第3章人物紹介(主人公とその配下)
何とか復旧しました。
いやはや、3章の本編が終わってたのがせめてもの救いでした。
・フィオ (主人公)
異世界のデジタルデータから誕生した悪魔。その人格は既にオリジナルから大きく変質している。
魔法災害のエネルギーを内包しており、その力は神人、亜神、半神、神獣といった一般的な神種を上回る。
この世界の主神の一柱である黒き神の従属神として『裁きの神』の権能を振るう。
浄化の神力を秘めた神具『神槍杖オルピニス』は邪神の神力さえも切り裂く力を持つ。
誕生当初から比較すると自身の力を掌握しつつあり、要塞巨人との戦闘では形態を固定したとはいえ魔王化を使いこなした。
・リーフ
カーバンクルをベースとしたフィオの配下の1体。エメラルドグリーンの体毛を持ち、額に真紅の宝玉が生えている。外見は耳と尻尾が大きな大型のリスに近い。光属性による攻撃、防御、回復、広範囲の探知能力や結界、念話など多彩な能力を持つ。時折、小柄な子供の姿に変化し、毒舌であることが判明している。
特に主人に敵対する相手には冷酷で、過去のトラウマから女性が嫌い。獣型だが、宝石の精霊という性質も持つため性別は無い。
・フェイ
妖精をベースとしたフィオの配下の一体。普段は小さなピクシーの姿だが、戦闘時には人間サイズに変身する。妖精の女王であり女神に近い存在。風を中心とした各種魔法の他に、空間制御や幻術など多彩かつ特殊な能力を持つ。特に空間制御は反則的な万能性を誇る。性格はピクシーそのもので、享楽的でイタズラ好き。虫をいたぶる子供のような残酷さを持ち合わせており、見た目と内面は一致していない。
・ハウル
星の力を宿すと言われる神獣『星天狼』の姿を持つフィオの配下。各種属性のブレスを持つが、得意とするのは銀の光弾『アステル』。アステルにはバリエーションがあり、連射式の『アストラル』、散弾式の『ミーティア』、広範囲攻撃の『アステリア』、広域制圧攻撃『アルマゲスト』などがある。さらに奥の手である『神殺魔狼』による巨大化は戦わずとも敵を屈服させる。高い戦闘力を持つ半面、性格は楽天的で、行き当たりばったりで、適当なところがある。
・リンクス
太陽の輝きを宿す白き獅子。身体能力は持久力ではハウルに劣るが、瞬発力では上回る。
その加速は疑似的な瞬間移動レベルであり、一般的な生物の動体視力では認識できない。
同じ光属性でもリーフに比べて攻撃に特化しており、口だけでなく体毛全てがレーザーの発射口。
さらに爪や牙もレーザーエッジと化す。性格は優しく温厚。
・ネクロス
スケルトンをベースとした、アンデッドタイプのフィオの配下。
6本の腕に竜の尾を持つ、黒い異形の骸骨。
6本の腕にはそれぞれ強力な固有武器を装備しており、その技量も卓越している。
『風化の戦鎚』に殴られた者は石化し、砂となり崩れ去る。
強酸の鎌『アシッドシックル』に斬られた者は、焼けるような苦痛と共に溶けて消える。
腐食の斧槍『ロトンハルバード』に付けられた傷は爛れて腐り落ちる。
魂喰いの刃盾『リバースグリード』は攻撃した相手の精神力を奪い、斬った相手の生命力を喰らう。
軍滅の大剣『レギオンバスター』は一振りで無数の不可視の刃を放つ。
そして、自身の骨で構成されたクロスボウ『タナトスガンナー』は魔力を矢に変えて撃ち出す。
凶悪な見た目に反し、騎士のように高潔な精神を有している。今回は出番無しだった。
・バイト
3頭の竜蛇の姿をしたフィオの配下。不死身の生命力とバッドステータス攻撃が持ち味。
多種多様な状態異常系の魔眼や、モ〇ボルとためを張れる凶悪なバステブレスを吐き出す。
並外れた耐久力と再生力を持ち、地上戦だけでなく水中戦も得意。
性格は、本能に忠実だが意外と面倒くさがり。
・ベルク
グリフォンの姿をしたフィオの配下。空色の巨体を持つ空の王。
風と雷を操り、ジェット機並みの超スピードで飛行する。
単純に風や雷を飛ばすだけでなく、嵐の結界を身に纏った体当たりを得意とする。
超高速飛行はソニックブームをまき散らすため、飛び回るだけで敵にとっては厄災に等しい。
性格は真面目。
・ギア
ゴーレムをベースとしたフィオの配下。特殊合金のボディと様々なギミックを内蔵した超兵器。
イメージとしてはファンタジー版スーパーロボット。両腕は雷炎を纏うだけでなく射出可能。
巨体で巨重だが動きは滑らかで、背中のブースターによる推進力はドラッグカー並み。
胸部には魔法的な拡散ビーム砲も内蔵している。自我はそれほど強くないが、命令に忠実。
私情を含まない分、情けも容赦もない。
・プルート
死神の姿をしたフィオの配下。翼蛇に乗り鎌を持ったローブ姿という典型的な死神ルックス。
攻撃魔法による遠距離戦と、付与魔法による接近戦の両方をこなすオールラウンダー。
だが、その神髄は魂に干渉する死霊術であり、賢者のような高い知性である。
口数は少ないが思慮深く理知的。
・ヴァルカン
火山を背負った四足の巨獣。イメージとしてはモン〇ンの黒グラ〇モス。ギアと並ぶパワーファイター。
やや動きは鈍重だが広範囲の敵を攻撃でき、攻防共に高い水準で安定している。
地面に足をつけている限り、大地の生命力を吸収し続けて無限の再生力を誇る。
全身を黒い溶岩でコーティングしており、それらはリアクティブアーマーのように自壊して攻撃を防ぐ。
そして、それらを全て排除すると防御力は低下するが敏捷になる。
性格は闘争心に溢れた熱血系でバトル大好き。
・シザー
昆虫型のフィオの配下。カマキリがベースだが2本足で直立しており、前4本の脚は鎌や槍を模した攻撃肢。
全身は黄金の甲殻で覆われており、頭部には甲虫のような角、尾部には蠍のような尾を持つ。
攻撃肢は高周波ブレードとなっており、あらゆる物を切り裂く。尾にはマヒ性の神経毒を発射する毒針がある。
口から吐き出すアシッドブレスは竜の鱗さえも腐食させる威力を持つ。
性格はドSでやや残虐。
・シミラ
精霊タイプのフィオの配下。精神に関連する幻術のスペシャリスト。典型的な縁の下の力持ち。
幻術による隠蔽や、精神感応による情報引き出しなど重要な役割を担っている。
その性質上直接的な攻撃は不得意だが、高精度の幻術は相手が現実と認識した瞬間殺傷力を持つ。
精霊の性質上、ギアと同じく自己主張することはなく、フィオの考えに忠実に従う。
・カリス
竜型のフィオの配下。使い魔中でも最大最強の戦闘力を持つ戦略兵器。
その姿は全身にオーロラを纏い、各所から虹色の水晶を生やした西洋竜。
その巨体と圧倒的な戦闘力ゆえに使いどころが限定され、出番が少ないのが悩みの種。
ゲーム時代の記憶から、フィオのことは主人というより父や兄のように感じている。
性格は誇り高い自信家。
・アリエル
魔法生物をベースとしたフィオの配下。ハノーバスで新たに誕生した新規参入使い魔。
粒子体と呼ばれる極小魔法生物の群体で、天使のような外見を取る。
粒子体の座標を変化させることで、自由に体を変形させることができる。
しかし、基本的には人間型のボディは内部で魔法陣を形成させるために変形はさせず、翼を変化させて戦う。
スペックは高いが戦闘経験に乏しく、まだそのポテンシャルを完全に引き出せてはいない。
性格は無垢で純真。
この辺で一回フィオたちの紹介を~とか思ったら、長い!
そりゃ十何人もいれば長いわな……。
そんなワケで2回に分けさせてもらいます。