焼き刃の力を手に入れただけだ、恐れることはない!俺らが学園最強のチーム、Xstormだということを無能の雑魚どもに知らしめてやれ!」
「「「おおおー!!!!」」」
気合を入れ、彼らは一直線に進む。
彼らは全員で65人。
全員が一般人の中では精鋭中の精鋭である。
そんな彼らが見たのは、悠然と佇む男唯一人のみであった・・・
◇◆◇◆◇◆
「む、やっと来たわ。」
そう言うと彼は立ち上がり、大きく伸びをする。
「10、20、30・・・60ぐらいはいるな。じゃあまず軽く運動からだな。対人は初めてだし、負ける気は全くしないが手加減しないと死んでしまうからな。」
彼は、余裕の表情である。
「んじゃ、やりますか。」
頂点の頂点にたつ男が、いま、動き出す・・・
「!止まれ!」
と、浩輝がいうと、全員がズザザァという音をたてながら止まる。
「俺がXstormのリーダーの日山浩輝だ。だが・・・他のやつらはどうした?」
「あ?俺一人だぞ?」
「は?・・・なるほどな。他のやつらは力尽きたか。」
「んなわけねぇだろえがよ。お前らごとき俺一人で十二分だ。早くこいよ。」
「うるせぇ!底辺の頂点に立っただけでイキリすぎだぞ!」
そう言うと、右からは、
「敵を燃やせ!火球!」
と、火球がのっそりのっそり動いている。
「・・・期待はずれだ。0点。」
俺は右手で火球を消す。
「んなっ!?」
「「「!?!?!?」」」
「嘘だろ・・椿の火球を片手で・・・」
「お前らは間違えているぞ。」
俺は底辺の頂点じゃない。
「頂点の頂点だ。それでも疑うなら掛かってこい。」
「ぐっ、うぉぉお!」
この日、戦闘という名の蹂躙が起きた日であった
戦闘描写難しそうですね・・・