ナショナル・リーグ首位打者候補編19'
ナショナル・リーグの首位打者予想。
筆頭はもちろんコーディ・ベリンジャー。
今年はすごいですよね。打率.405とホームラン17本、7盗塁。
なかなかお目にかかれない四割打者。いつまでキープすることが出来るかは分かりませんし、今日にも三割台になるかもしれませんが、46試合消化してのこれはスゴい。
このまま三冠王とかになってくれたら面白いですが、後半は研究されまくったり警戒されたりしそうですね、活躍しすぎてます。
数字上は完璧。どーにもならん活躍っぷりですね。故障は心配ですが、これはみんな一緒ですね。
ジョシュ・ベル
26才一塁手パイレーツ
.333の、14本塁打44打点。通算.269、55本塁打。
アベレージヒッターではなくてスラッガーっぽいから打率下がるかもしれませんが、いい成績。
昨年からバレル(ホームランになりやすい打球の角度)に入る確率が大幅に上昇。パワーを活かせるようになったのか、平均の打球速度が5.8マイル上昇して、トップクラスに入ってますね。
技量が上がったのでしょうか、肉体が完成したのか、化けてますね。
1、2、4回が好調で、後半の打率が下がります。奪三振能力の高い中継ぎを苦手としていますね。今季は100三振を軽く超えるペース41三振していますよ。
左腕は.265の右腕.362。
なかなか成長過程と言うか、良いとこ悪いとこハッキリしてますね。
ストライクゾーンで勝負しなければならない先発を食い物にしていますが、投球術に頼れる中継ぎは苦手なわけです。
中継ぎや左腕も打てるようになったらスーパースターですね。そこまで化けるかは分かりませんが、化けるかもしれません。
まだシンプルさがある感じです。三振減らせられると良いよーな、でもストライクゾーン振りまくるからこそ投手も投げ込んでくるよーな気がしますから、難しいところ。
シンプルな強さ。ベルはそんな、野生を感じさせます。研究されると弱そうですが、正攻法はどんな相手にも有効ですから、このままシンプルでいて欲しくもあります。
ストライクゾーン来たらフルスイング。三振してもいいから打ちに行く!……いいですねー、シンプルなの好きです。
ベルの良いところ
1.シンプル。先発キラー。
2.ストライクゾーン大得意、メジャートップクラスのパワー。
ベルの気になる点
1.シンプル過ぎる。先発たちが変化球攻めしてくると不味いかも?
2.中継ぎたちに弱さがある……
ベルは成長途中さもありますが、このシンプルなスタイルに合っているよーな気もしますね。
このまま、弱点が消えてきたら、首位打者か打点王、ホームラン王もあると思います。多分、今年がキャリアハイのシーズンかと思いますので、旬な選手って感じはします。
メルキー・カブレラ
34才外野手。
.341の3本塁打。通算.287の140本塁打。
三割は目指せそうですが、年齢的に故障は心配。
1、2、4、5、8、9回が好調、左右の投手どちらとも.341と良い感じですね。疲れが6とか7回に来る感じですか。外野っぽい気もしますね。
まあ、ベテランらしく問題なく機能しています。どうなっても強い。
カブレラの良い点
1.安定した成績。左右の投手に差が無いのは良い感じ。
2.真性のアベレージヒッター。ホームラン狙ってないのが良さげですね。年に十数本しか打たないのがいいです。
カブレラの気になる点
1.ベテランなので夏場にバテそう。
2.山場とチームが好調時に成績も上がるノリが良いタイプなので、パイレーツが不調になるとやる気下がりそう。カブスとブルワーズがいるんですよね。