Going My Way
更新に時間がかかってしまいましたが、梢が目覚めたその夜です。
冷えきった室内に入るとすぐに、柿崎が明かりと共にエアコンのスイッチを入れた。
天井に埋め込んである空調エアコンが、すぐさま暖かな空気を吐き出し始めた。
「なあ本橋、例の書類まだできないか?」
ベランダでタバコを吸おうとしていた本橋が、窓の鍵を外しながら振り向いた。
「・・・へ?」
柿崎はコートを脱ぎ、ネクタイを緩めながら背を向け、コーヒーを淹れる準備をしていた。
本橋は取り出したタバコを持ったまま、暫し柿崎の行動を見ていたが、やがてソファに腰を下ろした。
コーヒーメーカーにペーパーフィルターをセットし、中挽きされた豆と水を入れスイッチを押す。
「とりあえず、佐々木の件を上に報告しときたいんだ。」
柿崎は、食器棚から二人分のカップを用意し終えると、スーツの上着を脱いだ。本橋もコートと上着を脱ぐと、持っていたJPSを振ると、黒いボディから飛び出した一本銜え天井を仰いだ。
「・・・ナルホドね。でもその前に、俺は柿崎サンの気持ちを知りたいねぇ」
「気持ち?」
柿崎はコートを上着やカバンと共に片手に持つと、手の中のライターを弄る本橋を振り返った。
火のついていないタバコを唇の先で弄ぶ本橋は、テーブルの上の書類を拾い上げた。
「・・・ざっと見積もっても、この二年で軽く八百万越えるよ。でも、柿崎サンがコイツをどうしたいのかによって、違ってくる。」
「・・・どう・・・とは?」
「佐々木をクビにする覚悟があるのかってことだ。コイツのやってる事は、間違いなく犯罪だ。」
「・・・わかってる。」
コーヒーメーカーがごぼごぼと音を立ててブルーマウンテンをドリップしていく。室内にコーヒーの香りが広がった。
「アンタにその覚悟があるなら、上申書だろうとなんだろうと書いてやるよ。もちろんロハでな。」
「・・・ずいぶん上目線だな。」
「当然だろ?俺は弁護士なんだから、本来は相談料三十分で五千円よ?」
「・・・・・知ってる。」
「あ、そうでした。」
頭の後ろで手を組むと、タバコを銜えたまま口の端をニヤリと持ち上げ、胡散臭げに眉を顰める柿崎を見た。
「あ〜もう限界!」
本橋は勢いよく立ち上がると、コートを羽織り、ベランダへタバコを吸いに行った。
寒そうにコートの襟を立て、身を屈めてタバコの先に火をつけると旨そうに煙を吐いた。
「・・・ったく。このヘビースモーカーが!」柿崎は眉を顰めて舌打ちをした。
掌に収まるほど小さい灰皿を片手に、「い〜い眺めだなぁ」と夜景に煙を吐く。
コンコンコン。と窓が叩かれ、振り返ると柿崎がコーヒーがはいったと呼んでいた。
『これが女なら、言うことないんだけどなぁ』本橋は、ベランダの手すりに寄りかかり、残念そうに苦笑いを浮かべると、吸い込んだ煙を吐き出しながらタバコを消した。
すっかり暖まった室内に戻ると、本橋の眼鏡が白く曇った。仕方なく外すとダイニングテーブルの上に置いた。
「ところでさ。」
本橋が熱いコーヒーを一口啜ると、いきなり話しを振った。
「佐々木って、女子高生と付き合ってるって言ってなかったか?」
「ああ。確か、出会い系で知り合ったとか聞いたな」
「ふ〜ん」
「なんだよ」
コーヒーを旨そうに啜る本橋に、柿崎は眉を顰める。
「佐々木って今いくつ?」
「あ?・・・確か29・・・いや30になったかな?」
「彼女は?」
「詳しくは知らないが、高二って言ってたような・・・」
柿崎が記憶を辿るように顎を撫でた。それを聞いた本橋が、ニヤリと笑った。
「ねぇ、柿崎サン。女も訴えてみる?」
「・・・・鬼だな、お前。」
柿崎は半目になってコーヒーを啜る男を睨んだ。本橋は、肩を竦めるだけで気にするでもなくカップを傾けている。
柿崎は、ふぅと溜め息をつくと、カップをテーブルに置いた。
「それはたぶん、無理だろう。」
「ん?」
本橋が傾けたカップの向こうから視線を向けた。目の前の男は、乱暴に頭を掻いて整っていた髪をほぐした。前髪を下ろすと、少し若く見えるな。と本橋は関係ない感想を持った。
「俺にだってそれくらいの知識はある。横領した金を貢がれたからといって、女の方は罪に問われない。」
「・・・ちぇ。知ってたか。」
「身内が身内なんでね。」
柿崎は渋面をこさえてコーヒーを飲んだ。その顔が可笑しくて、本橋は肩を震わせて笑いを堪えた。
そんな本橋の様子を無視し、サーバーからカップにコーヒーを注ぎ足した。
眉間に皺を寄せると、重い口を開いた。
「北海道で梢が倒れたの覚えてるだろう?」
「あ?もちろん。」笑いを納めた本橋が、カップに残ったコーヒーを飲み干した。
「あの時の徹夜の原因も佐々木なんだ。女に会うために、終業間際に一日分の仕事を押し付けたそうだ。」
「・・・ほぉ」
本橋は椅子に背を預けたまま腕を組んだ。その目は苛立ちを浮かべている。
「・・・なら、答えは出てるんじゃないのか?・・・まさか、情けをかけようってんじゃないよな?」
「情け?アイツに?・・・冗談だろう?」
柿崎は同じように腕を組むと、鼻で笑った。本橋は、お?っと身を乗り出した。
「それじゃ、いいんだ?」
「ああ。出来るだけ早く頼む。」
「任せな!」
本橋は、自分でコーヒーをカップに注ぐと席を立った。
ソファの上に置いたカバンからスウェットの上下取り出し、手早く着替えを済ませると、そのまま資料の作成に取りかかった。それから二時間、これまでにないほどの集中力で書類を仕上げていった。
時折、冷めかけたコーヒーで喉を潤し、弁護士らしい文体で書類が次々と出来上がっていく。
出来上がったものから次々とプリントして行く。
納品書・請求書・領収書などの添付書類には、それぞれみっちりと書き込まれている。
これだけ揃えば、後を引き継ぐ顧問弁護士もやりやすいだろう。本橋は何度か読み返し、幾つか修正を加えると、自分の仕事に満足そうに頷いた。
ふと、本橋の鼻孔を鶏ガラスープの香りがくすぐった。
鼻をひく付かせてキッチンを見ると、すっかり着替えた柿崎がキャンパス地のエプロンを身につけ料理をしている。訝しげに眉を潜めた。
「・・・なにやってんの?」
「頑張ってくれてるからな。夜食だ」
カットソーの袖を捲り、鼻歌まじりに野菜を刻んでいる。
その気配に引き寄せられるようにカウンターを覗き込むと、大きめの鍋で鶏ガラスープがコポコポと沸いて、野菜の登場を待っていた。
「・・・なに作ってんの?」
「野菜入りの春雨スープ。」
「ラーメンとかじゃないんだ?」
「こんな時間に、そんなもの食ったら肥るぞ?」
時刻は午前二時を回ったところだ。思わずごくりと唾を飲み込んだ。
「・・・・・・」どういう風の吹き回しだろう?と思ったが、あえて口には出さなかった。
いや、旨そうな匂いに涎が垂れそうで、口が開けられないと言った方が正しいだろう。
目を輝かせている本橋に、柿崎は顔を上げると、野菜を刻む手を止めて眉根を寄せた。
「ほら、もうすぐ出来るから、お前もさっさと仕上げちまえよ」
「ラジャ!!」
本橋はぐっと親指を立てると、急いでパソコンに向かった。鶏ガラの誘惑と戦いながら書類を仕上げていく。プリンターの最後の仕事を監督していると、キッチンからお呼びが掛かかる。
「お〜い。できたぞ〜」
「待ってました!!」
プリンターが吐き出した書類を掴むと、ウキウキと席に着いた。
そして、いつの間にか移ってしまった柿崎家の食前の挨拶をすると、野菜がたっぷり入った春雨スープに取りかかる。
つるつるもちもちとした春雨の食感と、シャキシャキの野菜、インスタントを使ったとは思えないほどコクのあるスープは本橋を恍惚とさせた。
「んめぇ~~!!」
「そうだろう!?まだあるぞ?たっぷり食え!」
梢の意識が戻った事が余程嬉しかったのだろう、今夜の柿崎はすこぶる機嫌が良かった。
「これよく作んの?」
「ああ、梢の好物なんだ」
「い〜な〜梢〜」
本橋は心底羨ましそうに溜め息をついた。柿崎はあえて突っ込まず、無言で春雨を啜った。
二人は暫し無言で舌鼓を打つ。
「それで、書類は?」
チンゲンサイを口に放り込み、もぐもぐしながら進行状況を聞いた。本橋の方は、ハムスターのように頬を膨らませながら、書類に向けて顎をしゃくった。
「ん、ああ、そこにある。」
「見てもいいか?」
「ん。」
本橋は春雨を頬張りながら、くぐもった返事を返した。
柿崎は数枚ある書類の一枚をテーブルの上から取り上げ、じっくりと目を通した。
その完璧な出来上がりに、柿崎は満足げに頷いた。
「すごいな本橋!見直したぞ!」
「だろ?俺って実は凄いんだ♪だから、おかわりくれ!」
柿崎は、元気よく差しだされた器を受け取ると、松葉杖を駆使してキッチンに入ると、鍋から豪快によそってカウンターに乗せた。いくら柿崎でも、松葉杖をついてスープたっぷりのどんぶりを運ぶのは難しい。
「ほら、取りに来い!」
「はいは〜い♪」
本橋はご機嫌に器を抱えると、はふはふと旨そうに頬張った。
松葉杖を壁に立てかけて座った男は、本橋が食べる様子をニコニコと眺めている。
『…それにしても、気味が悪いくらい機嫌がいいな…』本橋はスープを啜りながら、どんぶりの影から柿崎の爽やかな笑顔を怪しんだ。が、スープの最後の一雫まで飲み干す頃には、些細な事はどうでも良くなっていた。
「ぷはぁ~!んまかったぁ♪ごちそう様!」
「いい食べっぷりだな♪」
「だって、マジ旨いんだもん!」
本橋は至福の表情でそう言うと、上着を掴んでベランダに食後の一服をするために出て行った。タバコの値上がりでも、彼のヘビースモーカーを禁めることは出来なかったようだ。
本橋のカバンからは、JPSのカートンが二本も覗いている。
柿崎は手早く片付けを済ませると、エプロンを外して壁にかけ、愛用のカップにコーヒーを注いで席に戻った。
コーヒーを一口啜ってカップをテーブルに置き、両肘を付いて指を組むと、静かに窓の向こうで背を向ける本橋が戻るのを待った。
やがて、煙を吐いて火を消すした本橋が、鼻の頭を赤くして戻ってきた。
「う〜〜寒いね〜!ビールより熱燗って気分だね。」
「・・・・・本橋クン。」
「ん?」
ご機嫌に缶ビールを傾けていた本橋は、缶の先でニヤリと笑む柿崎にぎくりと肩を竦めた。
向かいに座る男は、獲物を逃さないハンターの目をしていた。自然に身構えてしまうのは、本能だろう。
「キミに【ぜひ】手伝ってもらいたいことがあるんだ。」
「・・・・・なに・・・すんの?・・俺・・・」
本橋はジリジリと逃げの体勢を取りつつ、やっとの思いで言葉を返した。
「なぁに、そんな面倒なことじゃない。ちょっと掃除を手伝ってもらいたいだけだ」
「佐々木以外にも誰かいるの?」
本橋の意外な言葉に、柿崎は一瞬きょとんとしたが、やがてぷっと吹き出した。
「ああ、ちがうちがう!本当に掃除を手伝ってもらいたいんだ」
「へ?なんで?」
「梢の意識も戻った事だし、彼女が落ち着いて静養できる環境を整えておきたいんだ。」
「・・・それで?」
本橋はビールを一口飲んだ。妙に苦く感じるのは、気のせいか?
「俺はほら、怪我人だし?本橋クンに手伝ってもらえると助かるんだよねぇ♪」
「・・・・え〜」
ビールをさも苦そうに飲み下した本橋は、その表情で否と訴えてみた。
しかし、戦闘モードに入った柿崎は、まったく怯む様子がない。それどころか、ますます笑みが深くなった。
「・・・明日の朝飯は塩シャケとほうれん草のごま和えと、なめこ汁の予定なんだが、手伝ってくれたら出汁巻き卵も付けるぞ?条件としては悪くないだろう?」
ニヤリと笑む。
悪いどころか、条件としては申し分ない!・・・いやいや、そうじゃなくて!
・・・本橋はビールをグビッと一口飲んで、眉間に皺を寄せた。
「・・・まさかと思うけど・・・今から?」
時刻はすでに午前三時四十分だ。満腹にアルコールも手伝って、正直眠いし、面倒臭い。
そんな言葉を発した本橋に、柿崎は「当たり前だろう?」と不思議そうな顔をして宣った。
「あのさぁ柿崎サン。梢の意識が戻ったって言っても、退院はまだ決まってないんだし、何もいま掃除しなくてもいいんじゃないか?もう四時になるんだぞ?」
本橋の当然の意見にも、柿崎は意に介さず「さて」と、軽くテーブルを叩いて立ち上がると松葉杖を持った。
さも痛そうに足を引きずりながら「弁当も作ってやろうと思ってたんだがなぁ…」と大きな独り言を呟くと、本橋の耳がピクリと反応した。目の端でその様子を見ていた柿崎は、さらに畳み掛ける。
「・・・甘い卵焼きも入れようと思ってたんだけどなぁ…そうか、残念だなぁ。」
・・・・弁当・・・・甘い卵焼き・・・・たまごやき・・・・
頭の中で魅惑の単語が木霊する。口の中は唾液が溢れ出し決壊寸前だ。もはや負けを認めるしかない。
「・・・お、お手伝いさせて頂きます・・・」
「そうこなくっちゃ♪」
足を止めて振り返った柿崎は、したり顔でニヤリと笑った。
見え透いた罠に自ら飛び込むなんて・・・本橋は頭を抱えた。
長年、川村の下で働いていて、様々な駆け引きはお手の物だった・・・
あらゆる事態にも、冷静に冷酷に対処し、着実に仕事をこなしてきた・・・
それなのに!
たかだか企業の営業マン風情に、こうも自分が翻弄されるなんて信じられない!
過去には料理上手な女だっていたはずなのに・・・なんで男の手料理で胃袋を掴まれてるんだ俺っ!!
本橋は己の不甲斐なさに、深い深い溜め息をついた。
「おい!本橋、早く手伝え!」
「・・・・・はいはい。」
部屋の奥から催促され、本橋はようやく重い腰を上げた。
「まずは、寝室からだ」
「え〜!」
「え〜じゃない!ほらっ!さっさとそっち持つ!」
「・・・へいへい」
柿崎は両脇に松葉杖を挟み、テキパキとダブル仕様の羽毛布団を掴むと、ファスナーを開きぐいぐいとカバーを外し始めた。本橋は、端々を結ばれている紐を解きながら、ボリュームのある布団を二人掛かりで剥がしていく。
柿崎がクローゼット内の引き出しから替えのカバーを取り出すと、再び二人掛かりでカバーをかけた。
次いでベッドシーツを交換し、枕カバーまで手際よく交換していく。
『ったく、何が悲しくて、元カノが今カレと寝るベッド整えなきゃならないんだよ…』
ブツブツと愚痴りながら、枕をぽんぽん叩いて中の羽毛に空気を含ませると、本橋の口からは虚しいため息が漏れた。
柿崎は、次はこっちだと寝室の向かいにあるドアを開けた。
そこは四畳半ほどのが部屋があった。使っていなかったその場所には、梢の部屋から引き上げてきた荷物が置いてあった。火災で水を被って使い物にならなくなった家具類は、仕方なく業者に頼んで処分してもらい、なんとか被害を免れた品々が一つの段ボールに入れられて置いてあったのだ。
「この際、コイツも片付けちまいたいんだ」
「あのさ、柿崎サン・・・もう四時半なんだけど・・・」
本橋は眠そうにカルティエを覗き込む。
自分の時計を覗き込み「そうだな。」と言った他は、特に気にする風もなく、床に座り込んだ。
本橋は眠そうに目を瞬かせ「あのさ」と呟いた。
「これ、梢の荷物だろ?なら、彼女が自分で整理したいんじゃないか?」
正論である。柿崎は手を止めて本橋を振り返ると、眼鏡を外して眠そうに目を擦る本橋を見上げた。
「・・・そうかな?」
「・・・うん」
真顔で小首を傾る柿崎は、大型犬のようだと思った。
少し考え込んで、「お前の言う通りだな。」と、松葉杖を取り上げて立ち上がった。
『・・・やっと寝れる・・・』本橋がほっと胸を撫で下ろした。
しかし、柿崎は部屋を出るどころか、隅に置かれていた箱を手に取ると、徐に開けて何やら引っ張りだした。
今度はなんだ?と、本橋はうんざり顔であくびをした。出てきた物は、まるでビニールプールのような代物だった。柿崎の前にしゃがみ込み覗き込んだ。
「・・・何それ?」
「エアマットレスだ。昔、テレビの通販で買ってみたんだが、結局使わなかったんだ。」
そう言って、エアコンプレッサーを使って膨らまし始めた。
本橋は目をしょぼしょぼさせてその様子を見ていたが、とりあえず、湧いてきた疑問を投げてみる。
「・・・・それ、梢が使うの?」
「まさか。これはお前のだよ。」
緩い球は、意外なほど強く打ち返された。・・・俺が使う?
「へ?・・・・なんで俺?」
「いつまでもリビングのソファで寝起きされるのも嫌なんでな。」
柿崎は作業を続けながらそう言った。
本橋の思考回路は、もはや完全に休眠状態だ。
そのため、結論を先送りにし、「あ、そう。」と曖昧な返事を返すに留まった。
程なくベッドが完成すると、半分目を閉じてる本橋に手伝わせて寝床を整えると、ソファの荷物共々四畳半に引っ越した。
「とりあえず、今日からここで寝ろ。」
「・・・うん。おやすみ・・・」
空が白み始めた頃、眠さに耐えきれなくなった本橋は、やや硬めのマットに倒れ込み、そのまま眠りについた。
「ったく、だらしのないヤツだ」
柿崎は呆れたように溜め息をつくと、毛布と布団をそれぞれ掛けてやり、明かりを消して部屋を出て行った。
しかし、やっとありついた安眠は、朝ご飯を告げる柿崎によって、わずか一時間半で破られる事になるのだった。
梢が目覚めて有頂天な柿崎氏。
疲れ知らずのモンスターとなっております(笑)