マス目に書いてあった?・・・
窓辺には松ぼっくりのミニツリー。玄関にはリース。
そして今日はトウヒに飾り付け!
段々とクリスマスっぽくなってきた。 気がする。
カラフルに塗られた松ぼっくりのオーナメント。
団栗で作られたサンタクロースにトナカイ。なぜか羊に馬もいるけれども。
まぁ海沿いの町のツリーは魚のオーナメントもあったとか言うし?
まぁ気にしないでおこう・・・と飾り付けてたのだけど。
『 わぁ何これ 』
『 何これ うわぁ 』
『 これは松ぼっくり? 』
『 こっちは団栗 』
賑やかに表れた雪の妖精(見習い)達。
クリスマスの説枚をまたするよね?
『 僕もやりたい! 』
『 作ってみたい! 』
『 吾も欲しい 』
ん? 冬の精霊さん・・・欲しいとか言っちゃうの?
じゃぁ手頃な木と松ぼっくりと団栗を・・・
『 これでいかがか? 』
すでにあったよ、持って来てたよ。
で、出来上がったのは30㎝くらいの小振りなツリー。
その大きさなら持ち運べ・・・るのかな?
『 大事ない 』
そっか、ディーヴァ達みたいにマジックボックス的なのがあるのかな。
ちょうどトウヒの飾り付けも終わったし、おやつタイムにしよう。
今日のおやつはドーナツ! 昔ながらのちょっと硬めの素朴なドーナツ。
子供の頃 母が作ってくれたドーナツが無性に食べたくなったのよね。
沢山作っといてよかったよ。雪の妖精達が来るとは思ってなかったからね。
『 美味しいー! 』
『 これ好きー! 』
『 持って帰りたーい! 』
ビュオォォォォォ
・・・・ ふぇっくしゅっ
うん、嬉しいのは解ったからね?・・・ 落ち着いてくれるかな?
『『『 あ・・・ 』』』
キンッ キンッ コンッ
拳骨落ちた音だね、でも先にこの雪除けてもらってもいいかな? さむっ
『 すまぬな 』
『『『 ごめんなさい 』』』
うん、あれだね。 次からおやつは私がカマクラに入ってからで・・・
この日の夜の双六は・・・冬の精霊も参加した。窓の外に腰掛けて。
ちょいちょいと指を動かして魔法で賽子を振っている。
『 なかなかに愉快な物よの 』
そう、順調に勝っているからご機嫌が麗しい。
え?私?・・・ 毎度お馴染み最下位ですけど何か?
なんでだろう? おかしいな? こんなに弱かったっけ?
あーうん、弱かったわ。運ナシ子だった気がする。
ぽいっ ぽぽいっ
へ? 翁? 何突然脱ぎ始めたの?
え?止まったマス目に裸踊りをすると書いてあった?
えぇぇぇ・・・
ボードをみれば・・・本当だ書いてある。
なんで裸踊りなんてマスがあるのよ!
ちょっと翁風邪ひくから服着て!!
え? ディーヴァも止まったの?うそでしょ。
は? クレハとルシェも? 冬の精霊さんも?!
いやいやいや 脱がなくていいから! 踊らなくていいから!
翁それ違う! ドジョウ掬いだから! てなんでドジョウ掬いなんて知ってるの!
いやいやいや 皆マネしなくていいから!!
ちょっと誰か止めてぇぇぇぇぇぇ。
こうして賑やかに過ごした次の日
冬の精霊さんと私以外風邪で寝込むのであった。 ちーん
読んで下さりありがとうございます。