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リバース チェンジ ワールド  作者: 白黒招き猫
第4章 魔大陸決戦編
205/216

設定④

・北大陸

魔大陸とも呼ばれる魔族たちが住まう大陸。魔族とはヒューマン、獣人種、妖精種以外の人間種の総称である。南部は比較的温暖だが北部は気温が低く、雪が降るため農業には向かない。


・夜の国

吸血鬼たちが住まう大陸中央部の国。王族を中心に貴族が補助する典型的な王政国家。吸血鬼は太陽光の元では著しく消耗するため、国全体に遮光の結界が張られており、農作物もそれに応じた品種が栽培されている。種族的に魔法技術に優れ、魔力量も多い。結界は巨大な魔道具である王城と王笏を継承した夜王によって維持されている。

かつては野心的な夜王が即位し、他国との関係が悪化していた。しかし、結界の拡張に失敗し、他国の魔術に対する防御手段の向上によって武力面での優位性が崩れた。その結果、夜王の交代によって平和路線に方針転換した。平和政策によって人口が増加しており、寿命の長さもあって中央のポストが不足気味になっている。


吸血鬼

始祖と呼ばれる最初の1人を祖とする種族。光属性を苦手とするが、アンデッドではない。特殊なアルビノ体質の種族という説もある。普通に食事をするが血液を通じて魔力を吸収する能力を持ち、吸血を介した儀式で他種族を吸血鬼化することもできる。寿命は妖精種並みに長い。


王家

ニュクシア家【耐陽】

始祖の直系である吸血王族ロードの一族。デイウォーカーとも呼ばれ、太陽光や光属性に強い耐性を持つ。王城や王笏などの国の根幹をなす魔道具は、王家の血にのみ反応するため王族であるだけで特別な存在と言える。王家の断絶は国家の危機であるため、王家の女性は生涯に一度だけあらゆる種族の男性を吸血王族に転生させる儀式を行うことができる。


貴族

初代は始祖よりその権能を分け与えられたとされる吸血貴族ノーブル。各家が特徴的な能力を有しており、王家には劣るが強大な魔力を有する。高度な教育が行われるため優秀で人格者が多いが、若い世代を中心に現在の国の在り方に不満を持つ者が増えている。


アルプ家【魅了】

他者の精神に干渉する強力な権能を有する一族。主に調査や尋問に使用されるため、司法関係に影響力が強い。悪用されると危険な能力であるため、人格教育に力を入れており、不適格な者はどれだけ優秀でも能力の封印処置を行うという徹底ぶり。王家や他の貴族からの信頼も厚い、王国における公明正大の体現者たち。


ラングスイル家【霧化】

自身の身体を気体化させることで物理攻撃をほぼ無効化させる能力を持つ。1対1の戦闘において非常に有用な能力だが、その真骨頂は存在を感知させることなく活動できる諜報活動。


フォーヴォス家【呪縛】

他者の肉体を支配し、拘束する能力を持つ。精神を支配するアルプとは対になる。魔眼という発動形式を持つため、発動は速いが視界で相手を捉える必要がある。相手を殺さず無力化する事ができるため、警察組織で重宝される能力。


ラルヴァ家【呪炎】

魔力を注ぎ続ける限り消えることがない炎を生み出すことができる。炎はそのまま飛ばすこともできるし、武器に宿らせることもできる。軍部に影響力が強い。


タキシム家【獣化】

身体の一部を獣に変化させることができる。足を俊足の獣に変化させたり、腕を剛腕の獣に変化させたりすることで高い戦闘力を誇る。ラルヴァ家と同じく軍に所属する者が多い。


エリニュス家【操血】

血液を操作する能力を持つ。優秀な者は他者の血液も操作できる。血液そのものを武器にして戦うこともあれば、血流を加速させて身体能力を高めたりもできる。逆に傷口からの出血を止めるなどの使い方もできる。


トケビー家【分裂】

自分の肉体を、無数のコウモリやネズミなどの小動物に変化させることができる。広範囲からの情報収集を得意とし、戦闘においては偵察、指揮などに高い適性がある。


エレボス家【再生】

不死身に近い耐久力と回復力を持つ。軍に所属することが多い。その能力は増加ではなく倍加であり、基礎能力が高いほど再生力が高くなる。逆に言うと本人が弱いとすぐ死ぬ。


マーネス家【操影】

影を操る能力をもつ。エリニュスの操血に近い使い方ができるが、影響範囲は広い。日が差さない夜の国と非常に相性がいい能力。護衛や諜報部隊に所属することが多い。


プレタ家【吸生】

接触した相手の魔力や生命力を吸収する能力を持つ。素手でも発動でき、相手を殺さずに無力化する事もできるため警察や衛兵などに適性がある。


モーラ家【呪毒】

魔力に他者の身体を蝕む毒のような性質を与えることができる。いわゆる状態異常やデバフ役のサポーター。戦闘時の後方支援の他、国の暗部を担うことが多い。


・鬼王国

鬼人族が中心となって大陸東部に建国した国。鬼人族は身体能力に優れ、一部の獣人と同じく霊力を利用した妖術を使用する。日本の武家社会に近い政治形態をしており、武を重んじる思想が根強い。農業を中心に鍛冶技術などにも優れており、特に武具は魔人連合国を通じて他大陸に輸出されている。国土に対して人口はそれほど多くなく、侵略思想は薄いが他国からの侵略には断固として対抗する。


・獣魔国

獣魔たちによって大陸西部に建国された国。獣魔は人型の獣の姿をしており、多数の氏族が存在する。元々は氏族ごとに分かれて生活しており、国と言える集まりは無かった。しかし、当時の夜の国が獣魔たちを奴隷として攫いだしたことで各支族が団結し国として纏まった。魔法技能に劣るため吸血鬼たちに苦戦していたが、付与魔法の一種である刻印術の開発によって対抗することに成功する。政治形態は各支族の合議制で、氏族の長の中から王が選ばれる。


・魔人連合国

立場の弱い少数種族や、迫害された混血種族が団結して大陸南部に立ち上げた国。政治形態は議会制で、代表は王ではなく議長と呼ばれる。中央大陸や西大陸との窓口となる巨大な貿易港を有していて、他国との貿易で成り立つ商業国家。思想や宗教による縛りが薄いため、柔軟な政治が行われており、各種族はそれぞれの特性や能力を生かす仕事についている。


・聖域

他大陸と同じく北大陸にも世界樹が存在し、その守護者がいる。北大陸の守護者は巨人族。巨人族はドラゴンに匹敵する強力な種族であり、その心臓は凄まじい生命力を生み出す。知能は高いが世界樹の守護という義務を優先しているため、欲が弱い。そのため文化的にはそれほど発展しておらず、原始的な生活をしている。




とりあえず半分。


人物紹介は新登場が多すぎて筆者自身も混乱中。

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[一言] 夜の国でもやしを育てましょうそうしましょう
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