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妃が毒を盛っている。  作者: 井上佳
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番外編5(エルメンヒルデたちとバルトロメウス)




バルトロメウスとエルメンヒルデ



~妖精探しデンシュルク編~




バルトロメウス「よく来たな。」



エルメンヒルデ「バルトロメウス様?」



バルト「ああ。…」



エル「……??」



バルト「ん? どうした、不思議そうな顔をして。」



エル「いえ、あの……なぜここにいらっしゃるのかなーと思いまして。」



バルト「我が国内だ。居てもおかしくないだろう。」



エル「それは、そうですが……。」



バルト「ああなに、大したことではない。其方が入国したら連絡が来ることになっているのだ。」



ヴィリ「えっ、ストーカー?」


グレータ「ヴィリ。」



エル「そうでしたのね。驚きましたわ。」



バルト「今回はどこへ?」



エル「フォリ湖というところで飛んでいる光を見たという噂を聞きましたの。」



バルト「フォリ湖か。ずいぶんと山奥だな。案内しよう。」



ヴィリ「するのかよ。」


グレータ「ヴィリ。」



エル「バルト様、湖を周ったあとディジョンの町でワインを仕入れたいのです。」



バルト「ほう。ディジョンのワインか、いいな。」



エル「ぜひご一緒に。」



バルト「ああ、其方となら喜んで行こう。」



エル「ありがとうございます。王子がいらっしゃるとなれば、何かと融通が効きますからね。」



バルト「あ、ああ。美しい女性にいいように使われるのは、男冥利に尽きるな。」



ヴィリ「え、マジで言ってんのあの王子。」


グレータ「ヴィリ。」




その後、妖精には会えなかったが、大量のワインを両国の友好の証としてエルメンヒルデに贈るバルトロメウスが見れたとか。




ヴィリ「お嬢すげーな。」


グレータ「さすがです。」










(なにかとエルメンヒルデに金を使う隣国の王子様。ワインのほかにも土産だなんだと渡してそう。)





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