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リバース チェンジ ワールド  作者: 白黒招き猫
第4章 魔大陸決戦編
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第4章人物紹介

主要キャラ

・フィオ  性別:男  種族:魔神

遂に自重を投げ捨てた主人公。一度は失敗した魔神化に成功し、白き神と黒き神の姿を合わせた翼蛇の姿で邪神に挑む。しかし、己の本質とかけ離れた形態ではその力を発揮できず敗北する。だが、バックアップ機能によって復活、人々の祈りを神力に変え黒き巨人の姿で再び顕現する。元最強プレイヤーの技量を存分に発揮して邪神を撃退するが、バックアップを失ったことで人格の変質が抑えられなくなってきている。自身もその事を自覚しており、ミッションも完遂したので長期休暇を取ることにした。


・邪神

大物ぶってはいるが小物であることがバレた黒幕。元は異世界の最下級神だが、自分の役割を放棄して邪神となった。自分では動かず他者を煽って騒乱を起こす事を好む愉快犯。神としての力は弱いが、生存能力は非常に高く、数多の世界で事件を起こしては逃亡に成功している。だが、慎重で狡猾な立ち回りが身上であったはずなのに、ノコノコ姿を現して無様に敗北した。人に干渉しすぎて、その精神性が人に近づきすぎたのが暴走の原因。ある意味フィオと鏡写しの存在。フィオからも逃亡したが、その際に余計な事をしたせいで黒き神に滅ぼされる。


・ジェイス  性別:男  種族:影人シェイド

転生者の1人。前世は任侠マフィアの若手幹部だった。黒髪暗青色目の青年。魔人連合国諜報機関のトップで、ギフトだけに頼らず影人族としての能力と技量を磨いてきた秀才。影人族の族長の息子であり、貴族に近い立場。父の付き添いとして先代夜王とも面識があり、幼少時のルーナに見初められる。ジェイス自身はルーナを妹のように思っており、魔人連合国に亡命してきた彼女を守り続けてきた。フィオによってギフトを破壊され瀕死となるがルーナの『結魂の儀式』によって命をつなぐ。


・グラーダ・アルプ  性別:男  種族:吸血貴族ヴァンパイア・ノーブル

転生者の1人。金髪紅眼の青年。夜の国の名門貴族アルプ家の嫡男。前世は病弱な権力者の息子だった。有能だが権力志向が強く、同世代の取り巻きを集め、一大勢力を築き上げる。ジェイスとは異なりギフトを乱用し、その力でクーデターを起こす。自身が王族となるためにルーナに執着している。同じ吸血鬼だけでなく様々な種族(魔物も含む)をその身に取り込んだ結果、すでに合成獣キメラ化してしまっている。ギフトの使い過ぎで邪神に意識を侵食され、どんどん正気を失っていくが執念で自意識を持ち続けたが、ジェイスとルーナに敗れ邪神顕現の依り代にされ消滅する。


・ルーナ・ニュクシア  性別:女  種族:吸血王族ヴァンパイア・ロード

夜の国の王女。金髪紅眼の儚げな少女だが、実は肉食系。包容力のある年上の男性が好みで、幼少時に夜の国を訪問したジェイスに一目惚れする。グラーダのクーデターによって家族を失い国を脱出したが、その結果ジェイスの傍にいられるようになったので内心は複雑だった。外堀を埋め、押して押して押しまくり、獲物ジェイスをゲットすることに成功する。


・ジェイス・ニュクシア  性別:男  種族:吸血王族ヴァンパイア・ロード

ルーナとの王族化の儀式『月下の血介』によって吸血鬼に転生したジェイス。フィオによってギフトは排除されたが、類似したスキルを得ている。影人族としての能力も失っておらず、大幅にパワーアップしている。ルーナとは命が繋がっており、どちらかが死ぬともう片方も死ぬ、まさに運命共同体。ただし、両者のスキルを共有できるというメリットがある。


魔人連合国

・タラス  性別:男  種族:混血ハーフ

魔人連合国の意思決定機関である連合議会の議長を務める魔人王。獣魔族と鬼族のハーフ。牛の頭部と鳥の翼、鬼人の剛力と頑強さを合わせ持つ。一騎当千の武人だが冷静沈着で判断力に優れ、為政者としても優秀。先代夜王との友誼に従いルーナ王女を保護し、グラーダの危険性を見抜き対抗する道を選ぶ。


・ジェイル  性別:男  種族:影人族

ジェイスの叔父で、魔人連合国の王都デモニアを守護する諜報部隊の総隊長。影人族族長の弟であり、新兵だったころのジェイスの教官を務めていた。速聴の一族のみが使用できる固有スキル【短距離影転移】の使い手。ジェイスが夜王となった後、後任として諜報機関のトップとなる。


夜の国

・先代夜王  性別:男  種族:吸血王族

ルーナの父にして夜の国の王。対立関係にあった周辺国との関係を改善し、国内の安定に尽力した賢王。しかし、安定した平和は若い実力者たちの立身出世の機会を奪うことになった。タラス議長や鬼王ゴウエンとは個人的にも良好な関係を築いていた。歴代の王族の中でも特に強い実力者だったが、ギフトに覚醒したグラーダによって殺害される。


・アルプ卿  性別:男  種族:吸血貴族

グラーダの父。夜の国の法を司る高潔な人物。ラングスイル卿、フォーヴォス卿と並ぶ吸血貴族の筆頭格。暴走するグラーダを諫めようとするが、逆に殺害されてしまう。


・ラングスイル卿  性別:男  種族:吸血貴族

吸血貴族の筆頭格の1人。息子のヘルトによって捕らえられ、他の貴族達と共に夜の国結界維持のために魔力を搾られていた。


・フォーヴォス卿  性別:男  種族:吸血貴族

アルプ卿、ラングスイル卿と並ぶ吸血貴族の筆頭格。グラーダに捕らえられ魔力を搾られていた。


・エレボス卿  性別:男  種族:吸血貴族

プライドが高く強欲な人物。グラーダに従うことを拒否したが、それは王家への忠誠ではなく若いグラーダの下に就くのが嫌だったから。似た物同士の次男によって捕らえられていた。その性根を見抜いたフィオによって粛清される。


・マーデル・エレボス  性別:男  種族:吸血貴族

エレボス卿の長男。父や弟と違い、いたって常識人。


・アルプ婦人  性別:女  種族:吸血貴族

グラーダの母。エリニュス家出身。息子に父を殺された挙句。


・マーネス卿  性別:男  種族:吸血貴族

夜の国の若き外交官。ルーナやジェイスと個人的に交流があり、グラーダのクーデターの際にルーナの脱出を手伝った。グラーダに捕らえられ魔力を搾られていた。


・ラルヴァ卿  性別:男  種族:吸血貴族

ルーナの教育係兼護衛を務めていた老貴族。クーデターの際には追手を足止めしてルーナを脱出させた。しかし、グラーダによって両腕を切り落とされ、投獄されて魔力を搾られていた。解放後フィオから贈られたキュアポーションによって腕を取り戻す。


グラーダ派

・ヘルト・ラングスイル  性別:男  種族:吸血貴族

グラーダの配下の中でも特に優秀な人物。グラーダの懐刀であり、厚い信頼を寄せられている。クーデター以前からグラーダに従っており、親族を捕らえ捕虜として差し出した。手段を選ばぬ悪辣な謀略で鬼王国を襲うが、最後はカリスによって倒される。


・マサン・タキシム  性別:男  種族:吸血貴族

父や兄をグラーダに売り渡し、グラーダに従ったタキシム家の次男。指揮官としては優秀で、キメラ部隊を率いて聖域の巨人と世界樹を攻める事を命じられる。変容していくグラーダに違和感を持ちつつも従い続けた結果、最後には……。


・ムオデル・エレボス  性別:男  種族:吸血貴族

グラーダの取り巻き若手貴族の1人。グラーダと付き合いは長いが、ヘルト達と違い無能であったため監獄の看守という名誉職に就任することになった。楽で自由な職場にそれなりに満足していたが、フィオの襲撃を受け排除される。


・ドゥモーア・トケビー  性別:男  種族:吸血貴族

軍部の若手の中では天才と評価されていた。ヘルトと並ぶグラーダの切り札たる人物。英雄となれる素質を持っていたが、平和な世ではその才能を生かせないことに内心不満を抱えていた。軍を率いてグラーダの帰還まで王都を牽制しようとするが、正体をカミングアウトしたフィオに蹴散らされる。それでも残存兵をまとめ上げて戦い続けるが、国境でヴァルカンによって討ち取られる。


鬼王国

・ゴウエン  性別:男  種族:鬼族

鬼王国の現国王。義理人情に厚く、高潔な武人にして為政者。グラーダに殺された先代夜王とは親友であった。個人としてはルーナ王女を守りグラーダと対立したかったが、グラーダの経済的な侵略によって家臣の意見が割れ、その決断ができなかった。しかし、グラーダの謀略によって父を失い、息子も殺されかけたことから魔人連合国との同盟に踏み切る。


・宰相

先王ゴウセツの時代から鬼王国を支えてきた忠臣。グラーダ派の動向を調査していたが、逆にヘルトによってスレイブ化されてしまう。


・ゴウライ  性別:男  種族:鬼族

ゴウエンの息子、鬼王国の王太子。ヘルトによって傀儡とされる危機に陥るが、フィオの使い魔である黒狼ハウルに救われる。


・ゴウセツ  性別:男  種族:鬼族

隠居した鬼王国の先代国王。厳格な人物で国内の犯罪組織を徹底的に排除した。ヘルトの謀略によって暗殺される。



獣魔国

・リュケウス  性別:男  種族:獣魔族(ケンタウロス種)

獣魔たちを統べる獣魔王。グラーダのクーデターの後、出稼ぎの労働者たちの安否が判らず動くに動けなかった。獣魔国に派遣されたプルートの深い知性に感銘を受け、敬意をこめて彼を『黄泉の賢者』殿と呼ぶ。



北大陸聖域

・ボグー  性別:男  種族:巨人族

巨人族の若者。血気盛んで、大人たちの静止に逆らいマサンを深追いした結果グラーダに囚われる。その後、あらゆる実験を受けて瀕死のまま送り返される。しかし、それは彼を囮に世界樹の種子を盗み出すための罠であった。


・オラド  性別:男  種族:巨人族

ボグーと共に捕らえられた巨人族の若者。過酷な実験に心が折れ、聖域の情報をグラーダに漏らしてしまう。その後洗脳され、ボグーを囮に聖域から世界樹の素材を盗み出す。


・長  性別:男  種族:巨人族

巨人族の指導者にして里の長老。長い時を生きてきた賢者でもある。世界樹の守護を責務としている。


・ウラオル  性別:男  種族:巨人族

オラドの父。息子を連れ戻し世界樹の種子を奪還するためにグラーダに挑むが、仲間ともども返り討ちにされる。



次話から終章。


簡単な後日談とエピローグです。

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