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流れの終末兵器  作者: かもにら
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再び生まれ落ちて


「ぅん…?」


いつもと違う感覚を感じて目を覚ます。

何故私はここにいるのだろう。


『貴方様の役目は終わりました。これからはこの世界でのサポートを努めさせて頂きます。』


「…はぁ。」


データベース曰く、私の世界を壊す役目は終わりここから先は自由に生きてもいいとの事。


「自由…か。」


受肉した際に味覚も備わったようで、これなら自由というものを謳歌出来そうだ。


「データベース、武装の状況確認。」


『全兵器損壊率0%。ですが、エネルギータンクの部分が謎めいた機構になり変わっており、兵器がどういう原理か傷一つ付きません。』


ふむ。こっちの世界に来て変質したのかな。


「とりあえず了解した。…『虚数空間』起動。」


『虚数空間』とはデータベースに備わっている容量不明の収納スペースである。

とりあえず今いる家?を収納してみる。


「ここは…森の中か?」


家を片付けるとそこには美しい風景が広がっていた。


『ここは世界樹の森「ユグドラシル」です。人類規格では接触禁忌区域とも呼ばれる地域で最上位種である「原種」と呼ばれる生物達が跋扈している地域です。』


「原種?」


『原竜種、魔神種、精霊種、幻獣種、神獣種の五大種族です。補足しますと貴方様の種族はアンゴルモア…つまり元々の機体名が種族名となっています。アルマゲドンは貴方様以外に存在しませんが原種では傷一つ付けることが出来ないでしょう。』


「私より強い存在っているの?」


いたら脅威だ。世界1つを相手にして傷一つ付かなかった私だ。これから生きるこの世界の為にも知っておく必要がある。


『存在はします。』


「?!」


『存在「は」です。その存在は天上の者以外に居らず、その者たちは基本的にはこの世界に関与出来ません。』


なら今は考えるだけ無駄か。

とりあえず今は次どうするかを考えよう。


「『光子輝翼』起動。」


『光子輝翼』

武装の1つ。フォトン(光子)を用いて飛行する。翼しかついていないが、推進力は最大出力で光の速さを越える。

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