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第六話 見えない敵
第六話 見えない敵
二十年後。
王国の人口は三百万人に迫った。
税率は下がり、
治安は向上し、
飢餓も減った。
だが王はある報告を受ける。
「外国資本が大量に流入しています。」
前世の大石はすぐに理解した。
これは土地買収の前兆である。
外国商人たちは安く土地を買い集めていた。
百年後には王国の土地の一部が外国勢力の支配下になる。
王は即座に法律を制定した。
「農地は国民以外に売却できない。」
貴族たちは怒った。
「自由な商売を妨げています。」
王は冷静だった。
「自由は大事だ。」
「だが国を失う自由は認めない。」




