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プロローグ
宇宙のように際限なく続く暗闇の中
そこには僕とゆったりとした服を着ている女の人だけが存在している。
彼女から最初に向けられた値踏みするような視線はもう無く、僕への興味はもう微塵も感じられない。
拝啓
貴方たち2人の息子は今日から異世界に
行かねばなりません。
こんな私を17年間見守ってくださり
ありがとうございました。
もし、もう一度会えたなら自分の口から
「ありがとう」を言わせてください。
そこで僕の意識はぷっつりと途切れることとなる。
宇宙のように際限なく続く暗闇の中
そこには僕とゆったりとした服を着ている女の人だけが存在している。
彼女から最初に向けられた値踏みするような視線はもう無く、僕への興味はもう微塵も感じられない。
拝啓
貴方たち2人の息子は今日から異世界に
行かねばなりません。
こんな私を17年間見守ってくださり
ありがとうございました。
もし、もう一度会えたなら自分の口から
「ありがとう」を言わせてください。
そこで僕の意識はぷっつりと途切れることとなる。
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