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高校生能力者の特殊な部隊  作者: 田上今日介
5/7

課業だよ、全員集合‼︎

大変遅くなりました。ごめんなさい。

あけましておめでとう御座います。

1800時

「一般部隊」と「事務官官僚」なら警衛勤務者か残業以外は帰っている頃に彼らは集まる。

何故なら西は横須賀、東は千葉から登庁するからだ。

余談だが市ヶ谷駐屯地のコンビニは24時間営業である。


「課業指示及び連絡事項を伝達します。」


そう言って小隊長の机の前に立つ中年幹部

空挺出身の“原田敬(はらだたかし)3等陸尉”が連絡事項等をアナウンサーする。


「明日から10日間健康診断検査期間となっております。それに関連して献血も実施されるそうなので受ける人はA庁舎行くように以上です。」


その他連絡事項等は無いので中礼及び終礼を終えた。

ここからは学生組が2000まで、アラート待機組翌日1000までと当直が下番まで勤務する。


「横須賀派遣班は戻ります。」


言を発した横須賀派遣班班長“後白河左近(ごしらかわさこん)3等陸尉”

は部下2人を引き連れて横須賀の拠点に戻る。


「海斗、ネズミ取りに気を付けろここ最近警察が網張ってるから。」


冬夜は警告する。


「了解。っでソースは?」


警告を受けた“南部海斗(なんぶかいと)准陸尉”は情報の出所を聞く。彼も能力者だ。


「走り屋達のツイート。」


「角度が高いな。」


冬夜と海斗は短い会話を交わした。


「早く行くぞ。」


と後白河3等陸尉が


「操縦手くんハリアップ!」


ともう1人“二階堂燎子(にかいどうりょうこ)3等陸尉”が催促する。


「今、行きます。ほんじゃまた。」


短い挨拶を交わし足速に去る横須賀派遣班

ちなみに3尉が2人いるが後白河3尉の方が序列が上である。

余談だが伊隅1尉と二階堂3尉は同期である。


「俺達もそろそろ台場に戻ります。」


「だな。」


「やっとか。」



この3人戦闘救難小隊の武器車両通信のメカニック

東雲優(しののめゆう)准陸尉” “上地優斗(かみじゆうと)曹長” “武藤優治(むとうゆうじ)曹長”

通称“優トリオ”達だ。


普段は台場の秘密基地に詰めている人間であるがこの時間はここにいる今日は学校から直接来たらしい。

ちなみに台場秘密基地の外見は某特車二課の建物を某タレントの世田谷ベース風に改装いてある。


「八坂はまだ帰らないだろ、俺はこの書類片したら帰るから飯食いないかね?」


「あぁ、じゃあ店は月亭でいいな。」


「それでいい。」


八坂に夕食の相談をしている隊員は“小牧深夜(こまきしんや)准陸尉” 通称八坂のフォロー役

学校では八坂は嫌われ役になる事が多く事あるごとに深夜がフォロー役に回る。彼も能力者。

ちなみに専門はNBC兵器。


「ただいま、いっや〜今回のYS参加して正解だったよ。」


今帰隊してきたのはここの副長“柊幹久(ひいらぎみきひさ)2等陸尉”

伊隅1尉、二階堂3尉の一期上の先輩である。

この人は小隊長のフォロー役として動いている。

柊2尉、小牧准尉の2人は小隊のまあまあ棒と言われている。


「おかえりなさい、ご苦労様でした。」


返答したのは“山崎始(やまざきはじめ)2等陸曹”大柄な体格と優しい心の持ち主でその大柄で恵まれた体格であるからよく機関銃手をしている。彼も例に漏れず能力者。

学校生活では気の弱い性格からいじめの標的になりやすいが味方もいる為あまり苦労してないらしい。

あと小隊で宴会する時は彼と早苗が料理番だ。


「副長、帰ってきて早々申し訳ないのですが明日健康診断受けてください。」


柊2尉に健康診断の通達をした青い髪少女は小隊衛生班の“宮川亜美(みやがわあみ)3等陸曹”彼女も能力者で准看護師だ性格はかなり真面目だが、


「亜美、別段健康診断急ぎの要件って訳でも無いから大丈夫だぞ。」


亜美に対して言葉を発した白衣を着た少年

新垣鉄平(にいがきてっぺい)3等陸尉”能力者で小隊衛生班の医者で亜美の恋人。亜美は鉄平と2人きりの時はかなり甘えるらしい。専門は外科と内科。彼も能力者。


「レックス、今日当直お前か?」


なんの気無しに冬夜が質問をぶつけた人物

レックスこと“富田礼司(とみたれいじ)3尉”ライカンスコープのまとめ役だ。

金髪のスキンヘッド変わって容姿をしえいる

少年と言うには貫禄があるが列記とした16歳だ。

あだ名の由来はHK45をクローンウォーズのキャラクターの如く2丁で扱っていること性格容姿が似てるとこに起因する。


「そうだが、どうかしたか?」


「いや差し入れ持って来れば良かっなぁって。」


「いや別に気にする必要はない。」


「早苗ちゃんミニミのメンテ手伝って。」


「愛さん、ガンオイルと毛布用意します。」


早苗と愛は銃の手入れをしようとした時


『プルルルル プルルルル』


電話が鳴った。


「はい、戦闘救難小隊。...スクランブル!」


レックスが取った電話は出動を命令する電話だった。

大変長らくお待たせしました。次回戦闘回です。

今年も宜しくお願いします。

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