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序章2

今日はいつもより目を覚めるのが早かった

理由を言えば今日からチェーン・クロス・オンラインの正式サービス開始だからなのだ

今日は家には僕1人になるのだ、課題の方は昨日のうちに終わらせてあるから、今日は存分に遊ぶことが可能だ


「あと、10分になるのか、奏ちゃんに電話をかけようかな」

そう思い、スマホでかけようとした時にちょうど電話がきた


「もしもし、奏ちゃん」

電話の相手は奏ちゃんからだった

「やっぱり、考えてたことは一緒だったね」

「そうみたいだね、ゲーム中に入ったらすぐにフィールドに行く?」


「うーん、アイテムの方をちょっと買ってからの方がいいと思うよ私は?」

「了解、そしたらそうするよあとは、姫ちゃんとも合流しないといけないだろうからさ」

「そうだね、白くん一緒に楽しもうね」

電話からでも奏ちゃんがニコニコ笑ってるのが浮かぶ

「あ、でも姫ちゃんは暁月くんと一緒にプレイするかも?」

「暁月、人気者だもんね、それに姫ちゃんとはすごい仲良いって噂も出てるぐらいだから」

「そうだね、あ、そろそろ時間になるみたいだね」

時計を見たら9時まであと、2分になってた

「そしたら電話切るね、またゲームの中で」

スマホを机の上に置いておいてVRヘッドを被ってベッドに横になる

スイッチを手探りで探してそれを押したあと、言葉を言う

「チェーン・クロス起動!」

体全身が軽くなり徐々にゲームの方に意識が移っていく


キャラの容姿の設定は事前に準備しておいたのを使う



次に目を開いた時は目の前には大きな城が見えている、ここがチェーン・クロス・オンラインの世界になる

「戻ってきたよ、さてとメロディーちゃんはどこにいるのかな?」

キャラの容姿は多分いじってないと信じたいものなのだが


「ホワイトくん、お待たせー」

そう言いながら来たのは水色の髪で腰のとこまである女の子が来たのだ

「メロディーちゃん、キャラの容姿少し変えたの?」

「うん、ショートよりロングの方がいいかなって思ってね」

ニコニコと笑いながら話している、リアルと全く変わらないものだ

「それじゃ、アイテムの方を見に行こっか」

「そうだね」


さすが、ゲームのスタート地点であるだけプレイヤーの人数もかなり多い


中央の広場から歩いて10分程でアイテムの売ってるとこにたどり着いた

「うーん、やっぱり最初のところだからアイテムの品揃えが少ないね」

「そうみたいだね、とりあえずポーションは買ってかないとあとから大変だから」

現在の所持金が1500コルでポーションが1個150コルになるので5個買ったあとフィールドの方に向かった


目の前は湖や草原が広がるフィールドになる


「確か、初期モンスターってイノシシ型のモンスターとスライムだったよね?」

「うん、初心者でも簡単に戦えるモンスターだね」

剣を出して近くにいるイノシシのモンスターに近づく

「さてと、それじゃ始めるよ!」

剣に意識を集中させる、そうすると剣が青く光り出す


これはゲームのシステムで各武器には強力な技を出せるスカイスキルが設定されている


スカイスキルはしっかりモンスターに当たり一撃で倒せた

「さすが、ホワイトくんだね」

「うんうん、まだ感覚がちょっと戻ってないかな」


「経験値は25貰えたみたいだけど、まだレベルアップまではいかないね」

「25貰えるだけでいいと思うよ最初のフィールドだから、この先を進めばもう少し経験値は貰えるんだから」


この後10体以上モンスターを倒してレベルは3に上がった

「とりあえず、3Lvあれば次のとこに行くまではなんとかなるね」

「ホント、ホワイトくんゲームの攻略すごいよね、前にも他のゲームの大会で優勝してたじゃん」

「あれは、少人数の大会でたまたま勝っただけだから」


「それでも、私の彼氏が優勝経験あるのは自慢です」

「いや、部活の大会で優勝したって事の方が自慢できると思うのだけどね、メロディーちゃん」


時間を見たら13時になっていた

「1回落ちてお昼食べてからまたダイブしない?」

「確かにそうだね、私も1回落ちようかなって思ってたから」

そう言いメロディーちゃんはメニューウィンドウを開いた

僕もメニューウィンドウを開いてアイテムの確認をしてから落ちるとしようと思ってた時

「ホワイトくん、こんなことってあり得ると思う?」

「メロディーちゃんどうしたの?」

メロディーちゃんは自分のメニューウィンドウを僕の方に見せてきた

「ログアウトボタンがどこにもない」

「ログアウトボタンがない!?」

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