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嫁ですがなにか?!  作者: 暁
19/40

勇者に見えた日。

季節は秋だとこよみが言う。

しかし、ヒートアイランドな大都会には関係ない。そう思えるほど、最高気温が毎日更新されていた。

皆がみんな、暑さに憂う中で、時おり降る雨が恵みの雨に思えた。



局地的な豪雨でなければ尚いいのだが・・・



都会に比べれば東北はやはり涼しい部類に入る。まして川沿いだったため、吹き抜ける風は心地よかった。

様々な事があった場所を思い出して、柿崎はふっと溜め息をついて憎らしいほど晴れた空を見上げた。



本日も37度を越えるだろう。

人類が干涸びるのが先か、それとも秋が来るのが早いか・・・。


柿崎は脱いだ上着を持って地下鉄へ急いだ。今日も大事な商談があるのだ、バテてる場合ではない。

階段を駆け下り、電車に乗り込んだ。



この頃、仕事が忙しくせっかく付き合い始めた梢と殆ど会えていない。つまり、宮城から帰った夜のキスが二人で過ごした最後なのだ。あれからもう二週間。オフィスでは顔を見る事しか出来ないため、余計に梢が恋しかった。おまけに、周囲から詮索されたくないという梢に、必要以上に接触してくれるなときつく言われていた。


柿崎にしてみれば、社内でイチャつくわけにもいかないので構わないのだが、梢の態度が付き合う以前よりも素っ気ないのが少々不満だった。



社内規則には、原則として社内恋愛は禁止とある。だが、些細な事は黙認されている。

それは「恋をかてに仕事が頑張れるならいいんじゃない?」という、会長の意見が反映されてのものらしい。

しかし、その恋愛が悪い方へ影響を及ぼしたり、まして不倫関係ふりんかんけいなどは言語道断ごんごどうだんである。

それらが判明した場合、男女の区別なしに地方へ飛ばされる。最悪の場合、クビもあり得るのだ。



入社五年目の梢は、恋愛沙汰で飛ばされたくはない。自身を律するようにこれまで以上に仕事に打ち込んだ。柿崎はというと、楽観主義なのもあって恋を糧にますます仕事に磨きがかかったようだ。


どちらも仕事に身が入っているので、社内規則的には何の問題もない。




社内の誰もが、この対照的な二人が恋人同士だなどと想像もしていなかった。

それは、梢にとってはいい事だったが、柿崎にしてみれば高橋の脅威きょういが依然続いているのに変わりはない。

柿崎は、二人が付き合ってるという事実を、早く公表したかった。さっさと夫婦の名乗りをしたいのだが、梢が嫌がるので柿崎の気苦労も増すのだった。


高橋というと、社外に恋人がいるのに、女にだらしがない。それは、新入社員でありながら社内では知らないものがいないほどだ。


そんな男が梢を狙っているという噂は、恋人である彼に取ってかなり腹立たしい。


残業もこれまで以上にこなす梢に、いつその牙を剥くかわからない。

柿崎はあまり遅くならないようにすることと、何かあったら直ぐに連絡するようにと、毎夜、電話で言いおく事しかできなかった。耳元で声が聞ける電話はそれなりに嬉しいひと時ではあるが、やはり顔が見えないのは寂しい。彼に取ってこの二週間はひたすら忍耐の期間となった。




ゆっくり顔を見ながら話をしたかった。仕事が終わったら、久しぶりに梢と食事をしよう。そう思うと、俄然やる気がでた。さっさと仕事を片付けて、ホテルのレストランとかで…


梢が残業を引き受けていなければいいなぁ。

いや、あいつのことだ、絶対に引き受けているだろうな・・・と、ドアに寄りかかり灼熱の景色を眺めながら、柿崎は深く溜め息をついた。


「・・・柿崎先輩?どうかしましたか?」


新人社員の高山は、座席側についている手すりに掴まり、両足を踏ん張って溜め息をついた柿崎を不思議そうに見ていた。柿崎は表情を引き締めると、厳しい表情で目の前の青年に目をやった。


「・・・いや、なんでもない。それよりお前、先方に失礼の無いようにしろよ」

「は、はい!」


営業業務えいぎょうぎょうむに不慣れな高山は、背筋をピンと伸ばして顔を強張らせた。

その表情に、厳しい目付きだった柿崎も、思わずその目元を緩めた。


電車はさらに乗客を増やし、彼らを運んで疾走する。










「梢ちゃ~ん♪今日も残業?」

「・・・高橋くん、まだいたの?仕事する気がないならもう帰ったら?」

「あれ〜?なんで名前で呼んでくんないの?」

「・・・・・・・・・・」


残業の為に居残った梢は、ファイルから顔を上げて暢気な若者を一瞥した。

時刻は七時を過ぎたところだ。いつもは定時きっかりにいなくなる高橋が珍しい事だ。が、梢はさして気にする事も無く仕事を続ける。忙しなくキーを叩く指をにやにやと見下ろしていた高橋は、徐に梢の手を取り上げた。


梢は苛立たし気に高橋を見上げた。


「・・・仕事の邪魔しないでくれる?」

「ねえ、俺と飲みに行こうよ?」

「・・・私の話、聞いてる?私仕事してるの。手を離してくれない?」

「いい店知ってるんだぁ♪ねえ行こうよ?」


梢は、人の話を全く聞かない高橋にイライラしながら手を引く。しかし、代わりに強く握られ指先に痛みが走った。本能的に恐怖が襲ってくる。体ごと身を引くと高橋がぐっと顔を近づけてきた。


「ねぇ梢ちゃん、こんなにお願いしてるんだもん、一回くらいデートしてよ?」


いつお願いした?!そう口に出そうとしたが、思わぬ恐怖に声が一瞬詰まった。

高橋は不適な笑みを浮かべている。梢は必死に虚勢を張った。


「嫌です!どうして私が高橋くんとデートしないといけないんですか!?」


前もこんな会話をしたような・・・。自分の周りには強引な男しかいないのか?梢は眉間に皺を寄せて男を睨んだ。高橋のにやけた表情が、一変して真顔になった。


「・・・・・今日が期限なんだよ」

「・・・期限?」


高橋の声音ががらりと変わり、低く脅すような声になった。梢は手首を掴まれたまま距離を取った。

柿崎を呼ぼうにも携帯がポーチに入っていて、片手を掴まれたままでは取り出す事も出来ない・・・梢は焦った。


「な、なんの期限なの?とにかく手を離してっ!!」

「騒がないでくれる?まだ他のオフィスには人が残ってるんだから」

「私は困らないわ!離しなさい!!」

「・・・可愛くねー女。」

「ーーーーやっ!!」


高橋は吐き捨てるようにそう言うと、手首を引っ張って梢を立たせ体に腕を回した。

完全に動きを封じられ、梢はどうしていいのか分からず、とにかく必死に抗った。


「離して!なんなのよ!!」

「梢ちゃん、うるさいよ。ちょっと黙ってな。」


梢の顎を持ち上げ脅すように睨みつけたと思うと、性急に唇を塞がれた。

男の舌が強引に歯列を割って入り込んでくる。口内をうごめくく異物が気持ちが悪く、顔を背けようとするが、顎を掴まれていてそれも叶わない。必死になってスーツの胸元を叩くが、腕は一向に緩む気配はなく、梢の体がデスクにぶつかった拍子にファイルが床に散らばった。




「・・・・何やってる?!」

「ーーーー!!」


背後から耳に馴染んだ声がした。高橋が振り返ると、戸口を塞ぐように大柄な男がこちらを睨んで立っていた。


「・・・か、柿崎さん・・・」


梢は安堵の息を吐くと、高橋を押し退けようと腕に力を込めた。が、腕は緩む事なく背中に回されたまま、高橋は逢瀬おうせを見つかったような顔をして、梢をその体で隠した。


「柿崎さん、わすれものですかぁ?」

「・・・何をしているのかと聞いてるんだ。」


柿崎の声は、怒りを堪えて低く抑えられていた。本当なら殴り飛ばすところだが、社内で暴力は憚られる。

拳をぐっと握りしめ高橋を睨む事でどうにか堪えていた。


「やだなぁ、柿崎さん気を利かせてくださいよぉ」

「・・・なに?」

「だから・・・僕らはこういう関係なんです」

「~~~~~~~っ!!」


なんですとー?!梢は声を上げようとしたが、柿崎から見えないように胸に抱かれ、手で口を塞がれていた。


それは事情を知らなければ、恥じらって顔を隠しているように見えただろう。

しかし、柿崎には当然そんな風には見えない。そもそも、梢は社内でイチャつくようなそんなタイプではない。


「ほぉ・・・深山、そうなのか?」

「~~~~~~~っ!!!」

「そんな怖い顔で迫ったら、梢が怯えるじゃないですか」

「・・・・梢だと?・・・馴れ馴れしく俺の女に触るんじゃねぇよ。」



とうとう我慢の限界に来た柿崎は、大股で二人に近付くと高橋の肩を掴んで力任せに引いた。すると、口を塞がれた梢が涙目で柿崎を見上げていた。視線だけで梢を安心させると、梢を拘束している腕を掴んだ。


「・・・お前・・・女の口を塞いでおいて、何が付き合ってますだ。気を利かせろ?ふざけた男だな。」

「ーーーくっ」


拘束から逃れた梢は、柿崎の胸に飛び込んだ。力強く抱き締められようやく安堵の息を吐いた。

高橋は諦められないように食い下がってきた。


「俺は梢とキスしたんだ!だから、もう俺の女なんだ!」

「キス?俺は梢と寝たぞ?な、梢?」

「ーーなっ!」

「なっ!!何言ってるんですかぁ!!あれは・・・」

「なに照れてんだよ。」


梢は真っ赤になって反論しようとするが、別に真実を語らなくてもいいだろうと思い直し、むくれた顔でそっぽを向いた。『添い寝も寝た事になるのかしら?』と、梢は密かに悩んだ。



「高橋。お前同期の連中と何を賭けたんだ?」

「!!」

「深山を落とすか落とせないかで賭けてたんだろう?」


高橋は明らかに動揺をみせた。女子の言っていた噂は本当だったのだ。

柿崎は忌々しそうに眉間に皺を寄せる。


殴り飛ばせたらどれだけスッとするだろう。と、拳を握りしめた。



梢はその時初めて、自分が賭けの対象にされていた事を知った。ショックというより、女を何だと思っているんだという腹立ちの方が上回る。


「・・・で、何を賭けたんだ?」

「・・・・・」


高橋は憮然ぶぜんとした表情で柿崎を睨んでいる。しかし、柿崎に敵わないと思ったのか、俯いて傍らの椅子に腰掛けた。先輩が立っているにも関わらず腰を下ろす辺り、やはり彼には営業の仕事は向いていないようだ。




「俺、同期の連中に借金があって・・・買ったばっかりのipadとノートパソコンを取られそうになって、賭けたんだ。今日中に彼女とキスまで行けば、取られずに済む・・・筈だった。」

「・・・くだらない。」


柿崎はそう言い捨てると、梢を背に庇い高橋の胸ぐらを掴んで立ち上がらせた。


「真面目に仕事しろっ!仕事を何だと思ってるんだ!」

「・・・柿崎さん」


高橋は疲れたように項垂れると、すみませんでした・・・そう呟いてオフィスを出て行った。

梢は柿崎の背後から顔を出すと、床に散らばったファイルを拾い集めた。



「・・・はぁ。」

「深山、大丈夫か?」

「あ・・・はい、ありがとうございました・・・」


梢はどっと疲れが増した気がして、思わず溜め息を吐いた。なんとか気力を振り絞りファイルを捲って途中だった仕事に取りかかる。柿崎は無言でファイルの大半を取り上げ、自分のデスクで作業を手伝った。



静かなオフィスに、二人が立てるキーの音がリズムよく響いた。


「梢、こっち終わったぞ。送っていいか?」

「あ、私も終わりました。データを送って下さい」


そう言って、受け取ったデータと共に処理をすると、パソコンの電源を落とした。

広げたファイルを片付けると、椅子の背を使って伸びをする柿崎に向き直った。


「ありがとうございました、お陰で早く帰れます」

「梢、飯食って帰ろう。着替えてこい」

「あ、はい・・・」


会社では名字で呼んでほしいと思ったが、とりあえず素直に頷くと更衣室へ向かった。







更衣室はオフィスから出てフロアの一番奥にある。

少し暗い廊下を歩いていると、いきなり腕を掴まれた。


「ーーーきゃっ!」


突然、強い力で腕を掴まれた梢は、それが何かを確認する事も出来ないまま、暗い部屋へ押し込まれた。

電気が付いていない真っ暗な会議室に突き飛ばされ、梢は床へ倒れ込んだ。


すかさず伸し掛かられ、両腕を拘束された。


「ーーだ、誰?!」


誰何すいかするが、返事は無い。暗闇で顔は分からないが、その感覚はまだ新しい。


「た・・・高橋くん?!」

「よくわかったね。やっぱ俺に気があるんだろう?」

「ないわっ!」


即答し、じたばたと暴れるが、伸し掛かられた体は重くビクともしなかった。

携帯は転んだ拍子に会議室の真ん中まで飛んでいる。



「なんのつもり?」

「梢ちゃん、ホントに柿崎さんの彼女なの?」


唇が触れそうなほどの近さで問われ、梢は無性に腹が立った。


「わ、私は柿崎さんの嫁です!妻です!!わかったら離して下さい!!」

「ーーーーはぁ?!」


なにそれ?と、高橋は笑った。


「梢ちゃん、その冗談笑えないよ?」

「じょ、冗談なんかじゃーーーーっ!!」


言葉を奪うように唇を塞ぎ、舌を絡めてきた。梢は両手を拘束されいるため、足をばたつかせて抗った。


「ーーーーっつ!!」


高橋は鋭い痛みを舌に感じ顔を離すと、その目は苛立ちにつり上がっていた。

涙目で睨む梢の頬を軽くはたいた。


「ーーーきゃっ!」

「大人しくしろっつってんだろ!」

「やめてよ!」

「うるせえっつてんだろ!今日中にあんたを抱けば、借金した金が戻るんだ!大人しくしてろ!」


勝手な事を!と梢は歯を食いしばって暴れた。だが、体格でも腕力でも男に敵う筈も無い。非力な女はひたすらもがくしか術が無かった。


高橋は彼女の抵抗をものともせず両手を片手で拘束し、もう片方の手で梢のブラウスに手をかけた。ボタンが一つ飛び暗い会議室のどこかに転がっていった。


こんなヤツにーーー!!梢は込み上げる涙を必死に堪えた。首筋に唇が触れた。


「やぁっ!」



「・・・今度は婦女暴行ふじょぼうこうか?高橋よぉ。」


背後で声がしたと思ったら室内が明るくなった。眩しさで目が眩み、目を眇めたまま声がした方を振り返ると、戸口に柿崎が仁王立ちになって睨んでいた。


女に伸し掛かっている男の襟首を掴むと、力任せに引きはがして廊下へ放り投げる。

後に残された梢は、ブラウスの胸元を抑え涙目で柿崎を見上げた。


酷くショックを受けているだろうが、まずは高橋をここから連れ出すのが先だろうと、梢に笑顔を向けた。

その笑顔をみて、梢は少しだけホッとした。



「梢、今のうちに着替えて来い。俺は高橋クンと、彼の今後について話し合ってくるよ」

「・・・・はぁ」


笑顔な柿崎と対照的に、真っ青な顔で引きずられて行く高橋を、梢は複雑な気持ちで見送った。




本当に危なかった・・・もし、柿崎が現れなかったらと思うとゾッとした。

カバンに防犯ベルが付いているが、身につけておいた方がいいかもしれない。と、梢は思った。

よもや、社内で防犯ベルが必要になるとは世も末だ。


携帯を拾い上げ、ボタンを探したが見つからなかったので諦めた。

会議室の中をざっと見渡してから電気を消すと、更衣室へと向かった。



手首に掴まれた痣が残っている・・・その時の衝撃を思い出すと、体が震えてなかなか収まらなかった。







梢が着替えを済ませて階下に下りると、高橋の姿は既になく、柿崎がロビーの椅子に座って缶コーヒーを飲んでいた。梢に気付くと立ち上がり、女子社員を色めき立たせる彼独特の笑顔を浮かべた。


「・・・お待たせしました」

「じゃ、飯に行こう。」

「助けてもらったお礼に、ごちそうします。」

「破産するぞ?」


貸し借りなしな雰囲気を纏う梢に、柿崎は呆れたように苦笑いを浮かべた。

寄り添って歩きながら、柿崎は梢の前髪に話しかけた。


「・・・なあ・・・今夜・・・梢の家に泊まってもいいか?」

「・・・・・・・駄目です」


耳まで真っ赤になってる梢は、小声で言うと柿崎の手を握った。彼も、それが当然であるように、握り返した。まだ少し震えている手を握り、柿崎はいつも通りの口調で話しかける。


「えー!なぁんでぇ?いーじゃん!?一緒に寝よー!」

「駄目ったら駄目ですーー!!」

「よし!じゃあ梢を酔わせて俺の家に連れ込もう!」

「もう!せっかく柿崎さんが勇者に見えたのに、ただのスケベオヤジじゃないですか!!」

「俺はまだオヤジじゃないぞ!!」

「いーえ!柿崎さんは、間違いなくスケベオヤジです!」

「ひで〜な〜!」



他愛も無い会話は延々と続き、梢はいつの間にか震えが止まっている事に気がついた。

彼のこんなさりげない優しさが好きなんだと、梢はふとそう思った。




夜になっても都会の空気は暑く湿っている。鬱陶しい筈の熱帯夜も、こうして歩く今は、なんだか心地よく感じた。




 

 

 

高橋クン・・・どうなったんでしょうね・・・

(すみません、誤字がありました・・・)

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