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⑤ 双-因-偶-真-神

作者: 虚千院 樒

やっほ~☆あれぇ?ぃやっほぉ~~☆

 おい、まだ刺激するな

ありゃりゃ☆まだ要りったのん?

 当たり前だ、”これ”はいつものとは違う

にゃはっ☆しゃいしぇん☆

 いいか、こいつは”第四種やばいやつ”だ、おい、あれを見てみろ

あちゃ~☆これが”ダイヨン”っすか、あっしの思考がてんてこ舞いでっせ☆

 そうだろうな、まあ俺も似たような感想だ

なんてったって上はこんなモンつくったんすか?意☆味☆不☆明☆

 さあな、あっちでの”ダイニ”みたいなモンだろう

まち゛っすか!?ち゛ゃぁゥチらもャゥ゛ァィんち゛ゃぁ!?☆

 安心しろ、処理ルーティンは変わらないと聞いている

ななんと☆パイセンも初体験ヴァージンだったりしゅるんでしゅか!?あ゛ん゛あ゛ん゛☆

 落ち着け、俺らは”第六”だ、何のための序列なのか、お前、忘れていただろう

あーあーそうでした☆仕事熱心なあまり、当方、失念たてまつり☆

 まあ今回に限ってだが、お前の仕事ぶりには頭を下げることになりそうだ

恐ぅ悦ぅ至ぃ極っ☆

 よし、そろそろお客サマのお目覚めだ、もてなすぞ

ん゛ーん゛ー☆了解であります☆











 ようこそ

ようこそ


 おそらく僕らははじめましてじゃあないけれど、君はまた還る運命しか択べない

少し悲しいけれど、私たちと出遭うってことは、そういうことを意味するの


 僕の右手をとって

私の左手をとって


 君は今、かろうじて君の残留思念で動けているに過ぎないけれど

貴方のそれはあまりにも強大過ぎるから、多分いつかも思い出すかもしれないわ

 そのときが今日のような再会の日で

これこそがそれを引き起こしてしまう永遠のトリガーになるわ


 だからこそ君を、そこにつなぎとめる

だからこそ貴方を、ここにつなぎとめる


はじまりなんて、もう思い出せないけれど、きっと貴方は、私たちのなりの果て

 もしくは、君と僕らは同郷かもしれない

本当なら、同じ枠組みのるいとして、貴方を歓迎するような結末も用意できたけれど

 残念ながらそれは、我々の命題の外だ






それでは、

 それでは、






 さらばだ、俺たちの代わりに、そちらのことを頼まれろ

あでぃおす☆ウチらの分までよろしく☆しゃいにんぐふゅ~ちゃ~☆

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