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つらつら思うまま書く

時間とは

作者: MIK

― 始まった ―

ふと意識が浮上して、瞼はまだ閉じているのに明るさを感じる


たとえ今日と言う日が

楽しくて時間が過ぎるのが早いなんて思ったとしても、

何かを待ちわびて時計の針が止まっているのではないかと思ったとしても、

何をする気力も湧かず時間の感覚さえ無くたとしても、


時間は何があっても、全ての人に平等に、同じ速度を刻んでいる


個人の感情は時間を乱すことは出来ない


どんなに充実した一日を送ろうとも、

どんなに怠惰に一日を送ろうとも、


声を枯らすほど泣き叫び後悔してしまったとしても、

深い秘密を抱えて絶望の中に落ちてしまったとしても、


時間は人に同じ瞬間を許すことは無い


ただ、ただ、進む

戻ることなく、進む


時間は人の感情を蝕みもするし、癒しもする

その変化は緩やかにも急激にも、どう作用するかは人の個性に左右される


つらつら取り留めのないことを考えて、

ふとあたりを見ると今日の終わりが近づいている


瞼はまだ開いているのに暗さを感じる、ふと意識が途切れる

― 終わった ―

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